特 集 良質な景観形成のための 色彩計画 その地域、街の魅力や価値を高めるために重要視される「景観」。良質な景観形成には、 建築物・構造物における適切な色使いが不可欠になる。ただ、色を効果的に使うこと は容易ではなく、さまざまな知識やスキルが必要になってくる。 本特集では、より良い建築物・構造物の色彩計画について、昨年末に発表された、塗料・ 塗装3団体( (一社)日本塗料工業会・日本塗料商業組合・(一社)日本塗装工業会)が主 催する環境色彩コンペ「第18回グッド・ペインティング・カラー」の最優秀賞受賞者や、 識者へのインタビューを通して、そのあり方を探っていく。 編集部 第 18 回グッド・ペインティング・カラー最優秀賞(新築部門)受賞者インタビュー 重厚な煉瓦の質感と調和を図った外装塗装と 利用世代に合わせた学園らしさの配色 竹中工務店 竹中工務店 藤田 純也氏 大内 靖志氏 ― 36 ― 第18回グッド・ペインティング・カラー受賞作品紹介 ― 42 ― インタビュー・景観と色彩 条件に応じ自由な色を出せる塗装仕上げ 品位を保った主張が必要 グッド・ペインティング・カラー審査委員長 赤木 重文氏 ― 45 ―
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