『クラブに「個性」と 「憧れ」を!』

2015 年 7 月 23 日発行 会報 No.2600
第 2650 地区 中澤 忠嗣ガバナー
『クラブに「個性」と「憧れ」を!』
2015 - 16 年度 国際ロータリーのテーマ
国際ロータリー会長 K.R. ラビンドラン
会 長 安 田 勝 彦
幹 事 高 木 信 一
副 会 長 福 田 昭 治
会 場 監 督 藤 井 康 誠
副 会 長 上 田 昌 平
会報委員長 河 口 陽 一
2015-2016 奈良ロータリークラブ スローガン
「楽しい 魅力あるクラブづくりを目指して
思いやりの心 と 感謝の気持ちをもって
奉仕活動をしよう!」
通算 3111 回(本年度第 4 回)
7 月 23 日 本日のプログラム
中澤 忠嗣ガバナー公式訪問
歓迎 ようこそ奈良ロータリークラブへ
■ ガバナー紹介 ■
中澤 忠嗣(京都南ロータリークラブ)
生年月日 1944 年 7 月 2 日生
現 住 所 〒 616-8201
京都市右京区宇多野北ノ院町 16
最終学歴 1967 年 3 月 桃山学院大学 卒業
職 業 中澤染工株式会社 代表取締役社長
職業分類 プリント染色
創 立 1952 年(昭和 27 年)3 月 27 日
例会日時 毎週木曜日 12:30
例 会 場奈良ホテル 0742-26-3300
事 務 所〒 630-8381 奈良市福智院町 5-3
TEL 0742-26-1300 FAX 0742-24-1289
http://www.nara-rotaryclub.com
ロータリー歴
[ クラブ関係 ]
1986 年 10 月 2 日 京都南ロータリークラブ入会
1997 〜 1998 年 S . A . A .
2000 〜 2001 年 会 計
2002 〜 2003 年 理事(職業奉仕委員会 委員長)
2008 〜 2009 年 副会長
2009 〜 2010 年 会長エレクト
2010 〜 2011 年 会 長
2012 〜 2013 年 諮問委員会 委員長
2013 〜 2014 年 理事
創立 60 周年記念事業実行委員長
[ 地区関係 ]
2011 〜 2012 年
RI 第 2650 地区ロータリー情報委員会 委員
2012 〜 2013 年
RI 第 2650 地区ロータリー情報委員会 委員長
2013 〜 2014 年
RI 第 2650 地区ガバナーノミニー
[ その他 ]
ロータリー財団 メジャードナー、ベネファクター
米山功労者 メジャードナー
[ 職歴 ]
1967 年 4 月 中澤染工株式会社 入社
1974 年 3 月 中澤染工株式会社 代表取締役就任
前回例会報告
7 月 16 日 奈良ホテル 12:30
■ ソング ■
「奈良ロータリークラブの歌」
■ お客様の紹介 ■
仲川 げん様(卓話講師 奈良市長)
倉本 堯慧様(R.I.2650地区 ガバナー補佐)
ヴァネサ・ヒェホプ・ルッピさん(青少年交換学生)
ヴァネサさんご両親
タバサ・ブオナッコルシさん(青少年交換学生)
ん出席していただきまして、本当にありがとう
ございます。ゾーン代表の挨拶ということで地
区から須藤副委員長さん、それからゾーン代
表橿原クラブからお出でになりましたのでまた
ローターアクト委員会のほうから報告がありま
す。
ヴァネサ 1 年間日本の生活どうもありがとう。
ご両親が一緒に来られてますが、1 年間のヴァ
ネサの日本の生活を御覧になってどうでしたか。
日本での生活、十分学業にそれからいろんな文
化的な生活を満喫されたと思いますので、ブラ
ジルに帰られたら日本の事を PR して頂きます
ようによろしくお願いします。
全国野球大会、快勝という事で選手として出
られた方本当に美酒を満喫されたのではないか
と思います。どうもありがとうございました。
最後に、新入会員としてご入会されました矢
田さん。少しでも早くみなさんに馴染んで立派
な活動をお願いいたしたいと思いますのでよろ
しくお願いします。
■ 新入会員紹介 ■
■ 会長挨拶 ■
仲川市長様、本日はお忙しい中どうもありが
とうございます。グランドデザインについてと
いうことで卓話をしていただきます。今後の抱
負を十分熱い思いで語っていただけると思いま
すので、ご期待したいと思います。
それから、昨日ローターアクトの例会に出席
してまいりました。当クラブの会員様にたくさ
