第25号 平成28年3月15日発表(PDF形式:354KB)

北海道地方海氷情報
第 25 号
平成 28 年 3 月 15 日 16 時 50 分
札幌管区気象台発表
(見出し)
3 月 19 日頃にかけて気温が平年より高くなり、北海道オホーツク海側の
海氷は融解が進むでしょう。その後は北よりの風が吹くため、海氷は海
岸に近づく見込みです。
(本 文)
[概 況]
北海道オホーツク海側の海氷は、雄武町の海岸 40 キロメートル付近に
あります。また、北見市常呂から知床岬の海岸 10 キロメートルから 20 キ
ロメートルにあり、知床半島では接岸している所があります。
海氷の一部は根室海峡に流入し、国後島に接岸しています。
[今後 1 週間の予想]
3 月 19 日頃にかけて高気圧に覆われる日が多く、気温が平年より高く
なるため、北海道オホーツク海側の海氷は融解が進むでしょう。その後
は一時的に冬型の気圧配置となり、北よりの風が吹くため、海氷は海岸
に近づく見込みです。
海氷の一部は、引き続き根室海峡に流入し、国後水道から太平洋に
流出するでしょう。
付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。
次の北海道地方海氷情報は、3 月 18 日(金)に発表する予定です。
札幌管区気象台ホームページ 海氷・流氷に関する情報
http://www.jma-net.go.jp/sapporo/kaiyou/seaice/seaice.html
海氷分布図に用いた資料:海上自衛隊、第一管区海上保安本部、
気象衛星による観測結果