企画競争実施の公示

企画競争実施の公示
平成27年 3月13日
四国運輸局企画観光部国際観光課長
伊東
秀夫
次のとおり、企画提案書の提出を招請します。
1.業務概要
(1)業務名
四国在住外国人 SNS&WEB 発信事業
(2)業務内容
仕様書のとおり
(3)履行期限
平成28年 3月18日(金)
2.企画競争参加資格要件
(1)予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当しな
い者であること。
(2)平成27・28・29年度一般競争入札及び指名競争参加資格(全省庁統一資格)
「役務の提供等」のうち、「A」~「D」の等級に格付けされ、四国地域の参加資
格を有している者であること。
(3)四国運輸局長から指名停止を受けている期間中でないこと。
(4)警察当局から暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとして、
国土交通省公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者でないこ
と。
3.手続等
(1)担当部局
〒760-0068 香川県高松市松島町 1-17-33 高松第2地方合同庁舎
四国運輸局企画観光部国際観光課
電話 087-835-6358 ファクシミリ 087-835-6373
メールアドレス [email protected]
(2)企画提案書の作成及び提出方法
①書類の規格及び頁数:A4版
10頁程度
②構成:表紙(業務名、事業者名及び提出日を記載)、企画内容等(③にも留意)
③企画提案書には、当該業務の実施体制及び経費の見積及び内訳も明瞭に記載する
こと。
④2.(2)の資格要件に適合することを証する書類(写)を添付すること。
⑤提出期限:平成27年 4月 2日(木)17時00分
⑥提出方法:(1)に5部持参又は郵送(書留郵便で期限内必着)するか、メールアド
レスまで送信すること。(メールの場合は5MB以下の容量とし、電話等で着信の
確認を行うこと。)
(3)説明会 実施しない。
(4)企画提案に関するヒアリング
必要に応じて実施することがある。
(5)提案書を特定するための評価基準
別紙「提案書の評価基準」のとおり
4.支払条件及び概算予算額
(1)支払条件:納入検査終了後、適法な支払請求書を受理した日から30日以内に、債
権者の取引銀行口座へ契約金額を振込むものとする。
(2)概算予算額:800万円以下(消費税等を含む)
5.その他
(1) 手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2) 照会窓口は 3(1)とし、提出期限の前日まで照会を受付け、口頭で回答するものと
する。
(3) 企画提案書の作成及び提出に要する費用は、企画提案者側の負担とする。
(4) 提出期限までに実施部局に到達しなかった提案書は、いかなる理由をもっても特
定されない。
(5) 提案書の差し替え及び再提出は、原則認めないこととする。なお、特定後におい
ても提案書の記載内容の変更は、原則認めないこととする。
(6) 提出された提案書は、当該提案者に無断で2次的な使用は行わない。
(7) 提案書を特定した場合は、当該提案書を提出した応募者に対しその旨を書面で通
知する。提案書を特定しなかった応募者に対して、当該提案書を特定しなかった
旨及び特定しなかった理由(以下「非特定理由」という。)を書面により通知す
る。
(8) 特定しなかった提案書は応募者に返却する。なお、返却を希望しない提案者はそ
の限りでない。
(9) 提案書に虚偽の記載を行った場合は、当該提案書を無効にするとともに、記載を
行った応募者に対して指名停止を行うことがある。
(10) 特定した提案内容については国等の行政機関の情報公開法に基づき開示請求があ
った場合、あらかじめ「開示」を予定している書類とする。
(11) 提案が特定された者は、企画競争の実施の結果、最適な者として特定したもので
あるが、会計法令に基づく契約手続の完了までは、国との契約関係を生じるもの
ではない。なお、本業務は平成27年度本予算の成立を条件とし、契約締結及び
業務の実施は予算成立後に行うこととする。
(12) 当公示にない項目で疑義が生じた場合は、その都度協議するものとする。
(13) 業務の実施に当たっては、四国運輸局及び連携先と十分協議しながら事業を進め
