深浦町新診療所整備基本プラン 答 申 書 平成27年2月27日 新診療所整備基本プラン策定委員会 新診療所整備基本プラン策定委員会 《 新診療所整備基本プラン 目次 》 Ⅰ.全体計画 ........................................................................................................................................ 2 1.新診療所の理念と基本方針 ................................................................................................ 2 2.基本構想 ..................................................................................................................................... 3 Ⅱ.医療機能および部門計画 ....................................................................................................... 5 1.医療機能における基本方針 ................................................................................................ 5 2.部門ごとの機能および人員配置......................................................................................... 7 Ⅲ.医療機器関連計画 ..................................................................................................................... 8 1.基本方針 ..................................................................................................................................... 8 2.医療機器および物品・物流システム.................................................................................. 8 Ⅳ.建設計画 ................................................................................................................................... 10 1.基本方針 ................................................................................................................................ 10 2.敷地および建築概要 ......................................................................................................... 10 Ⅴ.事業計画 ................................................................................................................................... 14 1.事業資金計画 ...................................................................................................................... 14 2.事業収支計画 ...................................................................................................................... 19 3.整備スケジュール ................................................................................................................ 20 Ⅵ.新診療所整備基本プラン策定委員会の議論と主な要点 ........................................ 21 第1回 新診療所整備基本プラン策定委員会 ............................................................... 21 第2回 新診療所整備基本プラン策定委員会 ............................................................... 21 第3回 新診療所整備基本プラン策定委員会 ............................................................... 