01 二液型裏込材 自動注入システム シールドトンネル工事において地山の陥没や崩落を防ぐため、掘削壁面とセグメントの間に 2 液可塑性モルタルを充填します。このモルタルを裏込材と呼びます。 裏込注入システム概要 裏込製造・注入設備は滞水礫層や滞水砂層等の崩壊性の高い地山をシールド掘削機にて掘進す る際、地盤沈下や坑内への漏水を防ぎ、 セグメントの早期安定をはかる事を目的としそれぞれの適所 に裏込材をシールド掘削機の掘進に合わせて加圧注入する装置と、 この裏込材を坑外裏込プラント において製造する混練装置あるいは、裏込材を坑内後方台車設備に設置された坑内中継タンクま で圧送する高圧ポンプ等で構成されております。 裏込同時注入システムフロー図≪参考例≫ 裏込プラント(SPS500) 裏込同時注入操作画面 本装置はプログラマブルコントローラーにより自 動でモルタルの製造から注入、圧送まで行える プラント設備です。 【例:同時注入システム】 本装置は同時注入操作画面(タッチパネル) にてシールドマシンの掘進スピードに合わせ自 動でモルタル圧送から注入、 自動洗浄まで行う システムです。 本装置の特長として、従来の注入率制御だけでは なく確実にモルタルを注入する [量管理モード] をシ ステムとして搭載しています。 これは、確実に地山を保持するための独自のシステ ムです。
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