ることとする。
(14) 制作物の著作権は四国運輸局及び連携先に帰属する。
提案書の評価基準
提案書は、次に掲げる事項により評価・特定し、特定された提案書の応募者を、
契約の相手方として特定する。
1. 評価項目と評価基準
(1)業務内容の理解度
事業の目的、趣旨を十分に踏まえた企画提案がなされているか。
(2)提案内容の実効性
提案内容が具体的で説得力があり、成果が期待できるものであるか。
(3)業務遂行の確実性
事業の準備を含め業務全体を円滑かつ安定的に遂行できるか。
(4)予算の妥当性
企画提案内容が予算的に妥当なものであるか。
2.特定方法
(1)委員が、企画提案書ごとに各評価項目について1点から10点までの点数
を記入する。
(2)1.(1)~(3)については、その重要度を考慮し、委員記入の点数を
2倍する。
(3)委員の評価点数の合計が最も高い企画提案書を採用する。ただし、合計点
を委員の数で除した平均点数が42点(70 点の 60%)に満たない場合は採
用しない。
(4)評価合計が最も高い企画提案書の提出者が複数ある場合は、委員長の決す
るところによる。
説 明 書
1.事業名
四国在住外国人 SNS&WEB 発信事業
2.事業の概要
(1)事業の目的
四国に在住する外国人(ALT(外国語指導助手)、留学生等)又は四国以外の日本
に在住する外国人(ALT(外国語指導助手)、留学生等)に対し、四国の観光地をP
Rするための提案募集を行った後、PR効果の高いと思慮される提案を選定し、取
材内容をSNS等で諸外国に情報発信することで、単なる観光施設の紹介ではない、
物語が付加された情報が継続的に発信され、訪日旅行の動機付けが図られる。
また、外国人目線での取材された情報は、自ら各市場で影響力のあるSNS
(Facebook 等)で発信するだけでなく、訪日旅行の動機付けとなる著名なWEB
(Japan guide 等)の掲示板等に動画や記事を書き込んでもらうことで、四国の観
光情報発信のさらなる波及効果を図ることが可能となる。
さらに、取材された動画や記事を取りまとめ、クリエイティブな動画等として再
構築し、既存の媒体(YouTube、Instagram 等)や関係機関のホームページから閲
覧できるようにすることで、四国の認知度向上及び誘客促進を図る。
(2)対象国・地域
台湾、韓国、香港、中国、アメリカ、タイ、オーストラリア、フランス
(3)連携先
四国ツーリズム創造機構
3.業務委託内容
(1)事業実施者の選定、視察箇所との調整、交通・宿泊等の行程管理
① 対象者
以下に掲げる各市場の四国在住外国人(ALT(外国語指導助手)、留学生等)又
は四国以外の日本に在住する外国人(ALT(外国語指導助手)、留学生等)より提
案のあった実施事項(お遍路、お祭り、鉄道旅、ラフティング等)の中から、P
R効果の高いと思慮される提案者若しくはゼミを事業実施者として選定するこ
ととする。
選定基準としては、物語が付加され、継続的な情報発信が可能と思慮される提
案を採択するとともに、SNS等の情報発信媒体に熟知し、四国への訪日外国人
誘客促進に対し、協力的な者若しくはゼミとする。
なお、提案募集の周知方法については、以下に掲げる各市場の言語による公募
チラシを作成するとともに、四国在住外国人が利用しているフェイスブック等の
ネットワークを利用し、周知を図ることとする。
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
・台湾、韓国、香港、中国、アメリカの最重点市場よりPR効果の高いと思慮
される提案者を15名程度選定
・タイ、オーストラリアの重点市場よりPR効果の高いと思慮される提案者を
3名程度選定
・フランス市場よりPR効果の高いと思慮される提案者を2名程度選定
また、留学生等が所属するゼミ生については、上記の市場を中心に20名程度
(5名×4県)選定することとするが、ゼミに所属する上記以外の市場に係る留
学生等を実施事業者とする事も可能とする。
ターゲット
「癒し」や「やすらぎ」を求め、海外旅行を計画している欧米のFIT層及びゴ
ールデンルート以外の日本旅行を計画しているアジア等からの訪日リピーター層
実施時期(予定)
平成27年5月中旬から平成27年10月下旬(取材期間)
取材行程
事業実施者の取材行程については、取材実施期間及び情報発信回数(下限を
