群馬県感染症発生動向調査情報 (週 報) 2016 年 第 10 週 ( 3月7日 ~ 3月13日 ) 平成28年3月15日 ■第10週の注目疾病 (定点当たり報告数) 県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。 ( )内の数値: 定点当たり報告数 ●インフルエンザ:渋川地域(42.00)、富岡地域(40.67)、藤岡地域(36.67)、 館林地域(27.70)、高崎市(26.53)、吾妻地域(26.00)、安中地域(25.67)、 東部地域(24.50)、桐生地域(23.33)、伊勢崎地域(23.17)、 利根沼田地域(23.17)、前橋市(18.67) ●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:富岡地域(15.50) ●感染性胃腸炎:桐生地域(13.60) 疾 病 名 インフルエンザ 群馬県でインフルエンザ警報が発令中です。患者報告数は減少傾向ですが、依然 として多い状況です。手洗いやマスク着用など感染予防対策を徹底しましょう。 インフルエンザ 25.96 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.86 2.69 感染性胃腸炎 4.74 4.74 流行性耳下腺炎 0.16 0.19 定点当たり患者報告状況 30人以上 10人~30人未満 1人~10人未満 警報値(基準値30) ※赤色(30人以上)は、 警報値以上の地域 ※橙色(10~30人未満)は、 注意報値以上の地域 警報終息値(基準値10) 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 2016 2015 2014 全国2016 週 4,000 定点医療機関でのインフルエンザ迅速診断結果 B型 A型 3,000 報 告 2,000 数 1,000 0 1 2 3 1月 4 5 6 7 8 2月 9 10 11 12 13 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 6.0 定5.0 点 当4.0 た3.0 り 2.0 報 告1.0 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 2016 2015 2014 全国2016 3月 感染性胃腸炎 20 定 点 15 当 た 10 り 報 5 告 数 0 31.80 ● インフルエンザ 地域別 50 定 点 40 当 30 た り 20 報 告 10 数 0 第9週 第10週 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 2016 2015 2014 全国2016 週 流行性耳下腺炎 1.5 定 点1.2 当0.9 た り 0.6 報 告0.3 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 2016 2015 2014 全国2016 週 ■全数報告情報 (診断日を基準に集計) 二類 二類 二類 二類 二類 二類 四類 四類 四類 五類 五類 結核 結核 結核 結核 結核 (潜在性結核感染症) 結核 (潜在性結核感染症) (3例) E型肝炎 レジオネラ症 レジオネラ症 後天性免疫不全症候群 梅毒 ○第10週の報告 70歳以上 50歳代 30歳代 70歳以上 60歳代 20歳代 20歳代 50歳代 70歳以上 30歳代、40歳代 各1例 70歳以上 週 男 女 男 女 男 女 男 男 男 男 女 前橋市 前橋市 渋川 渋川 利根沼田 利根沼田 吾妻 高崎市 伊勢崎 ― 東部 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 ― 保健所 全数把握類型別報告数 (2016年群馬県累計) 二類 結核 累計 43 ※43例のうち、10例は潜在性結核感染症です。 ※「潜在性結核感染症」は、届出基準における 「無症状病原体保有者」を意味します。 【お問い合わせ先】 群馬県衛生環境研究所感染制御センター 電話: 027-232-4881 メールアドレス: [email protected] 三類 腸管出血性大腸菌感染症 四類 E型肝炎 A型肝炎 レジオネラ症 累計 2 累計 2 1 7 五類 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性脳炎 クロイツフェルト・ヤコブ病 後天性免疫不全症候群 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 梅毒 破傷風 麻しん 累計 3 4 1 5 1 12 5 1 1
© Copyright 2024 ExpyDoc