Extraction of Tips on Taste in Supplementary

Institute
工nstitute
of
of
Eleotronios
Electronics,,Information,
工 nformation
and Co
Communication
unioation
Engineers
Engineers
,and
一般 社 団 法 人 電 子 情 報 通 信 学 会
信学技 報
THE INSTITUTE OF ELECTRONICS
,
INFORMATION
AND COMMUNICATION
ENGINEERS
料理
ツ の
泰宏 † 道満 恵介 †† 井 手 一 郎 † 出
聡 † 林
横井
補 足 情 報 に お け る 味 に 関す る コ
ピの
レ シ
IEICETechnicalReport
−54 ,
IMQ2012
IE2012−158 ,
MVE2012 −115 ,
WIT2012−64 (2013−03)
抽出
口 大 輔 †††
洋 † 水 野 勇 渡 †††† 小 尻 智 子 †ttt 瀬 田 和久 †丗
村瀬
†
†名 古 屋 大 学 大 学 院 情 報 科 学研 究 科 〒 464−8601 愛 知 県 名 古 屋 市 千 種 区 不 老 町
††中京 大 学情 報 理 工 学 部 〒 47〔}−0393 愛 知 県 豊 田 市 貝 津 町 床 立 101
†††名 古屋 大 学 情 報 連 携 統 括 本 部 〒 464−8601 愛 知 県 名 古 屋 市 千 種 区 不 老 町
††††関西 大 学 シ ス テ ム 理 工 学 部 〒 564− 8680 大 阪 府 吹 田 市 山 手 町 3− 3− 35
††
†††大 阪府 立 大 学 理 学 部 〒 599− 8531 大 阪 府 堺 市 中 区 学 園 町 1− 1
−
m .
is.
nagoyaru
.
ac .
nagoyau
.
ac .
E mail : †
yokois◎murase .
jp †††ide◎ is.
jp
,
あ ら ま し 我 々 は
,
台 所 に お け る 調 理 活 動 の 支援 に 注 目 し て
す る 知 識 だ け で な く,調 理 方 法 に 関 す る
を抽 出 し ,任 意 の 料 理
報欄 か ら料理
の
レ シ
味 に 関す る
キ ー ワ ー ド 料 理
レ シ ピ
が 重 要 だ と 考 え ら れ る .そ
ツ
こ で
レ シ ピか
らコ
ツ
シ ピ の 補 足情
レ
コ
ツ
コ
,
る .料 理 を 上 手 に仕 上 げ る た め に は ,技 術 や 用 語 に 関
い
,本 研 究 で は 大 量 の 料 理
ピ の 調 理 手 順 に 補 足 して 提 示 す る こ と を 目 指 し て い る .本 報 告で は ,料 理
ツ を 抽出す る 手法 に つ い て 検討 した 結 果 を紹介 す る ,
コ
Extraction
of Tips on Taste
in
Supplementary
Information
of Cooking Recipes
SatoshiYOKOI
†
,
Yasuhiro HAYASHI
Hiroshi MURASE
IDE †,
Daisuke
DEGUCHI
,Ichiro
Keisuke DOMAN
† ,
’Yuto MIZUNO
†.
†† Tomoko KOJIRI
††††
Kazuhisa SETA
丗 †.
and 戸
, ††
†
,
†
††††
Science Nagoya University
†Graduate School of 正nformation
Japan
††School of Information Science& Techinology Chukyo University
Japan
In
長
rmation
and
Communications
Headquarters
Nagoya
University
††
†
,
Japan
Faculity
of
Engineering
Kansai
Science
University
Japan
†
††
†
Department
of
Science
Osaka
Prefecture
University
†
†
†
††
Japan
−
−
.
m .
is.
nagoya
u ,
acjp ,†
nagoya −u .
acjp
†
yokois ◎murase
E mail
†
†ide◎is.
,
,
)
,
,
:
Abstract We
focusing
on the cooking
are support
techniques and terms but also tips
on the cooking
an arbitrary
recipe
tips mined
with
in a kitchen,
In order
1. は
cooking
い
る
.我
々
are aiming
we
,
at supplementing
and
describe
evaluate
a
.
recipes
と考 え られ る .前 者 が 不 足 す る 場合 に は ,調 理 方法 が 分 か らず ,
一方 ,後 者 が 不 足 す
失 敗 す る こ とが あ る .
