企画競争実施の公示 平成２８年 ３月１５日 四国運輸局観光部国際観光課長 伊東 秀夫 次のとおり、企画提案書の提出を招請します。 １．業務概要 (1)業務名 「四国～心に響くデスティネーション～」認知度向上・誘客促進事業 (2)業務内容 別紙「説明書」のとおり (3)履行期限 平成２９年 ３月２４日（金） ２．企画競争参加資格要件 (1) 予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当し ない者であること。 (2) 平成２８・２９・３０年度一般競争入札及び指名競争参加資格（全省庁統一資格） 「役務の提供等」のうち、「Ａ」～「Ｄ」の等級に格付けされ、四国地域の参加 資格を有している者であること。 (3) 四国運輸局長から指名停止を受けている期間中でないこと。 (4) 警察当局から暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとし て、国土交通省公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者で ないこと。 ３．手続等 (1)担当部局 〒760-0068 香川県高松市松島町1-17-33 高松第２地方合同庁舎 四国運輸局観光部国際観光課 電話087-835-6358 ファクシミリ087-835-6373 メールアドレス [email protected] (2)企画提案書の作成及び提出方法 ① 書類の規格：Ａ４版 １０項程度 ② 構成：表紙（業務名、事業者名及び提出日を記載）、企画内容等(③にも留意) ③ 企画提案書には、当該業務の実施体制及び経費の見積及び内訳も明瞭に記載する こと。 ④ 2.(2)の資格要件に適合することを証する書類（写）を添付すること。 ⑤ 提出期限：平成２８年 ４月 ４日（月）１７時００分 ⑥ 提出方法：(1)に４部、持参又は郵送（書留郵便で期限内必着）するか、メールア ドレスまで送信すること。（メールの場合は５ＭＢ以下の容量とし、電話等で着信 の確認を行うこと。） (3)説明会 実施しない。 (4)企画提案に関するヒアリング (5)提案書を特定するための評価基準 必要に応じて実施することがある。 別紙「提案書の評価基準」のとおり ４．支払条件及び概算予算額 ① 支払条件：納入検査終了後、適法な支払請求書を受理した日から３０日以内に、 債権者の取引銀行口座へ契約金額を振込むものとする。 ② 概算予算額：７７０万円以下（消費税及び地方消費税相当額を含む） ５．その他 (1) 手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。 (2) 照会窓口は３．(1)とし、提出期限の前日まで照会を受付け、口頭で回答するもの とする。 (3) 企画提案書の作成及び提出に要する費用は、企画提案者側の負担とする。 (4) 提出期限までに実施部局に到達しなかった提案書は、いかなる理由をもっても特定 されない。 (5) 提案書の差し替え及び再提出は、原則認めないこととする。なお、特定後において も提案書の記載内容の変更は、原則認めないこととする。 (6) 提出された提案書は、当該提案者に無断で２次的な使用は行わない。 (7) 提案書を特定した場合は、当該提案書を提出した応募者に対しその旨を書面で通知 する。提案書を特定しなかった応募者に対して、当該提案書を特定しなかった旨及 び特定しなかった理由（以下「非特定理由」という。）を書面により通知する。 (8) 特定しなかった提案書は応募者に返却する。なお、返却を希望しない提案者はその 限りでない。 (9) 提案書に虚偽の記載を行った場合は、当該提案書を無効にするとともに、記載を行 った応募者に対して指名停止を行うことがある。 (10) 特定した提案内容については国等の行政機関の情報公開法に基づき開示請求があ った場合、あらかじめ「開示」を予定している書類とする。 (11) 提案が特定された者は、企画競争の実施の結果、最適な者として特定したもので あるが、会計法令に基づく契約手続の完了までは、国との契約関係を生じるもの ではない。なお、本業務は平成２８年度本予算の成立を条件とし、契約締結及び 業務の実施は予算成立後に行うこととする。 (12) 当公示にない項目で疑義が生じた場合は、その都度協議するものとする。 (13) 業務の実施に当たっては、四国運輸局及び連携先と十分協議しながら事業を進め ることとする。 (14) 制作物の著作権は四国運輸局及び連携先に帰属する。 提案書の評価基準 提案書は、次に掲げる事項により評価・特定し、特定された提案書の応募者を、 契約の相手方として特定する。 １． 評価項目と評価基準 （１）業務内容の理解度 事業の目的、趣旨を十分に踏まえた企画提案がなされているか。 （２）提案内容の実効性 提案内容が具体的で説得力があり、成果が期待できるものであるか。 （３）業務遂行の確実性 事業の準備を含め業務全体を円滑かつ安定的に遂行できるか。 （４）予算の妥当性 企画提案内容が予算的に妥当なものであるか。 ２．特定方法 （１）委員が、企画提案書ごとに各評価項目について１点から１０点までの点数 を記入する。 （２）１．（１）～（３）については、その重要度を考慮し、委員記入の点数を ２倍する。 （３）委員の評価点数の合計が最も高い企画提案書を採用する。ただし、合計点 を委員の数で除した平均点数が４２点（70 点の 60%）に満たない場合は採 用しない。 （４）評価合計が最も高い企画提案書の提出者が複数ある場合は、委員長の決す るところによる。 説 明 書 １．事業名 「四国～心に響くデスティネーション～」認知度向上・誘客促進事業 ２．事業の概要 (1) 事業の目的 香港から四国へ訪れる訪日リピーター層は、ゴールデンルート中心であった訪 問地から「日本の原風景」が残る四国へと、その目的地を変更するＦＩＴ層が増 加している。 これらのＦＩＴ層の中でも、３０～４０歳代の女性及び高所得者層（個人旅行） にターゲットを絞り、四国の美しい自然、歴史・文化、グルメなどを中心に旅行 博（ＩＴＥ２０１６）出展でＰＲを行うことで、四国の認知度向上を図る。 また、現地旅行会社及びメディア等を対象に、四国の観光資源や観光ルート、観 光素材等の情報提供を行う説明会を実施するとともに、四国への旅行商品造成及び 誘客促進を図る事を目的とした現地旅行会社等と四国の観光関係従事者の商談会 を開催することで、四国の認知度向上及び誘客促進を図る。 さらに、構成内容が女性向けのガイドブックを作成し、現地書店にて販売する ことで、更なる誘客促進を図る。 (2) 対象国・地域 香港 (3) 実施時期 ① 香港国際旅行展示会（ＩＴＥ２０１６）出展及びトラベルセミナー 平成２８年６月１６日（木）～１９日（日） ② 現地観光素材説明会及び現地商談会の実施 平成２９年２月頃（予定） ③ 現地出版社による四国のガイドブック作成、販売等 (4) 連携先 四国ツーリズム創造機構 ３．業務内容 （１） 第３０回香港国際旅行展示会（ITE2016）出展等 ① 平成２８年６月１６日（木）～１９日（日）に、香港で開催される第３０回香 港国際旅行展示会（ITE2016）ジャパンパビリオンへの四国ブースの出展（ブー ス１小間）にかかるブースの装飾、運営管理、及び各種手配等を行う。 ② 参加申込については、ブース使用料（１小間分 US$4,230（非課税））を含めて費 用を積算すること。（2016 年 4 月下旬の為替レートで円換算した料金） ③ 日本の競合国である韓国、台湾等が積極的なブース展開を行うなど競争力を高 めていることから、ジャパンパビリオンとの調和を図りつつ、四国を連想させ るイメージを全面に出すなど、香港人のニーズに沿ったブースとなるような企 画提案内容とすること。 ④ 四国の美しい自然、歴史・文化、グルメなどを中心に、統一したテーマ及びキ ャッチフレーズで、３０～４０歳代の女性及び高所得者層に効果的にアピール するような企画提案とすること。 ⑤ ＶＴＲ放映、ブースでの照明効果等についても、最適と考えられる内容で企画 提案すること。 ⑥ ブースでのパンフレットスペース及び来場者と観光相談、情報交換、商談等を 行えるスペースを確保し、机、椅子等を準備すること。 ⑦ ブース内に訪日旅行商品の内容及び価格について、直接交渉が可能な旅行会社 の担当者を常駐させるように努めること。 ⑧ 当該旅行展示会で販売する四国関連商品の造成を働きかけるとともに、ブース に陳列する四国関連商品のチラシを作成するよう努めること。 ⑨ ブース全体の設置及び撤去まで行うこと。 ⑩ 四国ブースに通訳者を２名以上配置すること。 ⑪ 香港国際旅行展示会で実施するトラベルセミナーでの通訳並びにプレゼン資料 の翻訳を行うこと。 ⑫ アンケート調査を実施すること。内容については事前に調整するとともに、サ ンプル数を多く確保すること。 ⑬ 各連携先等へパンフレットの提供依頼、取り寄せなどを行い必要量を確保する のでそれらを実施要領に従い輸送すること。（想定送付重量は７００ｋｇ程度） ⑭ 出展の運営に関して全体スケジュールを把握し、適切な調整を行うこと。 ⑮ 出展の詳細に関し主催者側と連絡、調整を行い出展者との連携を確保する事務 局業務も行うこと。 ⑯ 出展費用一式の支払いは、旅行展示会の日本事務局を通じて主催者側に支払う こと。 （２）現地観光素材説明会及び現地商談会の実施 ① 平成２９年２月頃に、香港において、現地旅行会社及びメディア等を対象に、四 国の観光資源や観光ルート、観光素材等の情報提供を行う説明会を実施するとと もに、四国への旅行商品造成及び誘客促進を図る事を目的とした現地旅行会社等 と四国の観光関係従事者の商談会を開催する。 ② 開催に当たって、会場の確保、参加社の募集、運営管理及び各種手配等を行うと ともに、会場の設置及び撤去まで行うこと。 ③ 説明会等への参加社数は、２０社３０名程度とする。 ④ 説明会等終了後にアンケートや意見交換会等を実施することにより、四国に対す る現地ニーズを把握すること。 ⑤ アンケート内容については、事前に実施主体と調整をすること。 ⑥ 説明会等では、１０名程度の通訳者を手配すること。 ⑦ 説明会等で配布するパンフレット等の提供依頼、取り寄せなどを行い、必要量を 確保するとともに、輸送を行うこと。 ⑧ 説明会等で配布するプレゼン資料の翻訳を行うこと。 ⑨ 説明会等の運営に関して全体スケジュールを把握するとともに、適切な調整を行 うこと。 ⑩ 説明会等の開催にかかる費用一式を支払うこと。 （３）現地出版社による四国のガイドブック作成、販売等 ① 四国四県の代表的な観光地の紹介や女子が行ってみたいと思う構成のガイドブッ ク等を作成し、現地書店等での販売を行うこと。数量については、四国運輸局及 び連携先と調整することとする。 ② なお、出版社の選定については、四国運輸局及び連携先と協議して決定すること とし、経費の目安は２６０万円とする。 ４．フォローアップ等 (1) 事業の進捗管理及び目標、成果については、Visit Japan 成果確認システム（通 称：VJnet.システム）に入力し管理すること。 (2) 香港国際旅行展示会出展結果、アンケート集計について取りまとめること。 (3) 取材先の評価、意見要望等を把握するためのアンケートの実施、分析結果（今後 の訪日外国人観光客増加に向けた検討資料となるもの） (4) 観光素材説明会及び現地商談会の実施状況、プロフィール、会社概要、意見交換 会の結果、アンケート集計について取りまとめるとともに、旅行商品造成に対す る情報収集を行うこと。 (5) 完成した四国ガイドブックの提出、販売状況を提示すること。 (6) 成果物の作成及び提出 上記(2)～(5)を含む事業全体の報告書を作成すること。 ◆提出期限：平成２９年３月２４日（金） ◆提出先及び部数 ①実施報告書（Ａ４版カラー冊子） 四国運輸局 ５部 連携先 各３部 ②電子媒体 四国運輸局 １枚 連携先 各１枚 （ 電 子 媒 体 は Ｃ Ｄ 又 は Ｄ Ｖ Ｄ と し 、 Microsoft Word2007 、 Microsoft Excel2007、Power Point2007 において編集可能ないずれかのファイル形 式及びＰＤＦ形式の両方で保存するものとする。） ③成果現物 四国運輸局 １部 連携先 各１部 ５．その他留意事項 事業の実施に当たっては、四国運輸局及び連携先と事前に十分協議を行いながら 事業を進めるものとし、受託者提案からの修正もあり得る。 また、作業方針、内容等に質疑が生じた場合には、その都度十分協議した上で、 その指示に従うものとする。さらに、四国運輸局又は連携先は、業務実施中に随時 報告を求めることができることとする。
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