北海道地方海氷情報第 23 号平成 28 年 3 月 8 日 16 時 40 分札幌管区気象台発表（見出し）北海道オホーツク海側の海氷は、宗谷岬から猿払村の海岸 20 キロメートルから 30 キロメートルと、浜頓別町から知床岬の海岸 10 キロメートルから 20 キロメートルにあり、10 キロメートル以内にも散在しています。今後 1 週間、海氷は海岸から遠ざかる見込みです。（本文） [概況] 北海道オホーツク海側の海氷は、宗谷岬から猿払村の海岸 20 キロメートルから 30 キロメートルと、浜頓別町から知床岬の海岸 10 キロメートルから 20 キロメートルにあり、10 キロメートル以内にも散在しています。また、一部は根室海峡に流入しています。 [今後 1 週間の予想] 9 日にかけて、急速に発達する低気圧がサハリン南部を通過し、その後冬型の気圧配置が強まるため、西の風が非常に強くなり、海氷の動きが激しくなるでしょう。その後は冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、西または南よりの風が吹く見込みです。このため、北海道オホーツク海側の海氷は、海岸から遠ざかるでしょう。海氷の一部は、引き続き根室海峡に流入する見込みです。付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。次の北海道地方海氷情報は、3 月 11 日（金）に発表する予定です。札幌管区気象台ホームページ海氷・流氷に関する情報 http://www.jma-net.go.jp/sapporo/kaiyou/seaice/seaice.html 海氷分布図に用いた資料：海上自衛隊、気象衛星による観測結果