調査記入要領

別
紙
調査票記入要領
Ⅰ
様式1(排水量及び排水水質調査票)
1
事業場情報
工場・事業場名、所属名、記入者氏名、連絡先等事業場情報をご記入ください。
市町村コード及び工場コードについては、前年度と同じコードをご記入ください。
(送付した封筒の宛名部分にも記載してあります。)
2
排水の排出実態
貴事業場の実態に該当するものに「○」をご記入ください。
・ ①又は②に該当する場合は、「(2)排水量、放流先及び排水水質」に進み、下
記「3 排水量及び排水水質」に基づきご記入ください。
・ ③に該当する場合は、様式2「水生生物保全環境基準項目に該当する物質等の使
用等状況調査票」に進み、下記「Ⅱ 様式2(水生生物保全環境基準項目に該当す
る物質等の使用等状況)」に基づきご記入ください。
・ ④又は⑤に該当する場合は調査終了となります。
現に水質汚濁防止法に基づき県(富山市内の事業場の場合は富山市)に届出され
ている内容と、貴事業場の現状が異なる場合、水質汚濁防止法第7条に基づく変更
届等の提出が必要となることがありますので、届出内容をご確認ください。
届出窓口
富山県生活環境文化部環境保全課
・TEL 076-444-3146
(富山市以外の市町村に所在する事業所の場合) ・FAX 076-444-3481
富山市環境部環境保全課
・TEL 076-443-2086
(富山市に所在する事業所の場合)
・FAX 076-443-2087
3 排水量及び排水水質
(1)排水口名称
記入対象の排水口は、事業場から公共用水域に排出される工程排水、生活系排水
及び冷却水の排水口とし、雨水のみの排水口、下水道への排水口は除きます。
上記の排水種類の区別が明確な場合は、排水口名称の欄にその排水の種類がわ
かるようにご記入ください。
(2)排水量・放流先
排水量は、通常の1日当たりの排水量の平均値をご記入ください。放流先は、
別添「公共用水域(河川、湖沼、海域等)の名称について- 富山県 -」に基づ
きご記入ください。
(3)排水水質
① 基本項目(COD、全窒素、全りん)
この3項目について、排水基準項目 ※として、貴事業場において測定されてい
る項目がある場合は、排水口ごとに、平均的な水質の値をご記入ください。
冷却水のみの排水口については、排水水質を記入する必要はありません。
② その他項目
BOD、亜鉛含有量、ほう素、ふっ素、アンモニア・アンモニウム化合物・亜硝
酸化合物及び硝酸化合物、その他排水基準項目※として、貴事業場において測定
されている項目がある場合は、その結果をご記入ください。
※ 排水基準項目のうち、排出されるおそれがある項目(水質汚濁防止法特定施
設設置(変更)届出書の別紙4「排出水の汚染状態及び量」に記載されている
項目)について、年1回以上の水質測定、記録及び保存が水質汚濁防止法によ
り義務付けられていますので、ご留意ください。
(4)その他特記事項
前年度から値が大きく変動している場合は、様式1「(4)その他特記事項」に
その理由をご記入ください(例:生産量の変動に伴う、生産工程の廃止による な
ど)。また、今後の製造等の施設増設、排水処理設備の更新(能力アップ等)など
の計画があれば、ご記入ください。
Ⅱ
様式2(水生生物保全環境基準項目に該当する物質等の使用等状況)
物質の項目ごとに使用等(製造、貯蔵、処理、使用)の有無、年間使用量(kg)をご
記入ください。また、使用等している物質を含む水(排水)の主たる処理法を選択して
ください。
なお、対象物質の年間使用量を以下の算出式を用いて算出してください(100kg 以上
の場合に記載してください。)。
Kg/年
(算出例)
450kg
=
45kg
=
○
Kg/年
1,500kg
1,500kg
×30%
× 3%
÷100
÷100
→
→
記載してください。
記載は不要です。
後日、内容について問合せさせていただく場合がありますので、調査票を提出される
際には、控えを保管されますようお願いします。
(提出期限:平成 28 年4月○日(○)必着)
【送付先】
富山県生活環境文化部環境保全課水質保全係
TEL:076-444-3146(直通) FAX:076-444-3481
E-mail: [email protected]
参考資料
公共用水域(河川、湖沼、海域等)の名称について- 富山県 -
排水量及び排水水質調査票中「排出先の河川、湖沼、海域等の名称」については、以下
を参考に記入してください。
1
河川
以下に示す河川または支川の名称を記入してください。支川に排出している場合は、
