5 ネットワーク構成例 SH4124T スイッチングハブを使うことにより、ワークステーション (WS)、パーソナル・コンピュ ータ (PC)、およびサーバを相互に接続することが可能になります。下記にいくつかの構成例を示し ます。 注) ここでは、主として端末を直接収容するために使用されるスイッチをアクセススイッチ、それ らのアクセススイッチを集約するスイッチをフロアスイッチ、また、バックボーンネットワー クを構成するスイッチをバックボーンスイッチと呼ぶことにします。 5.1 アクセススイッチとしての接続構成例 SH4124T をアクセススイッチとして使用し、端末(クライアント)を 100BASE-TX で直接収容しま す。サーバやフロアスイッチ/バックボーンスイッチへは 1000BASE-T で接続します。 x x サーバ、フロアスイッチ/バックボーンスイッチへの接続はギガビット接続。 クライアントを最大 24 台まで接続可能。 128 5.2 フロアスイッチとしての接続構成例 アクセススイッチを多数収容する形態で、サーバやバックボーンスイッチとの接続には 1000BASE-T を使用し、アクセススイッチとの接続に 100BASE-TX を使用します。 x x サーバ、バックボーンスイッチへはギガビット接続。 アクセススイッチを最大 24 台まで接続可能。 129 5.3 バックボーンスイッチとの接続構成例① バックボーンスイッチに GeoStream Si-R3400、フロアスイッチに SH4124T、アクセススイッチに SH1800 シリーズを使用した構成例です。GeoStream Si-R3400 と SH4124T ではリンクアグリゲーショ ンを使用しギガビットイーサネット 2 本を多重化しています。 また、タグ VLAN によって SH4124/SH1800 シリーズ配下の VLAN 間を GeoStream Si-R3400 でルー ティング中継することも可能です。 x x x アップリンクはギガビットイーサネットu2 使用。 リンクアグリゲーションによってギガビットイーサネットを 2 本多重化。 アクセススイッチ(SH1800 シリーズなど)を最大 24 台まで接続可能。 タグ VLAN 使用時は GeoStream Si-R3400 にて VLAN 間中継。(ルーティング) 130 5.4 バックボーンスイッチとの接続構成例② ホットスタンバイ構成のバックボーンスイッチに GeoStream Si-R3400、フロアスイッチに SH4124T、 アクセススイッチに SH1800 シリーズを使用した構成例です。 x x アップリンクはギガビットイーサネット使用。 ギガビット接続により 2 台の GeoStream Si-R3400 に接続。 アクセススイッチ(SH1800 シリーズなど)を最大 24 台まで接続可能。 131
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