○矢田 浩司君((株)近鉄百貨店 取締役 常務執行役員 奈良店長)
只今、ご紹介を
いただきました近
鉄百貨店の矢田で
ございます。この
度はこのような名
誉ある会員にさせ
ていただき非常に
ありがたいと思っ
ております。
皆様方のお顔を
拝見すると、非常にみなさん私と違って賢そう
な方がたくさんいらっしゃるなあというのが第
一印象でございます。私、この 5 月末の人事異
動で奈良店長を拝命させていただきました。1
年前に三重県の四日市店長を1年間片道 2 時間
かけて通勤をしておりましたので、さきほどご
紹介があったようにここまでは1時間 10 分ぐ
らいで参りますのでその分思う存分仕事ができ
ると思います。皆様のご指導のもと頑張ってい
きたいと思いますので、よろしくお願いいたし
ます。
(親睦活動委員会 会報委員会所属
サポート会員 山中 誠人会員)
■ 退会挨拶 ■
〇小川 英貢君
ALSOK 社の小川
です。8 月の人事
異動がありました。
2013 年(平成 25 年)
7 月に伝統と格式
のある奈良RCに
入会させて頂き、
皆様のご指導の下、
前年度は出席奨励
委員会、本年度は
クラブ広報委員会、会報委員会に所属してこれ
から活動させて頂くときに、皆様に大変ご迷惑
をお掛けすることになり申し訳ありません。こ
の期間中、奈良 RC 以外の会員様ともお知り合
いになることもでき、特に県市民への安全・安
心活動などのお手伝いができたこと大変感謝し
ています。今回、大阪森ノ宮拠点に戻りまして
も奈良 RC で学んだことを活かしたいと思いま
す。奈良 RC、皆様の益々の御発展、御健勝を祈
念しまして挨拶にさせて頂きます。ありがとう
ございました。
■ お祝い ■
藤井康誠会員の御令嬢、香与子様がご結婚さ
れました。おめでとうございます。
■ ニコニコ報告 ■
○倉本ガバナー補佐様(R.I.2650 地区ガバナー補
佐 奈良東 RC) 本日(7/23)のガバ
ナー訪問に先立って、クラブ協議会に出
席させていただきます。合掌
○安田君 奈良市長、仲川げん様をお迎えし
て、又 2650 地区ガバナー補佐、倉本様
をお迎えして
○福田(昭)君 仲川市長、倉本ガバナー補
佐を、お迎えして
○國分君 仲川市長様、本日の卓話宜しくお
願い申し上げます。又 18 日(土)の夏
祭りには、私も参加しますのでその節は
宜しくお願い申し上げます。
○松森君 先日、奈良市民体育大会の水泳競
技に 50 年ぶり出場し、奈良市長さんに
城田体育協会会長の賞状をもらいまし
た。ニコニコ
○北野君 仲川市長さん公務お忙しい中、ご
出席賜り有難うございます。本日の卓話
宜しくお願いします。又倉本ガバナー補
佐よくお越し下さいました。本日のガバ
ナー公式訪問予行演習よろしくご指導下
さい。
○豊澤君 近鉄百貨店、矢田店長様の入会を
祝して。
○山中君 近鉄百貨店、矢田浩司様のご入会
おめでとうございます。
○井上君 近鉄百貨店、矢田浩司奈良店長様
のご入会を祝して。
○矢田君 伝統ある奈良ロータリークラブに
入会させて頂き大変嬉しく思います。
○ 小 川 君 8 月 の 人 事 異 動 で 本 日 の 例 会 を
もって退会することになりました。本年
度スタートしましたが、皆様には大変お
世話になりました。奈良 RC の益々のご
発展をお祈り申し上げます。本当にあり
がとうございました。
○小林 ( 正 ) 君 出帆して三回になりますね。
安田船長ご機嫌は如何ですか?高木一等
航海士操縦の具合は如何ですか?“BonVoyage”
素晴らしい航海を心から祈ります。
○笠置君 安田会長様から私の家内においし
いお菓子を頂き有難うございました。
○下出君 7 月 11 日開催されました、甲子園
での RC 全国野球大会に出場してまいり
ました。当日は選手の皆様の頑張りで大
勝することが出来ました。
○東君 11 日に甲子園で野球大会に出させて
頂きました。あこがれの大舞台でプレー
が出来て感激です。
○緒方君 本日ブラジルより交換学生ヴァネ
サのご両親にお越し頂きました。ヴァネ
サ、 1 年間お疲れ様でした。
○福井君 先日の甲子園大会では、完投勝利
をあげることができました。ノーアウト
満塁を零点に押さえられたのが大きかっ
たです。メンバーの固い守りに感謝
○岡本 ( 善 ) 君 会長様より妻の誕生日に、
ステキなプレゼントを頂き有難うござい