河川名ではなく支川名を記入してください。
河川
主な支川
河川
阿尾川
上市川
余川川
中川
上庄川
早月川
仏生寺川
湊川
角川
小矢部川
千保川、祖父川、山田川
鴨川
庄川
和田川
片貝川
内川
黒瀬川
下条川
高橋川
新堀川
吉田川
神通川
宮川、高原川、いたち川、
松川、井田川、熊野川
主な支川
布施川
黒部川
入川
富岩運河
小川
岩瀬運河
木流川
常願寺川
笹川
舟川
白岩川
栃津川
境川
注. 表中に該当する河川名がない場合は、排出している河川が最初に流入する表中の河
川名・支川名、あるいは下記の湖沼または海域の名称を記入してください。
2
湖沼
・有峰湖 ・桂湖 ・黒部湖
注. 該当する湖沼名がない場合は、排出先から最初に流入する上記表中の河川名・支
川名、あるいは下記の海域の名称を記入してください。
3 海域
・富山湾 ・富山新港
※その他、御不明の点は、事務担当にご相談ください。
水質汚濁防止法に基づく有害物質一律排水基準
有 害 物 質 の 種 類
許 容 限 度
有 害 物 質 の 種 類
カドミウム及びその化合
物
0.03
mg/L
1,1-ジクロロエチレン
シ
ア
ン
化
合
物
1
mg/L
シス-1,2-ジクロロエチレン
有
機
燐
化
合
物
mg/L
1,1,1-トリクロロエタ
ン
1,1,2-トリクロロエタ
ン
(パラチオン、メチルパラチオン、メチ
1
ルジメトン及びEPNに限る。)
許 容 限 度
1
mg/L
0.4
mg/L
3
mg/L
0.06
mg/L
鉛 及 び そ の 化 合 物
0.1
mg/L
1,3-ジクロロプロペン
0.02
mg/L
六 価 ク ロ ム 化 合 物
0.5
mg/L
チ
ウ
ラ
ム
0.06
mg/L
砒素及びその化合物
0.1
mg/L
シ
マ
ジ
ン
0.03
mg/L
水銀及びアルキル水銀
その他の水銀化合物
0.005 mg/L
チ オ ベ ン カ ル ブ
0.2
mg/L
ア ル キ ル 水 銀 化 合 物 検出されないこと。
ベ
ン
0.1
mg/L
ポリ塩化ビフェニル
0.003 mg/L
セレン及びその化合物
0.1
mg/L
トリクロロエチレン
0.1
mg/L
ほう素及びその化合物
海域以外 10 mg/L
海域
230 mg/L
テトラクロロエチレン
0.1
mg/L
ふっ素及びその化合物
海域以外 8 mg/L
海域
15 mg/L
ジ ク ロ ロ メ タ ン
0.2
mg/L
100
mg/L
四
素
0.02
mg/L
アンモニア、アンモニウ
ム化合物、亜硝酸化合物
及 び 硝 酸 化 合 物
1,2-ジクロロエタン
0.04
mg/L
1 , 4 - ジ オ キ サ ン
0.5
mg/L
備考
塩
化
炭
ン
ゼ
1 アルキル水銀の「検出されないこと。」とは、0.0005 mg/L 未満をいう。
2 砒素及びその化合物についての排水基準は、水質汚濁防止法施行令及び廃棄物の処理及び清掃
に関する法律施行令の一部を改正する政令(昭和 49 年政令第 363 号)の施行の際、現にゆう出
している温泉(温泉法(昭和 23 年法律第 125 号)第2条第1項に規定するものをいう。)を利
用する旅館業に属する事業場に係る排出水については、当分の間、適用しない。
3 アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物に係る排水基準は、アンモニ
ア性窒素に 0.4 を乗じたもの、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の合計量である。
4 別表1に掲げる有害物質の種類につき同表に掲げる業種に属する工場・事業場に係る排水基
準は、平成 29 年 11 月 30 日まで(金属鉱業及び溶融めっき業(溶融亜鉛めっきを行うものに限
る。)に属する工場・事業場にあっては、28 年 11 月 30 日まで)は同表のとおりとする。
5 別表2に掲げる有害物質の種類ごとに同表に掲げる業種その他区分に属する工場・事業場に係
る排水基準は、28 年6月 30 日までは同表のとおりとする。
6 トリクロロエチレンの排水基準は、施行の際(平成 27 年 10 月 21 日)現に特定施設を設置(設
置の工事をしているものを含む。)している特定事業場については、施行の日から平成 28 年4
月 20 日まで(水質汚濁防止法施行令(昭和 46 年政令第 188 号)別表第3に掲げる施設を設置し
ている特定事業場については平成 28 年 10 月 20 日まで)は適用せず、従前の排水基準(0.3mg/L)
が適用される。