23 第4回 新診療所整備基本プラン策定委員会 ............................................................... 24 第5回 新診療所整備基本プラン策定委員会 ............................................................... 24 1 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅰ.全体計画 1.新診療所の理念と基本方針 (1)新診療所の理念 「町民から安心・信頼される医療の提供に努め 地域に根ざし愛される診療所を目指す」 (2)新診療所の基本方針 1. 深浦町全域にわたる医療を支えていきます。 2. 外来医療と在宅医療、そして介護・保健・福祉との連携により、 きめ細やかで安心できる体制を構築します。 3. 高齢化にともなう寝たきり予防とともに身体的・精神的かつ社会 的に最も適した生活が送れるリハビリテーション機能を高めて いきます。 4. 地域住民と優しくあたたかい笑顔でふれあい、安心いただける医 療と接遇を目指します。 5. 知識・技術の向上に努め快適に医療を受けられる環境を提供し続 けていきます。 6. 情報提供により納得できる分かりやすい医療を実践していきま す。 7. 地域住民が元気で生きがいをもてるよう健康を守っていきます。 8. 地域住民と共に築く食育と、生活の質の向上を目指します。 9. 患者個人の人権を尊重し、一人ひとりに丁寧な医療と応対をしま す。 10. 町立診療所として経営の安定化に努めます。 2 新診療所整備基本プラン策定委員会 2.基本構想 (1)医療機能および診療科 ① 常勤医師2名体制と非常勤医師1名の確保を行う。 ② 24時間体制の訪問診療と訪問看護、在宅療養支援診療所の機能を充実 させる。 ③ 高機能な医療設備による医療の質の向上と、健診等の充実を図り、地域 住民の健康増進につなげていく。 ④ 寝たきり予防、身体的・精神的かつ社会的に最も適した生活が送れるリハ ビリテーション機能を追加整備し、必要な人材の確保をする。 ⑤ 診療科目は、内科、外科、リハビリテーション科を基本とし、医師との協議 により、対応可能な診療科を設置する。 (2)医療機能整備の方針 ① CT(コンピュータ断層撮影)・X線・画像処理装置、超音波、心電図、内視 鏡システム、生化学検査・全血球検査、電子カルテ・レセプトコンピュータ、 リハビリテーション設備等、最新医療設備の充実と診断の向上をはかる。 (3)地域医療・介護・福祉との連携 ① 鯵ヶ沢病院、つがる総合病院など、広域連合立の病院とは電子カルテを 共有化し、連携を高めていく。また、能代山本組合病院等とは、入退院を 含めて病診連携を深めていく。 ② 新診療所の在宅療養支援診療所および訪問看護に加えて、包括ケアセ ンターを併設していく。包括ケアセンターでは、居宅介護支援、健康増進 相談、介護保険相談窓口を設置し、地域住民が医療から介護まで相談し て安心して生活できる体制を構築していく。 (4)接遇に関する取り組み ① 地域住民との信頼関係を高め、患者から支持される診療所にするために、 優しく思いやりが、より伝わる接遇を目指す。 ② 医療機関においてもサービス業と同様の対応が求められており、患者から 愛されるよう接遇を高めていく。 (5)経営改善の取り組み ① 新診療所開設後に、地域住民や患者のアンケート調査等を実施しながら、 診療機能およびサービスの見直しをおこなっていく。こうした取り組みによ り、地域住民のファンを増やすことで、患者数増加と経営の安定化に努め 3 新診療所整備基本プラン策定委員会 る。 ② 年度ごとの経営および予算計画に基づき、定期的に経営会議を開き診療 方針の見直しを行う。 ③ 医薬品および診療材料、事務用品など、適正在庫管理と経費の削減に努 める。 (6)新診療所の利便性 ① 大戸瀬地区から岩崎地区まで、深浦全域の住民が新診療所を利用しや すくするために、送迎バスを運行させる。 ② 送迎バスの運行台数、運行時間、経路については、深浦全域の住民が等 しく安心感を享受できる態勢を構築する。 ③ 利用者の安全な乗降に資するため、送迎バスに助手を配置する。 4 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅱ.医療機能および部門計画 1.医療機能における基本方針 (1)診療科目および機能 ① 診療科目は、内科、外科、リハビリテーション科を基本とし、医師との協議 により、対応可能な診療科を設置する。 ② 常勤医師に加えて、必要な医療における非常勤医師を確保し、診療機 能・科目について充実を図っていく。 ③ 質の高い医療水準と十分な診療機能を構築するため、2つの診療室、処 置・点滴室、内視鏡室、CT・レントゲン室、リハビリ室等を設置する。 ④ 医療安全管理および感染症対策として、感染予防室を設置する。感染者 を外来受付や一般外来患者から分離し、感染予防室で診療できる体制を 構築する。同様に、医薬品の向精神薬や麻薬の管理、医療廃棄物の隔 離と保管・管理を徹底する。 ⑤ 患者の思いを十分に傾聴し理解すること、生活習慣病における食事や運 動療法に対する相談・指導ができるよう、プライバシーに配慮した相談室 を設置する。 (2)在宅医療の機能強化 ① 在宅療養支援診療所の機能をさらに高めていくため、医師2名体制による 訪問診療、訪問看護を実施していく。 ② 他の保険医療機関、訪問看護ステーションとの連携により、新診療所を中 心として、患家の求めに応じて、24 時間往診が可能な体制を確保し、往 診担当医・看護師の氏名、担当日等を文書で患家に提供する。 ③ 新診療所では、他の保険医療機関との連携により、在宅療養患者の緊急 入院を受け入れる体制を確保する。 ④ 新診療所は、地域住民が戸惑うことなく、医療や介護サービスを受けられ る対応を行い、訪問介護・リハビリ・入浴、通所リハビリ・デイサービスなどと 連携して、安心して生活できる体制を構築する。 (3)患者を中心とした十分なカンファレンスおよび訪問看護の連携 ① 外来医療から在宅医療まで、患者を中心とした健康管理・治療方針を高 めていくために、医師およびスタッフによるカンファレンスを十分に行える 体制を構築する。また、新しい医療に関する研修会を実施することも含め て、会議室および相談室を充実させる。 ② 在宅医療に必要な訪問看護と連携を強化するために、新診療所内に訪 5 新診療所整備基本プラン策定委員会 問看護ステーションを設置する。 (4)健康診断 ① 健診(検診)体制を見直し、健診時の利便性の向上や健診結果に対する フォローアップを積極的に行い、住民の健康維持や疾患の予防・早期発 見に貢献する。 ② 質の高い健診を目指し、わかりやすい結果説明を心がけ、受診者拡大の ための周知を積極的に行う。 ③ 一般診療・身体測定・聴力検査・X 線検査・超音波検査・心電図検査・肺 機能検査・尿検査・便検査・血液検査のほか、胃部のレントゲンや胃カメラ 検査を実施する。 (5)リハビリ機能 ① 高齢化に伴い、健康維持のためにもリハビリテーションの必要性は高まる ことから、 ※ 運動器リハビリテーションⅢを設置または物理療法を設置す る。 ② 将来のリハビリテーションの内容の変化に対応できるよう設計する。 (6)その他(医師住宅および駐車場等) ① 医師の安定確保および地域の在宅医療体制を確立するために、医師住 宅を2棟設置する。 ② 患者用出入口の上部には、自家用車などの乗り降り時に雨雪が当たらな いようひさしを設ける。 ③ 駐車スペースとして、車庫5台、患者用50台、職員駐車場50台を確保す る。 ④ 医薬品については院外処方とし、院外薬局の敷地については、別途計画 する。 ※ 運動器リハビリテーションⅢ (ア) 「運動器リハビリテーション」とは運動器疾患を持つ人々に対して運動療法(ストレッチや筋力強化 など)や物理療法、装具療法などを用い身体機能を可能な限り改善することを目的し、施設基準は Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと分類されている。 (イ) 「運動器リハビリテーションⅢ」の施設基準としては、治療・訓練を十分実施し得る専用の機能訓練 室(少なくとも、45 平方メートル以上とする。)を有していること。専任の常勤医師が1名以上勤務し ていること。専従の常勤理学療法士又は常勤作業療法士がいずれか1名以上勤務していること。 治療・訓練を行うための器具等を具備していること。 6 新診療所整備基本プラン策定委員会 2.部門ごとの機能および人員配置 (1)医師;常勤2名、非常勤1名 ① 目標としては、内科系医師、外科系医師の常勤2名体制とし、外来から訪 問診療・往診まで対応できる医師を確保する。そのため、深浦町として医 師確保に取り組むほか、民間医師紹介会社などの情報も含めて、幅広く 医師の採用に尽力する。 ② 弘前大学医学部附属病院や医師会などを含めて、医師確保のネットワー クを構築していく。 ③ 医師の確保と合わせて、24時間体制の訪問診療・往診体制を確立するた めに、医師住宅を整備するとともに、予算内において待遇面について考 慮する。 (2)看護師;6名、理学療法士;1名 ① 看護師については、新診療所に必要な6名を配置する。 ② 最新の医療機器に対応するため、機器操作や患者に対する説明など、研 修を事前に行っていく。 ③ 生活習慣病が近年増加しているため、看護師による食事や生活習慣など の療養相談業務を行うことにより、患者の健康維持に貢献していく。 ④ 新たに機能として加えるリハビリテーション科については、理学療法士が1 名必要となるため確保していく。理学療法士から看護師がリハビリテーショ ンの技術や知識を習得することで、質の高いリハビリテーション機能を構 築していく。 (3)事務員;4名 ① 事務員は4名とし、うち受付医療事務員2名、管理業務をおこなう事務員2 名を配置する。医療機関の受付・会計業務は、診療所の印象を左右する ため、接遇研修を行い、患者にとって、より安心感のある応対になるよう向 上させていく。 ② 診療報酬請求に関する査定が厳しくなっていることから、請求業務に関す る技術・知識の向上に努めていく。 7 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅲ.医療機器関連計画 1.基本方針 (1)患者情報の共有による情報提供 ① レセプトコンピューター、電子カルテを導入し、会計処理や保険請求の向 上を図る。 ② 検査データや画像データを患者と共有化することが、医療の安心と納得、 自らの健康管理と意識向上につながることから、電子カルテを導入する。 ③ 医療情報システムを導入し、患者情報の共有による情報の一元化、受付 業務の簡略化と伝票搬送の軽減・待ち時間の短縮・データ蓄積による医 療の質の向上を目指していく。 2.医療機器および物品・物流システム (1)主な医療機器と検討事項 ① 使用率や他病院との連携を考慮し、適正な医療機器構成とする。