６ 札 幌 市 生 活 環 境の確 保 に関 する条 例 に基 づく「特 定 粉 じん排 出 等 作 業 完 了 届 」について ○札幌市生活環境の確保に関する条例 （特定粉じん排出等作業の完了の届出） 第 54 条 大 気 汚 染 防 止 法 第 18 条 の 15 第 １ 項 又 は 第 ２ 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し た 者 は 、当 該 届 出 に 係 る 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 が 完 了 し た と き は 、規 則 で 定 め る と こ ろ に より、次の事項を市長に届け出なければならない。 (1) 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並 び に 法 人 に あ っ て は 、 そ の 代 表 者 の 氏 名 (2) 特 定 工 事 を 施 工 し た 者 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並 び に 法 人 に あ っ て は 、 そ の 代 表者の氏名 (3) 特 定 工 事 の 場 所 (4) 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 の 種 類 (5) 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 の 実 施 の 期 間 (6) 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 に 伴 い 排 出 さ れ た 特 定 粉 じ ん の 重 量 (7) 排 出 さ れ た 特 定 粉 じ ん を 運 搬 し た 者 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並 び に 法 人 にあっては、その代表者の氏名 (8) 排 出 さ れ た 特 定 粉 じ ん を 処 分 し た 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 (9) そ の 他 規 則 で 定 め る 事 項 ２ 前項の規定による届出には、規則で定める書類を添付しなければならない。 【解説】 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 実 施 届 出 書 を 提 出 し た 発 注 者 等 は 、特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 の 完 了 日 か ら 60 日 以 内 に 、 札 幌 市 生 活 環 境 の 確 保 に 関 す る 条 例 に 基 づ く 「特定粉じん排出等作業完了届」を札幌市長に届け出なければなりません。 29 6.1 完 了 届 の内 容 特 定 粉 じ ん 排 出 等 作 業 完 了 届 の 作 成 及 び 提 出 に あ た り 、留 意 す べ き 事 項 は 表 6-1 に 示 す と お り 。 表 6-1 届出作成及び提出時の留意事項 届出日 作 業 完 了 の 日 ※ １ か ら 60 日 以 内 届出者※２ 発注者又は自主施工者（実施届の届出者） 提出先 提出部数 札幌市環境局環境都市推進部環境対策課大気騒音係 札幌市中央区北 1 条西 2 丁目 札 幌 市 役 所 本 庁 舎 12 階 南 側 ２部（１部を写しとして返却。） 条 例 施 行 規 則 様 式 11 の ほ か 、 以 下 の 資 料 を 添 付 し て 提 出 す る こ と。 ①特定粉じん排出等作業の作業状況の記録写真※３ ・建物外観 ・工事看板及び事前調査結果の掲示版 ・使用機種名・薬品名がわかるもの ・セキュリティーゾーン敷設状況 ・（養生箇所全部がわかる）養生シート敷設状況（折り返し、 重ね合わせ部を含む） ・事前に搬出できない配管等の養生施工状況 ・集じん・排気装置の設置位置及び排気口の位置 ・作業開始前・開始直後における、集じん・排気装置の正常な 稼働の確認のための粉じん濃度測定状況 ・事前清掃状況、負圧の確認状況、湿潤化剤の吹付け状況等、 添付書類 実施届の除去等作業のフローチャートに記載した一連の作業 状況 ・廃棄物の袋詰め状況及び作業中の保管状況 ・（積み込み・持ち込み、積み下ろしなど）廃棄の状況、廃棄 物運搬に用いた車両（ナンバープレートがわかるもの）、運 搬中の荷台の状況 ・環境濃度の測定状況 ※工区が複数ある場合は、工区ごとに区分すること。 ②実施届出時に提出した資機材の予定数量と実際に使用した資機 材の対照表 ③産業廃棄物管理票（マニュフェスト）の写し、計量伝票の写し ④集じん・排気装置の排気口※４、前室の入口、作業場の直近 の外 周及び作業場内における特定粉じん濃度測定結果 ⑤サンプリング業者名及び分析業者名 ⑥その他、法・条例等に示す作業基準を遵守する、大気への石綿 の飛散防止を目的で実施した事項 30 ※１ 作 業 完 了 の 日 と は 、除 去 等 作 業 に 係 る 一 連 の 作 業 の 完 了 日 で あ り 、工 事 そ の も の の 完 了 日 で は あ り ま せ ん 。具 体 的 に は 、除 去 等 作 業 が 終 了 し 、 作業区画の隔離養生を撤去した日である。 ※２ 法 で 規 定 す る 実 施 届 と 違 い 、市 条 例 の 規 定 で あ る た め 代 表 者 印 を 押 印 する必要はない。 ※３ 撮影した写真は、全て撮影日・撮影箇所がわかるものであること。 ※４ 作 業 中 の 集 じ ん・排 気 装 置 の 排 気 口 で の 濃 度 測 定 に つ い て は 、法 に 規 定 す る「 粉 じ ん を 迅 速 に 測 定 で き る 機 器 」に よ る 粉 じ ん 測 定 を 、他 の 地 点（ 前 室 の 入 口 、除 去 作 業 場 の 直 近 の 外 周 ）の 測 定 時 間 と 同 等 又 は そ れ 以 上 の 時 間 に お い て 実 施 す る こ と に よ り 、特 定 粉 じ ん 濃 度 測 定 に 代 え る ことができる。 31
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