ます。甲子園からの帰り、下出監督に
家まで送って頂きありがとうございまし
た。
○三田村君 ロータリー野球大会で甲子園で
試合をさせて頂きました。やっぱり甲子
園は最高です。下出監督、キャプテンと
して皆様に感謝申し上げます。
■ 委員会報告 ■
○環境保全委員会 阪田 文彦委員長
本年度環境保全委員長をさせていただきます
阪田でございます。よろしくお願いいたします。
環境保全委員会からご案内させていただきます。
夏の交通事故防止運動のご案内です。7 月から 8
月というのは例年夏の開放感、行楽による疲労
感などから交通事故の多発が予想されておりま
す。特に、夏休みにおける子供の事故、高齢者
が関係する事故、さらには過労運転や無謀運転
の増加などが懸念されております。そこで、本
年も夏の交通事故防止運動を実施することにな
りました。それぞれの地域、職域などの実情に
即した効果的な施策の推進をお願いしますとい
うことでご案内が来ておりますのでよろしくお願
いいたします。運動期間は 7 月 20 日 ( 月 ) ~ 31
日 ( 金 ) となっております。宜しくお願いいたし
ます。
○ローターアクト委員会 服部 亘委員長
ローターアクト委員会の服部でございます。
7 月のローターアクトの第一例会、所信表明例会
と第二例会のゾーン代表を迎えまして、ゾーン
代表訪問に多くのロータリアンの皆様にお越し
いただきまして熱く御礼申し上げます。
今年ローターアクトはロータリアンのみなさ
まと交流をもっと深めたいということで、ぜひ
例会にお越しいただいて、メーキャップの代わ
りとしてでも結構ですのでお越しいただきたいと
思っております。8 月 19 日(水)19 時半から友
愛会館で社会奉仕ということでバンビシャス奈
良の方をお迎えして卓話をおこないます。また
直後でございますが 8 月 21 日 ( 金 ) には 19 時
15 分からホテル日航奈良の屋上でクラブ奉仕と
いうことでビアガーデン例会を行ないますので
ぜひロータリアンのみなさまのご参加をお待ち
しております。来週こちらのご案内を入れさせて
いただきたいと思いますので宜しくお願いいた
します。また地区のローターアクト委員会としま
してラックニュース前年度いくつかみなさまに
はご覧いただいたと思いますが、また来週新し
い新年度のラックニュースが発行されましたの
で、各机に置かせていただきますので、どうぞ
ご覧下さい。ありがとうございます。
○出席奨励委員会 原田 芳朗副委員長
本日(7/16)の会員総数 135 名、出席者 100 名、
出席率 85.59%でございます。前々回(7/2)の
修正は、会員総数 134 名、欠席者数 26 名、補填
者数 7 名、出席率 93.50%となっております。大
型台風が来ておりますので気をつけられまして、
また来週も出席のほどよろしくお願いいたしま
す。
○青少年交換委員会 緒方 賢史委員長
青少年交換委員会から 2 点ご連絡いたします。
まず一つ目が 2016 ~ 17 年の青少年交換学生の
募集でございます。みなさまのご家族様、お知
り合いの皆様で来年 8 月時点で 15 歳から 18 歳
未満の方の保護推薦を私にご一報いただければ
詳しいことをご説明させていただきますのでどう
ぞ宜しくお願いいたします。青少年交換学生は、
メンバーの家族が奉仕の対象となる唯一の事業
でございます。ぜひそのあたりもご理解の上、
ご推薦いただければと思います。
2 点目ですが、1 年間皆様方に交換学生として
お世話になりましたヴァネサが来週木曜日に帰国
をされます。本日、ご両親と共にお越しいただ
いておりますが、帰国にあたりましてヴァネサと
バナーの交換が執り行わせていただきたいと思
います。
■ 幹事報告 ■
○次週(7/23)
、公式訪問がございます。ネクタイ、
上着着用でお願いします。本日 1 時 45 分より金
剛の間にて中澤ガバナーの公式訪問のリハーサル
を行います。
○小川英貢会員の退会に伴い会報委員会副委員長
は岡井孝憲会員になります。
■ 理事会報告 ■
◎報告事項
1.R.L.I. パートⅠ研修会の件 2.2015 年度上期
普通寄付金のお願いの件 3.2015-16 年度クラ
ブ会報委員長会議の件 4.2015-16 年度第 1 回
社会奉仕委員長会議開催の件 5.2014-2015 年
