『誰もが地域で当たり前に暮らせるまちづくり』 ∼精神障害者の住宅事情∼ 2016 地域の賃貸物件において、特に 精神障害当事者 においては、一人暮らしをする能力を持ち合わ せていても、内なる偏見や、差別によって永らく物件を貸してもらえないケースが多発しています。 また、 「精神障害者への理解」は、今後迎える超高齢化社会において、 「認知症への対応の理解」 にも繋がり、今後、社会資源としてどういったものが必要なのかを併せて考える機会になります。 本年 4 月 1 日より施行される、 『障害者差別解消法』も考慮して、今一度、共生社会実現のため、 誰もが暮らしやすい福祉しがづくり の普及啓発のために開催します。 (13:00 ∼ 受付) と き:平成 28 年 3 月 25 日 ( 金 ) 13:30 ∼ 16:30 ところ:浜大津「明日都」内 ふれあいプラザ・5F 大会議室 (〒520-0047 滋賀県大津市浜大津 4 丁目 1-1) 参加 定員 申込 無料 70 名 不要 対象:県内に在住・在勤の方 (一般県民、福祉関係職員、相談支援担当職員、民生委員児童委員 地域活動関係者、不動産関係事業者、賃貸物件オーナー 権利擁護支援関係者、その他関心のある方) 第1部 基調講演 「医療から伝える生活者としての精神障害者への理解」 講師:清水 康男(医療法人藤樹会滋賀里病院 地域部部長) 第2部 シンポジウム 「これからの賃貸物件管理∼新たな顧客層の創造∼」 シンポジスト:永井 茂一(株式会社ピアライフ 代表取締役) 尾畑 聡英(特定非営利活動法人 滋賀県精神障害者家族会連合会 理事長) 種村 直典(医療法人藤樹会地域生活支援センター センター長) 奥野 智明(奥野 FP 事務所 代表) 助言者:清水 康男(医療法人藤樹会滋賀里病院 地域部部長) コーディネーター:松岡 啓太(大津市障害者自立支援協議会事務局) 【主催】 『誰もが地域で当たり前に暮らせるまちづくり』2016 実行委員会 ※ 「誰もが地域で当たり前に暮らせるまちづくり」2016 実行委員会は下記機関で構成しています。 特定非営利活動法人 滋賀県精神障害者家族会連合会(鳰の会)/医療法人藤樹会滋賀里病院 地域生活支援センターオアシスの郷/生活・相談支援センターやすらぎ/大津市障害者自立支援協議会 特定非営利活動法人 夢の木/支援センターこのゆびとまれ/株式会社ピアライフ 株式会社大生産業/特定非営利活動法人 おおつ「障害者の生活と労働」協議会/奥野 FP 事務所 社会福祉法人 大津市社会福祉協議会/特定非営利活動法人 大津夜まわりの会 【後援】 滋賀県、滋賀県自立支援協議会、日本精神科看護協会滋賀県支部、 (予定) 滋賀県精神神経科医会、滋賀県精神科診療所協会、滋賀県精神保健福祉士会、 滋賀県精神保健福祉協会、滋賀県居住支援協議会(滋賀あんしん賃貸支援事業) 滋賀県精神障害者地域支援事業所協議会(精作連) プロフィール ■清水 康男 ( しみず やすお ) 医療法人藤樹会滋賀里病院 地域部部長 兼 訪問看護ステーション欅所長 華頂高等看護学院卒業。医療法人明和会 琵琶湖病院、医療法人和城会 三恵病院、ミネルバ病院を経て現職。 日本精神医学会精神科認定看護師。日本精神科看護協会滋賀県支部長を歴任。 主に急性期の非常に困難な患者の多い病棟で勤務。精神症状の不安定な患者にも、行動制限を出来る限り少なくし、 患者の行動を見守る看護の提供と、患者の権利を守る看護を徹底。 温厚な性格と、ゆったりとした関わりは、患者はもちろん家族からの信頼も厚い。 病院と地域との連携を円滑にするべく、患者と社会との 架け橋的 な重責を担う。 ■永井 茂一 ( ながい しげかず ) 株式会社ピアライフ 代表取締役 大津市で不動産会社を経営するとともに、滋賀県中小企業家同友会副代表理事を務める。 障害者雇用の促進をはじめ、多様な人たちが多様な役割を果たし、共に支え合う企業づくりを進めるとともに、 誰もが共に働き、共に暮らせる当たり前の地域社会の実現に向けてさまざまな地域貢献活動を展開。 ■種村 直典 ( たねむら なおふみ ) 医療法人藤樹会 精神障害者地域生活支援センター オアシスの郷・やすらぎ ( 統括 ) 支援センター長 大学卒業後、心理カウンセリングを専門的に学んだあと精神保健福祉士を取得。精神障害者の支援については 「支障なく生活が送れているのか?」に焦点を当てた支援を基本としており、精神障害者の「日常生活の苦しみに 寄り添い、本人らしく生きることを尊重し共に歩む」ことが支援姿勢。「障害者の生活に必要で、だれもやらない なら、自分達でやる」と現在は精神障害者の住居確保問題を第一課題としている。 ■奥野 智明 ( おくの ともあき ) 奥野 FP 事務所・本格足つぼ整体&リラクゼーションサロン『あんょ』経営 草津市在住。大阪学院大学経営科学部卒業。福祉業界でのボランティア経験あり。 びわ湖放送「びわカン」出演中。小学校向けに FP として 6 年前から夢授業を展開。現在、ファイナンシャル プランニングと農業、障害者福祉を融合するプランを検討中。 ■尾畑 聡英 ( おばた としひで ) 特定非営利活動法人 滋賀県精神障害者家族会連合会理事長 精神障害のある人同士のつながり「ピアネットワーク in しが」を展開。そのネットワークで集まった仲間たちで、 平成 26 年 2 月 1 日に指定障害福祉サービス「ぴあ☆らぼ」 (大津市和邇今宿 892-3)を開設。 精神障害のある人の住まいの確保、障害間格差 ( 交通費など ) が課題となっている現状を受け、全国の各精神保健 福祉団体や、民間事業者と連携を取りながら、啓発活動を行っている。 ■松岡 啓太 ( まつおか けいた ) 大津市立やまびこ総合支援センター内生活支援センターで相談支援専門員と大津市障害者自立支援協議会の事務局 の仕事を担当。大津市障害者自立支援協議会では『あるサービスは調整する、ないサービスは作り出す』をスロー ガンに誰もが暮らしやすい地域づくりを目指して関係機関の連携と課題の共有そして資源開発に取り組んでいる。 【アクセス】 浜大津「明日都」内 ふれあいプラザ・5F 大会議室 (〒520-0047 滋賀県大津市浜大津 4 丁目 1-1) *京阪浜大津駅 徒歩 3 分 *浜大津バスターミナル 徒歩 3 分 *JR 大津駅 徒歩 15 分 【お問い合わせ】特定非営利活動法人 滋賀県精神障害者家族会連合会 ( 鳰の会 ) TEL & FAX 077-575-5648(担当:尾畑) e-mail [email protected] ホームページ http://nionokai.jimdo.com/
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