In silico & スクリーニングテクノロジーDIS 【活動目標】 2014 年度までデータマイニング DIS として活動してきましたが、本年度より、スクリーニ ング技術もスコープに入れ、In silico & スクリーニングテクノロジーDIS として新たにス タートを切りました。データマイニングを実施するには、信頼できる多くのデータを必要 とします。また近年、様々な技術の発展により、より精密でスループットの高いスクリー ニング系の開発が進められています。このような背景から、本 DIS では薬物動態に関連す る最新のスクリーニング技術の紹介も行っていきます。これに加えて、昨年度までと同様 デ ー タ (data) の 山 を 情 報 (information) に 変 え 、 担 当 者 ベ ー ス の 暗 黙 値 (individual knowledge)を形式知(shared wisdom)化するのに有用な種々の in silico 技術を紹介し、創薬 の生産性向上に寄与することを目標としています。 Figure. Scope of in silico & screening technology DIS. 【日本薬物動態学会第 30 回年会(東京)での企画】 In silico & スクリーニングテクノロジーDIS として初めての本年は以下に示すように薬 物動態関連の in silico およびスクリーニング技術の最新知見について発表していただける 先生方を国内外からお招きしました。専門的な内容の理解を助けるため、日本人演者の方 には日本語での発表および質疑応答をお願いしています。多くの皆様のご参加をお待ちし ております。 1. Balancing Need to Know and Nice to Have: An HT ADME Perspective to DMPK Issues Joshua Cramlett (Takeda California) 2. データマインニングと構造変換と私 永田 勉 (アスビオファーマ株式会社) 3. 創薬における CYP3A4 誘導能の低減に向けた in silico 技術の活用 加藤 晴敏 (田辺 三菱製薬株式会社) 4. CYP 酵素阻害に関する structure-based in silico 研究 半田 耕一 (富山化学工業株式 会社) 5. 分子動力学計算と量子化学計算を用いた化合物の CYP3A4 代謝部位予測 (理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター) 本間 光貴
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