度 下半期社会奉仕事業報告発表の件 6.8/23
インターアクト夏期研修報告会のご案内及び
研修報告書作成のお願いの件 7. 新世代育成基
金アンケートの件 8. 奈良県下ロータリークラ
ブ親睦ゴルフ大会の件 9. 平成 27 年夏の交通
事故防止運動の実施の件 奈良県交通対策協議
会 10. その他
◎審議事項
1. 退会者の件 2. 出席規定適用免除申請の件
3. 入会金の件 4. その他
■ 卓話 ■
「奈良のグランドデザインについて」
奈良市長 仲川 げん氏
只今ご紹介頂きました奈良市長の仲川げんで
す。よろしくお願いします。先ほど朝廣様から過
分なご紹介を頂きまして日本を建て直すなど色々
ハードなお話を頂きました。奈良 RC でお話させ
ていただく機会は、 平成 22 年頃だったと思いま
すので、 結構間が空いているようなことですので
何を行っているのかもお話したいと思っています。
今日は、
「奈良のグランドデザイン」ということで、
どういうふうにグランドのデザインをするのか考
えています。今、 奈良クラブというサッカーチー
ムが鴻池拠点に頑張っていまして、 今年J 3 に昇
格できるではないかと今頑張っておられます。
少し話は飛びますが、今までは行政、外郭団体
がこのグランドを管理していましたが、 今年から
民間の企業にお願い致しまして、 その成果もあり
ましてグランドの芝の管理状態が非常に良くなっ
て青々とした芝生、また何mごとに生え方を変え
まして、パッと見たときに縞々のガラに芝生がなっ
ている。良い状態となっていることが多く、 非常
に選手からも好評を頂いております。
さて、 私は今 2 期目で 6 年ほど市長をさせて頂
いております。今月で 7 年目に入るわけでござい
ますけれども、 この間やってきて思いますのは、
奈良の街のポテンシャルの大きさです。今日お集
まりの奈良 RC の皆さん方のお顔を拝見していても
色んなところで色んな場面で事業活動だけではな
く行政の関係、地域の福祉、街づくりから色んな
場面で根を張って活動して頂いている。これがも
の凄く大きなものであると思っております。こう
いった活動ができるのは、 良い意味でコンパクト
な街だからこそできる部分があると思います。大
都会ですと、 皆さんがそれぞれバラバラに動いて
いらっしゃるところがあると思いますが、 奈良と
いうのは、 良くも悪くも人ひとり挟めば大体知
り合いであり、 居酒屋で傘を忘れても「次の日に
は届く」っていうのが、「コンパクトシティ」の
一番の売りであると思いますので、 良いコミュニ
ティ、良識のある良質な地域というものが構築さ
れていることが奈良の売りであると思っています。
一方で最近海外のお客様が、日本に沢山来られる、
沢山買い物されるというニュースも出てきており、
奈良も観光地としてのポテンシャルをどう高めて
いくか、これも大きなテーマでございます。
今日は、これからどうするかというお話しをす
る際に、 やはり外すことができないのが観光の話
だと思います。今、 外国人の方、 奈良に沢山お
こしでございます。昨年の数字、 今集計している
のですが、 その前の年でも年間で約 45 万人、 昨
年はおそらく 70 万人、 今年はもしかしたらもう
少し大きい数字になるのではないかと思っていま
す。日本のお客様は 1341 万人です。最近奈良の
観光地に行きますと日本人を探すのが困るという
ぐらいで、「お~い」って言っても日本人が振り
かってくれない状況がございます。これは京都、
大阪、東京何れも同じ状況でございまして、特に
宿泊施設に泊まれないということで最近は、 嬉し
い悲鳴も聴こえております。一方で円安の状況が
あり、だいぶん勢いもありますし、 経済力が乏し
かった国もビザが解禁されたり、また経済所得の
向上によって海外旅行ブームというものもござい
ますので、今、所謂「行け行け」状態でございま
すが、これをそのままでずっと右肩上がりっぱな
しでというわけにもいけませんので、これをどう
やって安定した奈良の経済成長に繋げていくかと
いうことが、 私は、 最も重要であると思っていま
す。特に、2010 年に「平城遷都 1300 年祭」があ
りました。通常、奈良市の入込観光客数は、年間
1300 万、 これが 1800 万の 500 万上積みになりま
した。当時は、 宿泊施設にも相当なお客様が入ら