主な医 療機器としては、CT・X線・画像処理装置、超音波、心電図、内視鏡シス テム、生化学検査・全血球検査、電子カルテ・レセプトコンピュータ、リハビ リテーション設備とする。 ② 医療機器導入にあたっては、実勢価格調査や医療機器関連会社との競 争入札により、整備経費の抑制に努める。 8 新診療所整備基本プラン策定委員会 (2)物品・物流システム ① 院内の物品・物流管理を一元化し、在庫管理・購買管理・消費管理を適 正に実施し、医療材料費等の効率性を高める。 ② 効率性を高める手段として物品管理システムの導入により、使用状況を適 切に管理し、請求漏れを防止する。また経営管理に必要な医療材料等の 情報を随時把握し、経営改善策へと繋げる。 ③ 使用状況の管理方式をバーコード利用、適切な管理方式 (定数補充方 式など)を検討する。 9 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅳ.建設計画 1.基本方針 (1)地域住民・患者にとって快適で利用しやすい新診療所 ① 一次医療を担う診療所として、地域の人々が気軽に訪れることができるよう、 安全性と快適性を備えた施設を目指す。 ② 利用者にもスタッフにもわかりやすいシンプルな平面構成とし、時代の変 化に伴う新たな町民要望、医療技術・医療行政に対応して、柔軟に増改 築できる施設とする。 ③ 診療所を訪れる地域住民、そしてこの施設で働く人にも使いやすい快適 な施設をつくるために、ユニバーサルデザインの考え方を導入する。 1) 誰でも使いやすく利用することができる(公平性) 2) 柔軟に使用できる(自由度) 3) 使い方が簡単にわかる(単純性) 4) 使う人に必要な情報が簡単に伝わる(わかりやすさ) 5) 間違えても重大な結果にならない(安全性) 6) 少ない力で効率的に、楽に使える(省体力) 7) 使うときに適当な広さがある(スペースの確保) 2.敷地および建築概要 (1)新診療所整備予定地 ① 「深浦町広戸字家野上地区」を新診療所の整備予定地とする。 地番 地目等 面積(㎡) 広戸字家野上104-1 宅地 9,027.39 広戸字家野上104-3 宅地 5,989.58 広戸字家野上95-175 宅地 327.45 広戸字家野上104-6 宅地 235.08 広戸字家野上104-8 宅地 1,549.25 計 10 17,128.75 ≒5,190坪 新診療所整備基本プラン策定委員会 ② 地図および地籍図 11 新診療所整備基本プラン策定委員会 (2)建築概要 ① 配置図・・・詳細は、「別紙1」のとおり。 1) 在宅療養支援診療および訪問看護機能を備えた新診療所に加え、 包括ケアセンターを併設していく。 2) 医師の安定確保および地域の在宅医療体制充実のために、医師住 宅を2棟設置する。 3) 駐車場としては、車庫5台、患者用50台、職員駐車場50台を確保す る。 4) 医薬品については、院外処方とし、院外薬局の敷地については、別 途計画する。 ② 平面図・・・詳細は、「別紙2」「別紙3」の通り。 1) 内科、外科、リハビリテーション科に必要な配置とした。 2) 運動器リハビリテーションⅢまたは物理療法を実施するため、リハビリ 室は施設基準として必要な45㎡以上とする。 3) 2つの診療室、処置・点滴室、内視鏡室、CT・レントゲン室、リハビリ 室など、職員の動線、患者の動線にとってより効率・効果的な配置に ついて検討を重ねていく。 4) 医療安全管理および感染症対策として、感染予防室を設置する。 5) 患者の思いを十分に傾聴し理解すること、生活習慣病にける食事や 運動療法に対する相談・指導ができるよう、プライバシーに配慮した 相談室を設置する。 6) 新しい医療に関する研修会を実施することも含めて、会議室および相 談室を充実させる。 7) 在宅医療に必要な訪問看護と連携を強化するために、新診療所内に 訪問看護ステーションを設置する。 (3)設備概要 ① 基本方針と概要 1) イニシャルコスト・ランニングコストともに、コスト縮減のために、厚い断 熱材・熱ロスの少ない窓ガラスなどを使用して建物の基本となる断熱 性能を上げる。 2) 電気・上下水道などが万が一使えなくなったことを想定し、最低限の 給水の確保・発電機の設置を検討する。 3) 熱源は、長期に渡り安定した供給が可能で、価格変動が少ない熱源 を選択する。 4) 省エネルギー型、省力化だけではなく、長期間維持管理費が少ない 12 新診療所整備基本プラン策定委員会 システム・設備機器を選択する。 5) 快適な生活環境の確保を目指し、診療所内の様々な変更に対応でき る簡素な設備システムを採用する。 13 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅴ.事業計画 1.事業資金計画 (1)開設当初に必要な事業予算 ① 土地・建物の予算については 653,133 千円、医療機器等に関する予算に ついては 188,433 千円、合計 841,566 千円と積算した。 (単位:円) 土 地 建 物 等 取 得 資 金 医 療 機 器 等 資 金 項 目 見積単価 土 事 業 用 5,780 地 賃 貸 小 計 1 建 事 業 用 1,000,000 物 住 宅 用 750,000 等 住 宅 用 750,000 小 計 2 設 造 成 外 溝 50,000 備 エレベータ工事 ・ 雑 費 構 追 加 工 事 10,000,000 築 電話・警備 10,000,000 等 X 線室 工事 看 板 10,000,000 小 計 3 消 費 税 設 設計監理料 27,475,000 計 消 費 税 料 小 計 4 土 地 建 物 計 医 CT・X線装置 104,420,000 療 超 音 波 等 5,600,000 機 内 視 鏡 13,555,800 器 その他 検査 4,900,000 電子カ ルテ 6,000,000 リハビリ設備 30,000,000 その他 機器 小 計 5 什 器 備 品 10,000,000 車 両 小 計 6 消 費 税 付帯・医療機器等計 土地建物等に関する資金計 14 見積金額 30,000,000 30,000,000 200,000,000 30,000,000 30,000,000 260,000,000 259,500,000 10,000,000 10,000,000 10,000,000 289,500,000 43,960,000 27,475,000 2,198,000 29,673,000 653,133,000 104,420,000 5,600,000 13,555,800 4,900,000 6,000,000 30,000,000 164,475,800 10,000,000 10,000,000 13,958,064 188,433,864 841,566,864 備 考 購入面積 購入面積 建築面積 建築面積 建築面積 5,190 坪 - 坪 200 坪 40 坪 40 坪 5,190 坪 建物に含む 建物に含む 建物に含む 設置数 税率 建物 1 式 8 % 5 % 8 % CT・X線・画像処理装置 超音波・心電図 内視鏡システム一式 生化学検査・全血球検査 電子カルテ・レセコン 机・椅子・ベッド・棚等 税率 8 % 新診療所整備基本プラン策定委員会 ② 事業予算の抑制案 実勢取引価格などの調査にもとづく予算抑制について検討を行った結果、 土地・建物については 492,672 千円、医療機器等については 147,852 千 円、合計 640,524 千円と積算した。 項 目 見積単価 用 5,780 貸 小 計 1 建 事 業 用 900,000 物 住 宅 用 600,000 等 住 宅 用 600,000 小 計 2 設 造 成 外 溝 50,000 備 エレベータ工事 ・ 雑 費 構 追 加 工 事 10,000,000 築 電話・警備 10,000,000 等 X 線室 工事 看 板 10,000,000 小 計 3 消 費 税 設 設計監理料 20,400,000 計 消 費 税 料 小 計 4 土 地 建 物 計 医 CT・X線装置 80,000,000 療 超 音 波 等 4,000,000 機 内 視 鏡 12,000,000 器 その他 検査 4,900,000 電子カ ルテ 6,000,000 リハビリ設備 20,000,000 その他 機器 小 計 5 什 器 備 品 10,000,000 車 両 小 計 6 消 費 税 付帯・医療機器等計 土地建物等に関する資金計 土 事 土 地 賃 地 建 物 等 取 得 資 金 医 療 機 器 等 資 金 業 15 見積金額 30,000,000 30,000,000 180,000,000 24,000,000 24,000,000 228,000,000 150,000,000 10,000,000 10,000,000 10,000,000 180,000,000 32,640,000 20,400,000 1,632,000 22,032,000 492,672,000 80,000,000 4,000,000 12,000,000 4,900,000 6,000,000 20,000,000 126,900,000 10,000,000 10,000,000 10,952,000 147,852,000 640,524,000 備 考 購入面積 購入面積 建築面積 建築面積 建築面積 5,190 坪 - 坪 200 坪 40 坪 40 坪 3,000 坪 建物に含む 建物に含む 建物に含む 設置数 税率 建物 1 式 8 % 5 % 8 % CT・X線・画像処理装置 超音波・心電図 内視鏡システム一式 生化学検査・全血球検査 電子カルテ・レセコン 机・椅子・ベッド・棚等 税率 8 % 新診療所整備基本プラン策定委員会 ③ 新診療所整備費(新築)に関する負担 新診療所整備に要する財源として、全額合併特例債を活用すると想定し た場合の実質的な町の年間負担額は、次のとおり。(合併特例債の償還 期間を 15 年間とし、利子負担は含まない) 【整備費×95%(*1)×30%(*2)÷15 年】 (*1)・・・合併特例債充当率 (*2)・・・借入金償還額の 7 割が交付税算入されることから 町の負担は 3 割 事業資金8億4,000万円を整備費とすると、 840,000 千円×95%×30%÷15 年=15,960 千円/年 事業資金6億4,000万円を整備費とすると、 640,000 千円×95%×30%÷15 年=12,160 千円/年 (2)医業収入等に関する見込と予算計画 ① 診療単価 1) 内科系外来診療単価 患者1人1日あたりの外来診療単価については、H25 年度:関診療 所:岩崎診療所の平均単価≒5,064 円であった。新診療所について は検査機器充実の効果や他の内科系無床診療所の診療単価を参考 とし、5,500 円で設定した。 2) リハビリ系外来診療単価 整形外科系無床診療所のリハビリの診療単価を参考とし、2,800 円で 設定した。 3) 訪問診療単価 在宅時医学総合管理料 4,200 点/2(月 2 回訪問診療)+訪問診療料 (833 点:0.5+203 点*0.5)×10% 特定施設入居時等医学総合管理料 870 点/2+訪問診療料 203 点 ×90% 以上で分析し、8,360 円とした。 ② 見込み患者数 1) 内科外来患者数の1日平均見込み 深浦町人口 9,415 人×内科系※受療率 1,827÷100,000 =1日あたりの内科受診患者数 172 人×見込み 50%=86 人 新診療所では80人で設定(診療日数22日/月) 2) リハビリ外来患者数の1日平均見込み 深浦町人口 9,415 人×リハビリ系受療率 700÷100,000 16 新診療所整備基本プラン策定委員会 =1日あたりのリハビリ受診患者数 66 人×見込み 50%=33 人 新診療所では30人で設定(診療日数22日/月) 3) 訪問診療患者数の1日平均見込み 3人で設定(診療日数8日/月) ※ 「受療率」平成23年(最新版)=人口10万人に対する1日あたりの患者 推計 厚生労働省・大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課保健統計 室が、3年ごとに医療施設を利用する患者についてその傷病の状況等の 実態を明らかにし、医療行政の基礎資料を得ることを目的として実施して いる統計資料から引用した。 (3)医業費用等に関する見込と予算計画 ① 人件費 (1 人当りの月額:円) 計 画 人 員 数 部 門 初年度 次年度 3年度 4年度 5年度 初 年 度 基 本 給 諸 手 当 常 勤 医 師 2 2 2 2 2 500,000 1,100,000 非常勤医師 1 1 1 1 1 400,000 - 看 護 師 6 6 6 6 6 300,000 200,000 事 務 員 4 4 4 4 4 300,000 200,000 臨 床 検査技師 0 0 0 0 0 - - 理学療法士 1 1 1 1 1 300,000 200,000 作業療法士 0 0 0 0 0 - - 栄 養 士 0 0 0 0 0 - - そ の 他 1 1 1 1 1 100,000 - 15 15 15 15 15 計 ② 人件費以外の主な経費 1) 医業費用構成割合 初年度 次年度 3年度 4年度 5年度 備 考 医薬品費 9.0% 9.0% 9.0% 9.0% 9.0% 医業収入に対して 診療材料費 1.0% 1.0% 1.0% 1.0% 1.0% 〃 検査委託費 9.0% 9.0% 9.0% 9.0% 9.0% 〃 法定福利費 16.6% 16.6% 16.6% 16.6% 16.6% 給与・賞与に対して 17 新診療所整備基本プラン策定委員会 2) その他経費内訳 初 年 度 経 費 項 目 内 訳 概 要 稼働 月数 予 算 額 月 間 年 間 福 利 厚 生 費 従業員、法定外福利費 12 20,000 240,000 職 員 被 服 費 白衣、作業衣等の費用、クリーニング代等 12 100,000 1,200,000 通 費 電話・ファクシミリ使用料 12 100,000 1,200,000 費 事務用消耗品等 12 100,000 1,200,000 消 信 耗 品 車 両 費 ガソリン代等 12 100,000 1,200,000 会 議 費 院内管理等の会議費用等 12 50,000 600,000 費 電気、ガス、水道使用料等 12 200,000 2,400,000 光 熱 水 除 雪 費 冬季時期の除雪費用を月額で予算計上 12 100,000 1,200,000 諸 会 費 医師会・学会々費 12 50,000 600,000 委 託 費 清掃委託 12 100,000 1,200,000 図書費(参考図書、ビデオ等) 12 30,000 360,000 旅費交通費(学会、講習会等の交通費) 12 50,000 600,000 支 払 手 数 料 弁護士、税理士等への報酬 12 100,000 1,200,000 新 聞 図 書 費 待合室新聞、雑誌等 12 50,000 600,000 雑 警備委託、その他 12 50,000 600,000 1,200,000 14,400,000 研 究 研 修 費 費 合 計 ③ 送迎バスに関する検討 送迎バスの運行台数、運行時間、経路については、深浦全域の住民が等 しく安心感を享受できる態勢を構築する。岩崎地区、大戸瀬地区、それぞ れに週5日運行できるよう、運行計画および予算計画について別途検討 を重ねていく。利用者の安全な乗降に資するため、送迎バスに助手を配 置する。 18 新診療所整備基本プラン策定委員会 2.事業収支計画 (1)資金収支計画5年計画 ① 年間医業収入・・・140,743 千円 ② 年間医業費用・・・170,506 千円 ③ 年間他会計繰入金・・・32,000 千円 項 目 初 年 度 次 年 度 3 年 度 4 年 度 5 年 度 - 234,329,125 236,566,782 238,132,997 239,024,970 120,687,704 140,743,680 140,743,680 140,743,680 140,743,680 120,687,704 140,743,680 140,743,680 140,743,680 140,743,680 入 100,279,880 120,335,856 120,335,856 120,335,856 120,335,856 金 20,407,824 20,407,824 20,407,824 20,407,824 20,407,824 - - - - - - - - - - 169,834,579 170,506,022 171,177,466 171,851,706 172,527,346 169,834,579 170,506,022 171,177,466 171,851,706 172,527,346 前 年 繰 越 金 Ⅰ.