2016 年 2 月 会員各位 一般社団法人 日本化学工業協会 リスク評価技術 WG 『2015 年度化学物質の QSAR/in silico 活用セミナー』開催のご案内 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 ご承知のとおり化学品の管理については、2006年に国際合意されたSAICM(国際的 化学物質管理に関する戦略的アプローチ)の目標達成に向けて、欧州のREACH(欧州 化学品規制)施行や日本の化審法の改正、ICCA(国際化学工業協会協議会)でのGPS (グローバルプロダクト戦略)など、世界的にリスクの最小化に向けた取り組みが 加速しています。しかし、市場に流通する膨大な化学品の有害性情報を収集してリ スクを評価することは容易ではなく、より効率的に実施して早期のリスク管理に繋 げるための手法が求められています。この手法のひとつとして注目されているのが QSAR(定量的構造活性相関)です。 QSARは従来から医薬品の開発などに用いられてきましたが、近年は化学品管理の 分野で利用するための技術開発や普及がめざましく進展しています。弊協会では 2011年より会員への普及・活用を推進する目的でQSARに関するセミナーを定期的に 開催し、多くの会員の皆様にご参加頂いております。 今回は、行政研究機関・企業でご活躍の先生方から、規制や企業におけるQSARの 活用事例や関連する技術、QSAR活用の海外動向や事例をご講演いただき、また、日 化協から、QSARの規制活用に向けた取り組みをご紹介することで、皆様の理解を深 めていただくためのセミナーを企画・開催することとしました。 QSARやin silico(コンピュータによる毒性予測)に関する国内外の動向や自社で の化学品管理に有用な情報を入手していただける場としてお役に立つことと存じま すので、ぜひ出席をご検討ください。 敬具 【開催概要】 日時: 2016 年 3 月 17 日(木) 13 時 30 分~16 時 35 分(受付開始 13 時 10 分) 場所: ベルサール東京日本橋 5F Room8+9 (添付の地図をご参照下さい) 内容: 下記プログラムをご覧ください 対象: 一般社団法人 日本化学工業協会の企業会員・団体会員 参加費 : 無料 定員: 80 名 申込み方法: 日化協セミナー総合サイト(URL ご参照)よりお申し込みください。 http://www.jcia-seminars.org/ ※日化協セミナー総合サイトへの登録が未だの方は、「ご利用登録申請」後にお申し込 みください。 申込み締切: 2016 年 3 月 15 日(火)(先着順、定員になり次第締め切ります) 担当/問い合わせ先: 金子 和弘 E-mail: [email protected] Tel: 03-3297-2567 Fax: 03-3297-2612 主催: 一般社団法人 日本化学工業協会 【プログラム】 13:10 開場・受付開始 13:30-13:35 開会挨拶 13:35-14:20 化審法の分解性・蓄積性評価における類推の活用 独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター 池永裕 14:20-15:00 富士フイルムにおける動物実験代替法と毒性予測手法の活用 富士フイルム株式会社 CSR 推進部 環境・品質マネジメント部 日置孝徳 15:00-15:15 休憩 15:15-15:55 環境分野の毒性予測研究の海外動向と事例紹介 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク研究センター 古濱彩子 15:55-16:35 生態毒性予測手法の規制活用に向けての化学産業界の取り組み 一般社団法人日本化学工業協会 化学品管理部 仲井俊司 16:35 閉会 *各発表には質疑応答の時間が含まれます。<敬称略> 【ベルサール東京日本橋】 〒103-0027 東京都中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー (5F Room8+9) 「日本橋駅」B6 番出口直結(銀座線・東西線・浅草線)、「東京駅」八重洲北口徒歩 6 分 (JR 線・丸ノ内線)、 「三越前駅」B6 出口徒歩 3 分(銀座線・半蔵門線) 詳細は、HP をご覧ください。http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_nihonbashi/access.html
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