● 特 集 ● 景観形成における 色彩の効果と重要性 世界的イベントである東京オリンピック・パラリンピックを5年後に控え、東京のみならず、 日本各地で街のあり方を見直そうとする機運が高まっている。そこでは、インフラ整備など機能 の向上が重視されがちだが、良好な景観の形成も欠かせないテーマだ。その景観形成において最 重要の要素となるのが「色彩」であり、色彩計画が街づくりの成否の鍵を握っているとも言える。 ここでは、塗料・塗装3団体が主催する環境色彩計画のコンペティション「第17回グッド・ペイ ンティング・カラー」最優秀賞受賞者インタビューと、2020年に向けた東京の景観のあり方につい ての識者からの提言を掲載し、景観形成における色彩の役割と効果を考察していく。 編集部 ● 第17回グッド・ペインティング・カラー最優秀賞(新築部門)受賞者インタビュー ● 色とリブ幅の繊細なグラデーションで 自然豊かな環境との調和を図る 竹中工務店 中楯 哲史氏 ― 36 ― ● 第17回グッド・ペインティング・カラー最優秀賞(改修部門)受賞者インタビュー ● アーチ部を際立たせた 2 色の塗り分けで 四季を通じて周辺との調和を実現 大日本塗料 宮脇 ひろみ氏 ― 41 ― 多様な彩りが来訪者をもてなす東京の景観形成 カラープランニングセンター 田邉 学 ― 46 ― ● フォトレポート ● 第17回グッド・ペインティング・カラー 受賞作品紹介 ― 12 ―
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