二液型裏込材 自動注入システム

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二液型裏込材 自動注入システム
シールドトンネル工事において地山の陥没や崩落を防ぐため、掘削壁面とセグメントの間に
2 液可塑性モルタルを充填します。このモルタルを裏込材と呼びます。
裏込注入システム概要
裏込製造・注入設備は滞水礫層や滞水砂層等の崩壊性の高い地山をシールド掘削機にて掘進す
る際、地盤沈下や坑内への漏水を防ぎ、
セグメントの早期安定をはかる事を目的としそれぞれの適所
に裏込材をシールド掘削機の掘進に合わせて加圧注入する装置と、
この裏込材を坑外裏込プラント
において製造する混練装置あるいは、裏込材を坑内後方台車設備に設置された坑内中継タンクま
で圧送する高圧ポンプ等で構成されております。
裏込同時注入システムフロー図≪参考例≫
裏込プラント(SPS500)
裏込同時注入操作画面
本装置はプログラマブルコントローラーにより自
動でモルタルの製造から注入、圧送まで行える
プラント設備です。
【例:同時注入システム】
本装置は同時注入操作画面(タッチパネル)
にてシールドマシンの掘進スピードに合わせ自
動でモルタル圧送から注入、
自動洗浄まで行う
システムです。
本装置の特長として、従来の注入率制御だけでは
なく確実にモルタルを注入する
[量管理モード]
をシ
ステムとして搭載しています。
これは、確実に地山を保持するための独自のシステ
ムです。