July 3, 2015 INFORMATION 日本モンサントからのインフォメーション 第 3 四半期の好調な業績を踏まえて 2015 会計年度の年間見通しの達成を確信、農業関連産業を 取り巻く厳しい環境下、グローバルな製品ポートフォリオ、農業生産者のための優れたイノベーショ ンと財務規律が成長の原動力に ●農業の未来像と Syngenta(シンジェンタ)社への提案に関する戦略的根拠を再確認、需要の拡大に応え るためにイノベーションを加速させ、農業における次の進化を主導する体制を整備 ●年間の一株当たり利益(EPS)とフリーキャッシュフローが、予想範囲の下限に収まることを再確認 ●グローバルな製品ポートフォリオ、財務規律、資本構成により、オンゴーイングベースの EPS を 2 倍以上に する 5 カ年計画を後押し 2015 年 6 月 24 日 ミズーリ州セントルイス(米国) モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は堅調な第3四半期の業績を発表し、2015会計年 度1株当たり利益、およびフリーキャッシュフローの見通しを再確認しました。今回の業績発表では、長期的 な成長の原動力や農業の新たな進化の追求に関連した節目となる目標を順調に達成できていることを強調 しました。また経営陣は、モンサントのビジョンと世界中の農業生産者が現在および将来の農業、環境、およ び持続可能性に関する課題に取り組むための、統合的なソリューションを幅広い製品ポートフォリオで提供 できる新たな企業を創出するための、Syngenta(シンジェンタ)社への提案に関する戦略的根拠について繰 り返し説明しました。 モンサント・カンパニー会長兼最高経営責任者のヒュー・グラントは、次のようにコメントしています。「世界 の食料供給が直面している課題はより高度になりつつあります。人口の増加は、不安定で変化する気候と 相まって、持続可能な世界の食料生産において、かつてないほどの負担を強いています。農業生産者の 皆様に将来的な食料問題を解決する適切なイノベーションをお届けするためには、現在、単に新しい企業 を誕生させるだけでなく、斬新なビジョンとアプローチを提示することが必要です。Syngenta(シンジェンタ) 社に対する合併の提案は、弊社の事業をさらに前進させるエキサイティングで必然的なステップであり、イ ノベーションを加速させ、世界中の、より多様な農業生産者の皆様を支援する機会を提供するものです」 モンサント・カンパニー社長兼最高執行責任者のブレット・ベガマンは、次のようにコメントしています。「弊 社のグローバルな製品ポートフォリオの強み、革新力、価値の創出力は、現在の農業関連産業を取り巻く 環境において非常に際立っています。今年に関して言えば、お客様のニーズにお応えし、継続した成長を 促進するための、多くの重要な目標を達成してきました。ライセンス供与の機会、規律ある財務支出、堅実 日本モンサント株式会社 広報部 東京都中央区京橋 2-5-18 〒104-0031 Tel(03)6264-4824 1/4 NO.182015G July 3, 2015 な資本配分戦略と併せて、これらの目標達成によって、2014 年のオンゴーイングベースの 1 株当たり利益 (EPS)を、2019 年までに 2 倍以上にする目標を達成する自信を回復することができました」 第 3 四半期 2015 年 2014 年 (単位:100 万ドル) 第 1~3 四半期 2015 年 2014 年 部門別純売上高 トウモロコシの種子関連事業 $ 1,515 $ 1,303 $ 5,355 $ 5,771 ダイズの種子関連事業 835 816 2,114 1,903 ワタの種子関連事業 371 401 484 587 野菜種子 197 221 559 597 その他の作物の種子関連事業 275 299 480 506 $ 3,193 $ 3,040 $ 8,992 $ 9,364 $ 1,386 $ 1,210 $ 3,654 $ 3,861 農業関連製品事業 合計 $ 1,386 $ 1,210 $ 3,654 $ 3,861 純売上高 合計 $ 4,579 $ 4,250 $ 12,646 $ 13,225 売上総利益 $ 2,736 $ 2,331 $ 7,186 $ 7,341 純利益 $ 1,141 $ 858 $ 2,809 $ 2,896 希薄後 1 株当たり利益 $ 2.39 $ 1.62 $ 5.80 $ 5.45 種子関連事業 合計 農業関連製品事業 最新の事業報告 2015 会計年度第 3 四半期の純売上高は、前年同期から増加して 46 億ドル(1 ドル 120 円計算で約 5,520 億円)でした。同様に第 3 四半期の売上総利益も、前年同期から増加して 27 億ドル(約 3,240 億円)となり ました。第 1~3 四半期の純売上高は 126 億ドル(1 兆 5,120 億円)、売上総利益は 72 億ドル(約 8,640 億 円)でした。 第 3 四半期の業績は、第 2 四半期の利益に基づいて想定した予想範囲を上回りました。これは種子ブランド U.S. Channel® におけるビジネスモデル変更に伴う第 3 四半期の売上総利益の増加、最近の Scotts Miracle Gro(スコッツ・ミラクル・グロ)社との契約による、農業関連製品事業での好調な業績を反映していま す。 第 3 四半期の販売および一般管理費(SG&A)は 7 億 1,800 万ドル(約 862 億円)、研究開発(R&D)費は 3 億 7,400 万ドル(約 449 億円)となりました。年初来の営業費用合計は昨年と同水準であり、1 億ドル(約 120 億円)を超えるインフレ上昇の影響と、長期的な成長展望を支える Climate Corporation(クライメート・コー ポレーション)関連や生物農薬製剤関連のプラットフォームの機会への投資増を効果的に吸収しました。 