は
,
較 的 IT
そ の な か で も比
化が 遅れて
理 は 食 材 や 調 理 方 法 に 関す る 豊 富 な 知 識 や 経 験 を 必 要 とす る .
めの
report
knowledge on
the not only
,
る 台 所 に お け る 調 理 活 動 の 支 援 に 注 目 し て い る .一般 に ,料
料理
じ め に
い
.In this
recipes
infor皿 ation of cooking
近 年 ,情 報 通 信 技 術 に よ り家 事 を 支 援 す る 技 術 に 対 す る 需 要
が高まっ て
well
Therefore
we
process are important.
forextracting
tips on ta8te in supplementary
Key words Gooking recipe ,tips
method
from numerous
to cook
,技 術 や 用 語 に 関 す る 知 識 と上 手 に 調 理 す る た
“ ツ ”の 2 種 類 が あ る
知 識 や 経 験 ,い わ ば 料 理 に 関 す る
の知識には
コ
し て も 上 手 に 仕 上 が らな い
前者
の
像 を料 理
こ
る場 合 に は
とが あ る .
習 得 を支 援 す る 手 法 と し て ,Hamada
レ
シ ピ に お け る調 理 手順 に 対応 付 け
な が ら調 理 で き る
満 ら は 任 意 の 料理
“
レ
,成 功 は
Happy CoQking”を 開 発
シ ピの 調理
らは 料 理 番組 映
,必 要 な 映 像 を 見
した [
1]
.ま た ,道
動 作 に 料理 番 組 映 像 を 細 か く 対
応 付 け ,提 示 す る こ と で 調 理 動 作 の 視 覚 的 な 理 解 を 可 能
とす る
一113 −
/
or extended
version
may
be published elsewhere
.
,
鯉
NII-Electronic
亟
tl
@
29
蓋
30
協
Library
b垂
耳思
This article is a technical report
without
peer
review
and
its polished and
Service
Institute
工nstitute
of
of
Eleotronios
Electronics,,Information,
工 nformation
and Co
Communication
unioation
Engineers
Engineers
,and
m
a
と/か た く/な り!ま す
砺編 穐 羸瀟
食
.基 本 形
。,
詞
図 2 調 理 動 作 の 品詞 系 列 の 抽 出例 (
前 後 2 形 態 素の 場合 )
表 1 実 験 結 果
(
品詞 系 列
手法
図 1 コ
“
Video CooKing
者 を対 象
とし て
”
した料理 レ シ
を補足
ツ
ピの 例
,
料理 レ シ ピ 中の
分か りに
くい
1
(全 て 使 用 )
提案手 法
2
(前
らは 料 理 初心
提案手 法
3
(前 1
表 現 を補 足 す る
提案手 法
4 (
前 2
比較 手 法
(な し 〉
3]
.し か し ,こ れ ら の 手 法 は 既 に 料理
手法 を提 案 した [
書 かれ て
い
い
レ
シ ピ に
らは 食 材 上 に 情報 を 重畳 表示 す る 調 理 支援 シ
4]
.こ の
[
テ ム を提 案 し た
シ
ス
ス
で あ るが
,
ツ を 習 得 させ る も の で は な い
コ
,本研 究で
は
料理
レ
シ ピ
足 す る 手 法 を検 討 し て い る .図
を手順
3
.
レ シ
レ
補足情 報欄
これ
シ ピ に 対 して
ピ か ら似 た
上 の 料理
1 は玉
状況 に お
ツ
コ
ける
コ
ツ を補
,
があ り
コ
補足す る と
,2 )食 材 の 置 き 換
,
補足
に 関 す る記 述 ,4 )そ の 他 の 記 述 .こ
の
足 す るの に 適 し た もの は ,味 に 関す る
場 合)
検討 した結果につ
い
の
.本 研 究 で
記 述 され る
4
コ
は
ツに
種 類 に 分 類 した:
が りを 左
右 す る 味に 関 す
,3 )料 理
の保存方法
うち ,調 理 手 順 を 直 接 補
コ
ツで ある
味 に 関す る
コ
.そ
こで
,本
ツ を抽 出す る手 法
介す る .
