KS-4141 / July 2015 ご注文承り中!! 【計量経済学、経済学史・思想史】 ノーベル経済学賞第 1 回の受賞者で、計量経済学の創始者の重要資料・論稿集 R.フリッシュの計量経済学 全3巻 The Econometrics of Ragnar Frisch. 3 vols. Bjerkholt, Olav (ed.), The Econometrics of Ragnar Frisch. 3 vols. 1200 pp. 2015:11 (Pickering & Chatto, UK) <617-269> ISBN 978-1-84893-517-4 hard set スウェーデン国立銀行は、創立 300 周年を祝してノーベル賞財団に 資金を提供し、1968 年に創設されたのが「ノーベル経済学賞」でした。 オランダのヤン・ティンバーゲンとともに、その最初の受賞者となっ たのが、ノルウェー出身のラグナー・フリッシュ(1895~1973 年)でし た。彼は、20 世紀最大の経済学者の一人に数えられ、経済学に統計・ 数学モデルを適用する計量経済学の創始者でした。「ミクロ経済学」・ 「マクロ経済学」という用語を浸透させ、計量経済学会 Econometric Society やその機関誌である『エコノメトリカ Econometrica』の立ち 上げにも尽力したのです。 第 1 巻は、彼の広範な書簡や個人的な記録に基づいて計量経済学会 成立史の資料を集め、第 2・3 巻は、 「純粋経済学の問題について」 「時 系列分析」 「統計的変数における相関と散布」 「経済理論とは何か?」 「限 界効用測定の新方法」 「需要・供給曲線の統計学的構造の陥穽」 「計量経済学の問題と方法」な ど、計量経済学理論の確立に関して彼が 1926 年から 34 年の間に発表した重要論稿 9 編を新 たな編集で提供します。現在の計量経済学の礎を築いたフリッシュの重要資料集・論文集であ る本書を計量経済学、計量経済学史、経済学史・思想史の研究者にお薦めいたします。 《内容明細》 Volume 1: A Documentary History of the Early Years of the Econometric Society Volumes 2 & 3: Selected Works by Ragnar Frisch, 1926–34 1. Sur un Problème d’Économie Pure (1926) 2. The Analysis of Time Series (1927) 3. Correlation and Scatter in Statistical Variables (1929) 4. What is Economic Theory? (1930) 5. Marginal and Limitational Productivity (1930) 6. New Methods of Measuring Marginal Utility (1932) 7. Pitfalls in the Statistical Construction of Demand and Supply Curves (1933) 8. Problèmes et Méthodes de l’Économétrie (1933) 9. Statistical Confluence Analysis by Means of Complete Regression Systems (1934)
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