02 高分子、粘土鉱物系加泥材 自動注入システム シールドトンネル工事において掘削土砂の保水性を高め、かつ流動性を持たせるため粘土・ ベントナイト縣濁液に代表される加泥材を掘削面(切羽)に添加します。 加泥注入システム概要 切羽における土圧の安定には、推進ジャッキ速度及びスクリューフィーダや排出ゲート等の排土調整 機構、 または加泥材注入ポンプの加泥注入量を制御する必要がありますが、本装置は圧力制御系を 含まず、加泥流量制御系のみの制御構成に成っていますので掘削時には土圧の制御はシールド掘 削機の操作のみで行います。 加泥注入量はカッタートルク、 スクリューフィーダトルクあるいは排土状況等により地山の状態を推察 し手動により設定します。 粘土鉱物系同時注入システムフロー図≪参考例≫ 加泥プラント(粘土鉱物系) 加泥プラント(高分子系) 粘土鉱物系同時注入操作画面 本装置はプログラマブルコントローラーにより自 動で加泥材の製造から圧送、注入まで行える プラント設備です。 【例:加泥材同時注入システム】 本装置は同時注入操作画面(タッチパネル) にてシールドマシンの掘進スピードに合わせ予 め設定された注入率で自動注入を行うシステ ムです。 本装置の特長として、従来の注入率制御だけでは 無く注入圧力上限で注入口を自動で切換えるシス テムを搭載しております。
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