て紹
〕
他
の
222
記述
3 種類 の
態 素か ら得 た
.比
合で 評価 した
よ る 味 に 関す る コ
568件 ,そ の
ツ
コ
件 を用
品 詞 系列 パ
抽
ツ の
他の 記
ツ
コ
た.
・後 2 形 態 素 ,前 2 ・後 1 形
タ ーン に つ い て 生 起 確 率 を求
い
1 に 示 す .提 案 手 法 1 は提 案 手 法 2−4 よ り も 識
別 精 度 が 高い .特 に ,前 後 2 形 態 素 の 品詞 系列 は 組 み 合 わ せ が
膨 大 に な り,本 実 験 で 用 い た 学 習 デ ータ で は 生 起 確 率 が 求 ま ら
た が ,他 の 品 詞 系 列 を 組 み 合 わ せ る こ と で 補 え
な い 場 合が あ
た た め で あ る と考 え られ る .ま た ,提 案手 法 は ,比 較 手 法 よ り
適合 率 が 高 く,F 値 は ほ ぼ 同 じ で あ た .本 研 究 で は 大 量 の 料
理 レ シ ピ か ら 抽 出 す る こ と を 想 定 し て お り ,再 現 率 よ り も 適 合
率 が 高 い 方 が 望 ま し い た め ,提 案 手法 の 有効性 を確 認 し た .
っ
っ
と識 別 段 階 か らな り,ナ イ ーブ Bayes
本 報 告 で
,補 足 情報 欄 の 記 述 を 味 に 関 す る ツ と
,ナ イ ーブ Bayes 分 類 器 は ,
コ
,料 理
は
レ
も 事後 確 率 が 高 い ク ラ ス に 推 定 す る 分 類 器 で あ る .
学 習段 階 で は ,識 別 器 構 築 に 向 け て
,学 習 用 に 用 意 した 味 に
レ
シ ピ
中の 調理
に , 補 足 情 報 欄 か ら味 に 関 す る
料理
シ ピ に
コ
.今後
ツ を
関 す る コ ツ とそ の 他 の 記 述 を 用 い て 生 起確 率 と 事 前確 率 を求 め
る .本 手 法 で は ,調 理 動 作 の 前 後
の
品詞 系 列 を 特徴 量 と した .
よ うに 入 力 され た 文 章 を 形 態 素 解 析 し
と した品 詞 系列 を抽 出 し
,各 ク
ラ ス で 系列 パ
,調 理
タ ーン
動作 を基 準
の
生起確 率
を 求 め る .ま た ,事 前 確 率 は 学 習 に 用 い た 味 に 関 す る コ ツ とそ
他の 記述 の 比 率 とし た .
識 別 段 階 で は ,学 習段 階 と 同 様 に ,入 力 され た 文 章 か ら 品 詞
.学 習 段 階 で 得
られ た 各 品 詞 系 列 の 生 起 確 率 と
ツ
コ
順に
手
ツ を補足
コ
する
ため
を 抽 出 す る手 法 の 検討 結 果
は ,抽 出 性 能 の 向 上 に 加 え て ,実際 に
補足 す る 手 法 を 検 討す る 必 要 が
.
あ る
文 献
1] R .
Hamada ,
J.
Okabe
1、
Ide
S.
SatQh ,
S.
Sakai ,
and
[
Tanaka ,Cooking Navi Assistant
f r daily
cooking
in
H .
,
“
系列 を 抽 出 す る
補足 情報欄
実験 結果 を表
各 ク ラ ス で あ る 特 徴 が 出 現 す る 生 起 確 率 と事 前 確 率 か ら事 後 確
の
シ ピの
ら個 別 に 生 起 確 率 を 求 め る 方 法 で 評 価 し た .