日本モンサント株式会社 広報部 東京都中央区京橋 2-5-18 〒104-0031 Tel(03)6264-4824 2/4 NO.182015G July 3, 2015 2015 会計年度第 3 四半期の一株当たり利益(EPS)は、オンゴーイングベースおよび報告ベース共に 1.62 ドル(約 194 円)であった前年同期に比べて、オンゴーイングベースおよび報告ベース共に 2.39 ドル(約 287 円)でした。2015 会計年度第 1~3 四半期の EPS は、前年同期のオンゴーイングベース 5.43 ドル(約 652 円)、報告ベース 5.45 ドル(約 654 円)に対し、それぞれ 5.75 ドル(約 690 円)、5.80 ドル(約 696 円)となり ました。 今後の見通し 2015 会計年度のオンゴーイングベースの 1 株当たり利益(EPS)については、5.75~6.00 ドル(約 690~ 720 円)の範囲の下限になるとの見通しを再確認しました。また、報告ベースの EPS でも 5.80~6.05 ドル (約 696~726 円)の範囲の下限になるとの予想を維持しています。この EPS 見通しは、米ドルに対する一 部の主要通貨の大幅な下落や、商品価格の低迷に伴う作付面積の減少など、農業関連産業を取り巻く依 然として厳しい事業環境を考慮に入れた上のものです。 事業活動から得られる純キャッシュは 30 億~33 億ドル(約 3,600 億~3,960 億円)、投資活動に必要な 純キャッシュは約 10~11 億ドル(約 1,200 億~1,320 億円)程度と予想しており、フリーキャッシュフローは 20 億~22 億ドル(約 2,400 億~2,640 億円)とした従来の予想範囲の下限で推移しています。 年間の見通しにおいて、種子およびゲノミクス関連事業の売上総利益の成長率は前年並み、売上総利益 率は 0.5 ポイント程度の改善を見込んでいます。農業関連製品事業の売上総利益は前年比を若干下回る と予想していますが、これは Scotts Miracle Gro(スコッツ・ミラクル・グロ)社との契約によるプラス効果が、 グリホサート後発品の継続的な価格低下や為替環境の悪化から想定される売上総利益の 15~17%低下 により、相殺されるためです。 第 4 四半期の業績は収支均衡レベルにとどまると想定しています。 弊社は現在のマクロトレンドへのヘッジとして、規律ある営業費用の支出に今後も重点的に取り組みます。 新たなプラットフォームに関する支出を含めた 2015 会計年度の営業費用合計は、引き続き前年より 3~ 5%の範囲で減少すると予想しています。本年度以降については、外国通貨の下落や商品価格の低迷に 伴う作付面積の減少など、農業関連産業に対する逆風が一部継続することを懸念しています。こうした農 業関連産業を取り巻く厳しい環境を踏まえ、2017 会計年度までに営業支出を 3 億~5 億ドル(約 360 億~ 600 億円)程度削減する計画を進めています。 モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文) http://news.monsanto.com/press-release/financial/monsantos-strong-third-quarter-performance-reinf orces-confidence-full-year-g 日本モンサント株式会社 広報部 東京都中央区京橋 2-5-18 〒104-0031 Tel(03)6264-4824 3/4 NO.182015G July 3, 2015 モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソ リューションを提供することに取り組んでいます。弊社は、果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといっ た主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産して います。弊社は、農業生産者が、天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な 資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューション を提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、弊社は、農業生産者、研究者、非営 利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや弊社の取 り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる 20,000 人を超える従業員についての詳細は、 discover.monsanto.com および monsanto.com をご覧ください。ツイッターの www.twitter.com/MonsantoCo やブログの www.monsantoblog.com の Beyond the Rows®、或いは、弊 社の News Release RSS Feed を購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。 この件に関するお問い合わせ先 日本モンサント株式会社 広報部 佐々木/内田 TEL: 03-6264-4824 FAX: 03-3566-5411 E-mail: [email protected] 日本モンサント株式会社 広報部 東京都中央区京橋 2-5-18 〒104-0031 Tel(03)6264-4824 4/4 NO.182015G
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