診 療 収 入 医 業 収 入 保 患 険 者 収 負 担 医 業 外 収 入 そ の 他 医 業 外 収 入 Ⅱ.診 療 支 出 医 業 費 用 材 料 費 14,074,368 14,074,368 14,074,368 14,074,368 14,074,368 給 与 費 128,693,280 129,364,723 130,036,166 130,710,407 131,386,047 委 託 費 12,666,931 12,666,931 12,666,931 12,666,931 12,666,931 料 - - - - - 費 14,400,000 14,400,000 14,400,000 14,400,000 14,400,000 課 - - - - - 品 - - - - - - - - - - - - - - - Ⅲ.診 療 収 支 (Ⅰ-Ⅱ) -49,146,875 -29,762,342 -30,433,786 -31,108,026 -31,783,666 Ⅳ.財 務 収 入 912,000,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 事業整備繰入金 880,000,000 - - - - 事業勘定繰入金 - - - - - 他会計繰入金 32,000,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 その他繰入金 - - - - - Ⅴ.財 務 支 出 628,524,000 - - - - 施設整備費 628,524,000 - - - - - - - - - Ⅵ.財 務 収 支 (Ⅳ-Ⅴ) 283,476,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 32,000,000 Ⅶ.資 金 収 支 (Ⅲ+Ⅵ) 234,329,125 2,237,658 1,566,214 891,974 216,334 次 年 繰 越 金 234,329,125 236,566,782 238,132,997 239,024,970 239,241,304 リ そ ー の 租 什 ス 他 税 器 経 公 ・ 備 医 業 外 費 用 そ の 他 医 業 外 収 入 公債費 19 新診療所整備基本プラン策定委員会 3.整備スケジュール (1)新診療所の整備スケジュール(案) 以下のスケジュール案については、現在の建築確認申請と認可、建築業者の 選定と入札、工事期間について現状に合わせて標準的なスケジュールを想定し た。 項 目 年 月 平成27年 4月 ○設計士の選定と基本設計開始 ○医療機器業者、各種関連業者の選定 ○医療機器、什器・備品、薬品・材料管理システム、電子カルテ等の情報ネットワーク等の検討 ○医師の募集開始(新診療所のコンセプト、理念・方針、勤務内容、待遇面など) 平成27年 10月 ○設計士 実施設計開始 平成27年 12月 ○建築確認申請 平成27年 12月 ○建築業者の選定と入札 平成28年 4月 ○新診療所 着工 平成29年 2月 ○新診療所 完成・引渡し、医療機器・什器備品等の搬入と設置 平成29年 3月 ○新診療所の開設許可申請(保健所)、保険医療機関指定申請(東北厚生局) 平成29年 4月 ○新診療所 診療開始 20 新診療所整備基本プラン策定委員会 Ⅵ.新診療所整備基本プラン策定委員会の議論と主な要点 第1回 新診療所整備基本プラン策定委員会 平成26年9月30日実施 ① 深浦町長より、新診療所整備基本プラン策定委員会の召集と委員委嘱が行 われた。 ② 深浦町の地域医療における取組経緯や課題の説明、今後の方向性につい ての協議。 ③ 今後の方向性としては、深浦町全体の医療充実のため、広戸地区に新診療 所を開設することを想定し、検討を重ねることとした。 第2回 新診療所整備基本プラン策定委員会 平成26年11月17日実施 ① 調査分析結果の中間報告と新診療所整備方針の選択肢(4案)について検 討した。 ② 「調査分析結果の中間報告と新診療所整備方針の選択肢提示」が行われ、 新診療所の方向性について議論がなされた。 ③ 今後の方向性としては、以下の3点に要約された。 1) 新診療所を深浦地区に、医師2名体制による24時間体制の訪問診療・ 訪問看護、在宅療養支援診療所の機能を有した診療所を開設する。 2) 高齢化にともない、寝たきりを予防するため、そして病気による身体的、 精神的かつ社会的に最も適した生活が送れることを目的としたリハビリテ ーション機能を追加検討したい。 21 新診療所整備基本プラン策定委員会 3) 診療所の運営に関する選択肢は2つ。 (ア) 新診療所のみの運営とし、大戸瀬地区、岩崎地区については、週5 日の送迎機能を充実させ、外来診療を行うケース。 (イ) 新診療所に加えて、関診療所を週3日、岩崎診療所を週2日、それ ぞれ外来診療を行うケース。 ④ 新診療所整備に伴う関診療所および岩崎診療所のあり方に関する意見 1) 新診療所を建設するに当たって、関診療所を廃止するのか、これを避 けては新診療所の策定プランを作れないのではないか。基本的に関診 療所を廃止して新診療所に移行するのか、そうでないのかは最も重要な 事項だ。各委員の意見をきちんと聞きたい。 2) 岩崎も関もある中で、両方を廃止するのか、両方残すのか、関を残し て岩崎をなくするのか。公平性を保つという観点からいけば、一方は無く して、一方は残すというのは引っかかる部分があるので、その辺も踏まえ て皆さんのご意見をいただきたい。 