い て 紹介 し た
の
レ
較手 法 は ,調 理 動 作 の 前後 2 形 態素 の 品 詞 か
につ
図 2
料理
てい る
た .ま た ,評価 用 に は そ れ ら と は 別 の 味 の
の
そ の 他 の 記 述 に 分 類 す る .こ こ で
,最
掲 載 され
に
4 . ま と め
提 案 手 法 は ,学 習 段 階
分類器 を 用 い る こ と で
脚
ド
ッ
調 理 動 作 の 前後 2 形 態 素 ,前 1
2. 提 案 手 法
率 を求 め
の
め ,3 種 類 を 組 み 合 わ せ た 場 合 と ,個 別 に 事 後 確 率 を 求 め た 場
情報の ほ か,
の
多い
情報 欄 に
え に 関す る 記述
報 告 で は 補 足 情 報 欄 か ら料 理
要 が あ る .Web
,材 料 ,手 順 等
1 )調 理 手 順 に直 接 関 わ り,料 理 の 仕 上
い て
場 合)
1
値
.
70
.
58
.
67
.
67
.
71
験
511 件 を 用 い
170 件 ,そ
は 様 々 な も の が あ る .我 々 は こ れ を 以 下 の
にっ
場合〉
の
出 性 能 を 評 価 し た .学 習 用 に は 味 の
述
よ うに
の
ツ が 記 載 され る こ と が
るこ とに した が
ク パ
ッ
.こ
ツ を収集する 必
コ
ク
子焼 きを半 熟 にす るコ ツ
を補 足 す る た め に は ,大 量 の 料 理
シ ピ 投 稿 サ イ トに は
を利用 す
る記述
の
2
.
710
.
490
.
680
.
660
.
920
,提 案 手 法 に
中の 各 手 順 に 関 わ る
に補足 し た 料理 レ シ ピで あ る
レ
2
再現 率
0.
700
0.
700
.
0 650
680
0.
0.
580
か ら取 得 した 記 述 に 対 し
注 意 点 が 明 確 に な り ,上 手 に 調 理 す る 方 法 が 分 か る よ うに な る .
任 意 の
3. 実
テ ム は 具 体 的 な 調理 方 法 を提 示 し
た うえ で 実 際 に 調 理 させ る こ と で 知 識 と経 験 の 習 得 を 支援 す る
そこで
・後
・後
・後
2
F
適合 率
る 内 容 に 直 接 関 わ る情 報 を 補 足 す る こ と しか で き な
.ま た ,鈴 木
もの
ーン )
タ
提案手 法
2]
.ま た ,志 土 地
[
を 開発 し た
パ
kitchen”
,Proc.13th AGM
}
:
‘
)
Int.
Multimedia Conf,pp .
371 −
.2005
2] 道 満 ,カ イ ,高 橋 .井 手 ,村 瀬 ,
[
1
374 ,
Nov
“
ル
マ
チ メデ
ィ
ア料理
レ
シ ピ
作
”,
−
J94 −A ,no .
7 ,pp .
540 543 ,Jl11,
2011
信 学 論,vol .
3] 志 土 地 ,井 手 ,中 村 ,出 口 ,高 橋 ,村 瀬
ル チ メデ
ア情報
[
”
の 捕 捉 に よ る 初 心 者 向 け 料 理 レ シ ピ の 作 成 へ向 け て ,信 学 論 ,
J94−A ,no .
7 ,pp .
544 −547 ,Jul、
2011
vol .
“
4] 鈴 木 ,森 岡 ,上 臥
食 材 上 に 情 報 を 重畳 表 示 す る調 理 攴援 シ
[
”
2012
テ ム の 試 作 ,信 学 技報 ,DE2012 −4 ,Jun .
成の た め
の
料理 レシ ピテキ
ス
トと料理 番 組 映 像 との 対 応 付 け
“
マ
ィ
ス
事 前 確 率 を 用 い て 事 後 確 率 を 求 め ,事 後 確 率 が 高 い 方 の ク ラ ス
に 分 類す る
.
〔注
1); ク
ッ
クパ
ッ
ド (株):
“
Cookpad ”(http
〃 coQkpad
:
.
com
/)
一114 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio
Library Service
Library