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IBM Bluemix を選ぶ理由
私たちが直面していた問題で、顧客と一緒に実現しようとしていたソリューションとしては、Bluemix が最
善の選択肢であることが極めて明白になりました。4 日という時間制限がありましたが、Bluemix では作
業を迅速に行うことができるとともに、アナリティクスによって極めて高度な処理をデータに行うことができ ―
このアナリティクスによる高度な処理が要件のなかでも重要な部分でした ―、さまざまなものを迅速に結
びつけて、すべてを 1 つにすることで、コラボレーティブにリモートから作業することができました。まさにすべ
ての要件を満たすことができたのです。私が Bluemix を利用していて、Bluemix 全体に目を通して気
付いた 1 つのことは、私たちが作成したこのアプリでは、Bluemix を少しさわっただけだということです。私
たちが使用したのは、試してみることができる全 60 もの異なるサービスのうち、つまりいじって遊べるおもち
ゃのうち、4 つですが、他のサービスも調べてみると、Bluemix にはたくさんの強力なサービスがあります。
IBM のサービスだけではありません。他の開発者や他のプロバイダーからのサービスを統合することもできま
す。例えば、テキスト・メッセージング、ジオ・フェンシングなど、実に興味深い面白いサービスが山ほどあるの
で、今後、他のプロジェクトで利用するのを楽しみにしています。
Bluemix で開発するのは実に楽しいもので、まだそれほど数多く利用したわけではありませんが、私を驚
かせることがたくさんあります。その一例は、今まで使ったことのないテクノロジーの数々です。今まで使う機
会がなかった多種多様な言語、多種多様なフレームワークもあります。たくさんの新しいサービスが毎日、
毎週のように入れ代わり立ち代わり追加されているので、すべてのサービスを把握するのは容易なことでは
ありませんが、Bluemix の良いところは、これらのサービスが簡潔にパッケージ化されて十分に文書化され
ており、サービスがどのように作られているかを詳細に知る必要がないところです。Bluemix を使用するよう
になる前は、ソース・コードをくまなく読み、GitHub にアクセスして開発者による説明を読んで動作を理解
するなど、新しいテクノロジーを理解するようになるためだけに、かなりの時間を要していました。しかし今や
その時間は、Bluemix によって省かれています。もちろん、詳細を調べようと思えば調べられますが、サービ
スを動作するようにして実行するだけなら、詳細を調べるまでのことはありません。そこが、私が大いに気に
入っている点です。
もう 1 つの点として、私はそれほど優秀ではないデザイナーの端くれですが、さまざまなもののビジュアル・ス
タイルを評価するのが好きで、数多くのアプリのデザインをしており、UI やユーザー・エクスペリエンスはとても
重要な部分です。Bluemix で非常に驚かされたことの 1 つが、馬鹿げているように聞こえるかもしれませ
んが、純粋に見た目が良いことです。とても見事にデザインされていて、魅力的な Web サイトになってい
ます。真の技術的なサービスと、実際に見栄えの良いデザインが組み合わさっているのは、あまり見たことが
ありません。通常、この 2 つは両立しそうにありませんが、Bluemix のデザイン、アイコンは、すべてとても
よくできています。その一方で、コマンドライン・ツールのおかげで、たくさんの非常に強力な機能が隠されて
います。これらの機能は使わなければならないわけではありませんが、実のところ、私は使えるときにはコマン
ドライン・ツールを使うようにしています。
Bluemix には、私に時間を大幅に節約させてくれる仕組みがいくつかありますが、それは退屈な作業に関
して多くの時間を節約できるということです。例えば、サーバーなどを起動する、ストレージがソートされるよ
うにデータベースを操作する、などといった管理者のあらゆる作業や、何か新しいものを作成するときのオー
バーヘッドなどは、すべて簡易化されていたり、取り去られたりしているので、大幅に時間を節約することが
できます。それでも、作業の楽しい部分は残されています。私は開発が好きで、開発の作業を行うのが好
きなので、すべての作業を完全に自動化することで取り除いて欲しくはありません。Bluemix では、まだそ
の楽しい部分である、ロジック、重要なパーツ、アプリを実際に動かす部分などに触ることができます。また、
そうした作業を極めて簡単にしてくれる一連のツールを使用することで、興味深い部分だけに専念すること
ができます。実際のロジック、私が思うにコーディングの醍醐味の部分に専念することができ、作成している
アプリの中で重要ではないけれども、行わなければならない類のすべての周辺作業については、考える必
要がありません。こうした作業については、もう一切気にする必要がないのです。