3) 山下先生が病気等で診察できなくなれば深浦地区は無医地区になる。 岩崎地区に住んでいるが、岩崎では週に何回か、昼からという開設状態 であったが、やはり病院というのであれば常時開いている病院が町には 必要なのではないかと思う。 4) 当面は人口減少の問題も絡んでくるから、関診療所はそのままにして おいて、深浦地区に2名体勢で新診療所を建設して行くという考えはあ ってもしかるべきではないか。 5) 両地区とも走れば能代の病院なり、鰺ヶ沢なり、短い時間で病院にい ける環境にある。一方、深浦地区はもっと長い時間がかかる。医療難民 にならないように考えてもらいたいと思う。 6) 3地区とも深浦町なので、平等に公平に考えていくべきと思う。町全体 の医療という大きな視点で進めてもらいたいと思う。 7) まず新診療所を建てる。医師の確保について努力し、その状況をみて、 関の方も岩崎の方も考えるということでいいのではないか。医者がどのく らい集まるかみてから議論してはどうか。 8) 関の診療所は残る、岩崎は無くなるというのは、岩崎の住民にとっては 不公平になる。新診療所の建設には反対しない、賛成である。バスの送 迎があれば問題ないと思うが、一方だけ残すということは良くないと感じ る。 9) いろいろな経緯で岩崎診療所を設けてもらった訳だが、廃止する、しな いは町の考え方だが、平等に考えていただきたく思う。それが行政の仕 事ではないだろうか。 22 新診療所整備基本プラン策定委員会 10) 関と岩崎の診療所については現時点では残すこととし、新診療所が順 調に運営できるようになってから、両診療所のあり方について再協議す るということについてはどうか。 11) 広戸地区に診療所を作ることについては皆同じ意見(賛成)だと思う。岩 崎、関地区についての問題だが、岩崎地区についてはバス運行による 送迎でやむを得ないのではないかと考える。今の状態で関診療所を残 したとしても、医者の負担を考えれば週 3 日位の方向性が妥当なのでは ないか。1、2 年は状況を見ながら、地区の感情もあるので大事にしなけ ればならない。ある程度絞りながら進めて行かないと提言書をまとめきれ ないのではないか。 第3回 新診療所整備基本プラン策定委員会 平成26年12月18日実施 ① 委員会の冒頭、委員長から「新診療所整備に伴う関診療所及び岩崎診療所 に関しては、それぞれ地域の皆さんの日常生活の安心のいしずえとして、そ の存続・維持を求める思いを理解しつつ、新診療所への医師や看護師の確 保、医療機器充実による機能強化、財政的負担の面から、3 診療所の運営 は、現実的に困難であること、さらに、両診療所の今後に関しては、町全体 の医療体制の姿や財政状況、医師確保などを、行政・議会において総合的 に検討・議論し方針を決定するといった経過を辿ることを考えたときに、本委 員会としては、新しく整備する診療所の機能やあり方について集中して議論 することとしてはどうか。」との提案があり、委員から了承を得た。 ② 「基本プランの原案提示と修正協議」が行われ、新診療所の理念・基本構想、 部門ごとの機能および人員配置、総合収支計画・スケジュール等について 議論がなされた。今後の方向性としては、以下の3点に要約された。 1) 新診療所の理念・方針について 「町民から安心・信頼される医療の提供に努め 地域に根ざし愛される診療所を目指す」 2) 建設および医療関連機器整備計画について (ア) 地域住民のために必要な医療機器は整備検討する。 (イ) 包括ケアセンターなど、新診療所以外は今回の予算に含まれてい ない。 (ウ) 医療機器については、適正価格・実勢価格を調査して予算を抑制 する。 3) 総合収支計画・スケジュールについて (ア) 送迎については、現状の運行態勢を基本に検討する 23 新診療所整備基本プラン策定委員会 (イ) 非常勤医師について、予算に含めて修正する。 (ウ) 臨床検査技師については、人員計画に含めない。 第4回 新診療所整備基本プラン策定委員会 平成27年1月19日 ① 新診療所の理念・方針について 診療科目については、確保できる医師の状況を見て、内科、外科、リハビリテ ーション科、その他の診療科目を適正に確定させていく。 ② 建設および医療関連機器整備計画について 1) 予算の削減の根拠を含めて再検証していく。 2) 追加工事の予算が多いので、今後精査する。 ③ 総合収支計画・スケジュールについて 1) 設計プランについて、内視鏡室と診察室の配置を変更し、医師の動線 を良くするよう変更していく方向で検討して欲しい。 2) スケジュールについて、もう少し早くすることを検討して欲しい。 3) 計画の見込み患者数を実現するためにも、送迎やサービス面を良くする 方法を考える。 4) 看護師数は十分か検討が必要であるが、現在の体制でも対応できてお り、訪問看護については、別に計画している。 ④ その他 1) 送迎について、岩崎地区、大戸瀬地区、それぞれに週5日運行できるよ うに要望する。それに伴って送迎に関する予算計画を修正していく必要 がある。利用者の安全な乗降に資するため、送迎バスに助手を配置す る。 2) 包括ケアセンターを含めて、土地に対する建物の適正配置をしていく。 3) 配置図、平面図を作成して最終協議をしていく。 4) 感染予防室については、出入り口を別に確保する。 第5回 新診療所整備基本プラン策定委員会 平成27年2月27日 最終答申提出 なお、策定委員会の会議録概要は別冊として取りまとめる。 24
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