地方創生 温泉療養保健制度の提案 大分県 竹田市 【理 念】 地域資源である温泉を生かした健康つくりや予防医療の仕組みを整えながら 同時に観光を推進し、広域連携や長期滞在により首都圏からの移住・定住をすすめ 経済の浮揚を図るものである。 産学官連携による飲泉エビデンス調査 温泉治療保健制度の実践 平成23年度から本市独自の施策として 自然治癒力(免疫力の増強)と長期滞在 型観光の振興を目的。 財 源 入湯税を原資として活用 内 容 宿泊3泊以上又は立寄り入浴 施設利用者に対し3種類の保 日本健康開発財団と慶應義塾大学先端生命科学研 究所との連携 (第1次7月10日研究結果発表予定、その後マウスの実証実験等) 長湯温泉の飲泉エビデンス調査の実施 炭酸泉タブレットの商品開発 温泉治療を補完可能な 、家庭用温泉入浴剤の開発 健給付 ⇒ 平均滞在 5.5 泊 観光復興に寄与する地域経済効果 大阪観光大学観光学部による地域経済への影響調査 ⇒ 予防・健康づくりと観光振興 3,461万円波及効果(投資額の20倍) 国民保養温泉地の市内全域での指定 今まで長湯温泉しか指定をされていなかった 国民保養温泉地を市内全域に拡大。(5月1日) コニカミノルタ(株)の写真技 術を生かした企業の進出。 温泉地と組み合わせて 家庭で活 用できる温泉効果同等の入浴 剤(タブレット)の商品開発。 スポーツを活かした環境設備 旭化成陸上部などオリンピック選手などの合宿地と して久住高原や竹田市総合運動公園など活用。 炭酸泉を疲労回復などのリカバリーに利用 -1- 温泉療養保健制度を活かした政策での事業内容 -2- 国内初の「温泉療養保健制度」の実証実験の成果を全国の先進的モデルとして拡充し、雇 用創出も図れる事業として行う、政策の内容は以下の通り。 ① 温泉を利活用した予防医学を核にした健康づくり 359,750千円 ・浴用・飲用・湯中運動等による予防医療の推進 ハ ー ド 整 備 国民宿舎併設のミニクアハウス 304,000千円(地方債適用) 温泉療法医による治療研究所機能併設 ◆ 飲泉場の整備 40,000千円(整備済) ◆ 外湯巡りの文化の再構築(御前湯、天満湯、長生湯) 600,000千円(整備済) ソ フ ト 整 備 ◆ 温泉療養に資するプログラム開発と人材育成 ・インストラクターの養成 ◆ 市民型温泉療養保健システムの導入 ◆ 産学官連携による温泉水等のエビデンス調査 ・温浴効果の立証(家庭入浴剤の開発と連携) ② ◆ 温泉利用型健康増進施設整備 15,000千円(開発・調査費等経費) 2,750千円(養成などに係る経費) 38,000千円(調査費等の経費) 西 洋 型 温 泉 療 養 地 と し て の 観 光 振 興 28,000千円 クアオルト構想策定 長期滞在を誘発する環境整備 3,000千円(地域ブランドの確立) 25,000千円(プロモーション等) 10,000千円(整備済)…ウェイクボード 20,000千円(整備済)…観光バスの運行 (岡城・城下町周遊、九州アルプス観光登山、長湯ダム湖ウェイクボード等) ③ 他の温泉地との連携 交付金要望総額 387,750千円 整備済額 670,000千円 温泉療養保健制度の理念の普及及び日本名湯百選地域連携等(仙北市、豊富町、竹田市) 長期滞在の魅力 観光登山バス 自然環境を活かした 運動プログラム 外湯めぐり文化 予防・健康づくりの仕組み 「温 泉 療 養 保 健 制 度」 飲泉文化 世界的人気の ウェイクボード施設 新規アクアスポーツの進出 -3- 温泉療養保健制度実績 -4- 平成26年度速報値 発行部数 1,115冊 申請者数 760人(前年度比114%) 宿泊総数/平均 立寄入浴数/平均 給付金額/平均 3,949泊/5.2泊 1,220回/1.6回 2,218,500円/2,919円 《竹田市版クアオルト構想》 施設連携による温泉利用型健康増進施設 温泉利用型健康増進施設整備 国民宿舎併設のミニクアハウス 構想 温泉療法医による治療研究所 ・B&G海洋総合体育館 ・直入総合運動公園 (野球場、テニスコート) 籾山 飲泉場 ・炭酸泉タブレット製造工場 『健康増進施設』 ・ウェイクボード施設 ■『運動系中核施設』 【ミニクアハウス】 ○インストラクター付 トレーニングルーム 湯中運動関連施設(イメージ図) 御前湯 飲泉場 外観 長湯温泉旅館街 ・温泉館 御前湯 ・御前湯 飲泉場 温泉治療 ブ ース ■『温浴系中核施設』 【御前湯】 コロナダ 飲泉場 天満湯 飲泉場 【ラムネ 温泉館】 国民宿舎 直入荘 (ミニクアハウス) ○サウナ付 ○大浴場(男女) ○リラクゼーションルーム 『権現山ウォーキングコース』 【岩盤浴】 半径1km以内エリアに集積 九州自然散歩道 -5-
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