設けること。)等を含め、受託者が管理することとする。
なお、ALT(外国語指導助手)の事業実施者については、外国人目線で個別の
取材を行ってもらうことを基本とするが、単なる観光地の情報発信ではなく、
神秘性や地元の人との交流等を含めた物語のある取材内容とすること。
また、アジア等を中心とした留学生等の事業実施者については、四国四県国
立大学が連携したテーマで取材実施出来るよう受託者から提案すること。
当該事業実施者が取材を行う際、関係機関や団体等への参加申込み等の手続
きが円滑に行えるよう受託者は、事業実施者をフォローすること。
取材経費
取材に係る経費については、事業実施内容により上限を定めることとし、交
通費、宿泊費、入場料、参加費に係る実費のみ負担することとする。なお、受
託者は、事業実施者に対し、実費に係る領収書を提出することを事前に説明す
ること。また、交通費、宿泊費についても、上限やランクを設け、それ以上の
負担については、事業実施者の負担とすること。
通訳
通訳については、基本的に同行させないこととするが、必要やむ得ない場合
や緊急性のある事態が起こった場合に備え、受託者は、対応出来る体制を取っ
ておくとともに、事業実施者に緊急の連絡先を提示しておくこと。
事前説明会
受託者は、事業実施者及び関係者を集め、事前説明会を開催する事とし、当
該説明会に出席する事業実施者に係る交通費及び宿泊費を支弁すること。
また、受託者は、説明会に係る会場経費等についても支弁すること。
情報発信機器等
SNS等の情報発信媒体については、事業実施者個人が所有のスマートフォン
等を使用し、情報発信することとする。
なお、特殊なカメラ等が必要な場合は、レンタルにて対応することとし、購入
経費は計上しないこと。
⑨ 訪日旅行の動機付けとなる著名なWEB掲示板等への投稿
事業実施者は、自国で影響力のあるSNSへの情報発信だけでなく、訪日外国
人旅行者の動機付けとなる著名なWEB(Japan guide、BackPackers、NAVER
Cafe、PANTIP 等)掲示板等への動画や記事の書き込みを行うこと。
(2)観光PRコンテンツの作成及び情報発信
① 事業実施者の取材内容を再構築した観光PRコンテンツの作成及び情報発信
事業実施者が取材した動画や記事を取りまとめ、クリエイティブな動画等とし
て再構築し、既存の媒体(Facebook、YouTube、Instagram等)や事業実施者、関
係機関のホームページから情報発信すること。情報発信期間や回数については、
四国運輸局及び連携先と調整すること。
② 各情報発信媒体により発信された情報については、その情報発信手段及び発信
先等の一覧表を作成すること。また、ログ解析やコメント等により、反響等に
係る分析を行うこと。
4.フォローアップ等
(1)事業の進捗管理及び目標、成果については、Visit Japan 成果確認システム(通称:
VJnet.システム)に入力し、管理すること。
(2)各情報発信媒体により発信された情報については、その情報発信手段及び発信先
等の一覧表を作成すること。また、ログ解析やコメント等により、反響等に係る
分析を行うこと。
(3)事業実施者に対するネガティブアンケートを実施し、今後の改善につなげるため
の分析を行うこと。
(4)成果物の作成及び提出
上記(2)~(4)を含む事業全体の報告書を作成すること。
◆提出期限:平成28年 3月18日(金)
◆提出先及び部数
①実施報告書(A4版カラー冊子)
四国運輸局 5部
連携先 各3部
②電子媒体
四国運輸局 1枚
連携先 各1枚
(電 子媒体 は CD又 はD VD と し 、Microsoft Word2007 、Microsoft
Excel2007、Power Point2007 において編集可能ないずれかのファイル形
式及びPDF形式の両方で保存するものとする。
)
③成果現物
四国運輸局 1部
連携先 各1部
各情報発信媒体により発信された情報及び事業実施者の取材内容を再構
築した観光PRコンテンツを提出すること。
5.その他留意事項
事業の実施に当たっては、四国運輸局及び連携先と事前に十分協議を行いなが
ら事業を進めるものとし、受託者提案からの修正もあり得る。
また、作業方針、内容等に質疑が生じた場合には、その都度十分協議した上で、
その指示に従うものとする。さらに、四国運輸局及び連携先は、業務実施中に随
時報告を求めることができることとする。