れましたし経済効果、 雇用も大きく伸びたわけで
すけど、その次の年は、 東日本大震災があり、ま
た新型インフルエンザなどの色んな状況がありま
して、やはり 1300 万というところを行ったり来た
りしているという状況です。ここ 2、3 年また少し
上がって来ましたので、もしかしたら昨年の数字
では、1400 万の大台に乗ったかもしれないという
ことですけれども何れにしても外から来られるお
客様をもっと呼び込むことももちろん、 一方で国
内のお客様も忘れてはいかんと、国内のお客様を
蔑ろにしてしまうことではいけないと思っていま
す。それを表す数字がありまして、昨年の日本の
観光消費額が約 23 兆円、 そのうち今増えている
外国人観光客がどれだけ占めているかと言います
と、2 兆円しかない。21 兆円は、国内の旅行消費
で僅か 2 兆円だけが海外からお客様のもたらす効
果というで、 今インバウンド、大盛況の事由がご
ざいますけど依然として 10 倍ぐらいの規模で国内
の旅行が重要だということでございます。
先日、三越伊勢丹ホールディングスの大西社長
とお話する機会がございまして、「今海外のお客
様が増えていますね」という話をしておりました。
新宿の三越伊勢丹本店でも 7 ~ 8%が外国のお客
様、今は三越伊勢丹と名前がかわりましたが、旧
来の三越日本橋本店で 15%が外国人客だというお
話です。もちろん東京と奈良の違いはあると思い
ますし、その消費構造の中身も違うと思いますが、
非常にウエイトが高まっていることは事実だと言
われています。
一方で「今、どういう商品が売れますか」と
いう質問をしたのですが、 それに対して頂いたお
答というのは、「日本の歴史で培われた商品を提
供したい。だけども意外とそういうものは、あま
り無いのです。
」というお話でございました。我々
海外のお客様が来られるとどういう風におもてな
しをするか、どうやって我々地域の歴史、 伝統、
技術というものをお客様に物を通して知って頂く
かということで色々と悩む訳でございます。いざ
となると、さて何をお渡ししたらいいものか悩む
ことがございます。今、外国人のお客様が沢山来
られて、 沢山消費が進んでいるけれども、 実はそ
のニーズに合ったものはまだピッタリとフィット
した状況でないということでお話を頂きました。
こういったことを考えますと、 僅か一割を占めて
いる外国人観光客の方々に関しても求めている商
品をしっかりとマッチングしていくことができる
ともう少し消費額も増やしていくことは、 可能で
はないかと思います。特に、奈良の場合は、来ら
れるお客様のうち、日帰りの方のウエイトが依然
として高いという状況でございます。直近の数字
でもほぼ一割が宿泊、九割が日帰り観光というの
は、 数字からも出てきています。外国人観光客も
45 万人ほど来られていますが、宿泊されているの
は、7 万 5 千人ということでまだまだ低いという
ことでございます。一方、 奈良のポテンシャルと
いうことを考えれば、 滞在時間を延ばし、そして
経済効果をより高めるという方法は、 いくらでも
考えられるのではないかと私は思っております。
最近、我々は、「もう一食」・「もう一泊」運動
を行っておりまして、国内外問わず奈良にお越し
頂いたお客様に「もう一食」食べて頂こう、「も
う一泊」して頂こうと、 そのために何ができるか
ということを考えています。よく言われますよう
に、 限られた観光スポットだけを回られるという
ことが常でございますけれども、 最近はなら町を
はじめてとし、もう一か所違うエリアを見て回ろ
うというお話もございます。この辺りに関しまし
ては、今までですと「奈良に行きたいです。東大寺、
薬師寺、 法隆寺を見て回りたいが、どう行けばよ
いですか」と言われると、 結構このご案内が難し
く電車の乗継もなかなか難しいところもあります
し、場所も距離としては近いのですけれどもスムー
ズに行き来できるという状況でもない。今ちょう
ど奈良市では、JR 奈良駅から郡山駅の中間地点に
JR 西日本さんと県庁と連携して新しい駅を造ろう
としております。これが、 私どもは、「大安寺駅」
にしてほしいなあと申し上げておるんですが、 そ
れが「八条」になるのか何になるか別としまして、
中間地点に駅ができます。そうしますと法隆寺も
JR でアクセスできる。西ノ京エリアも JR でアクセ
スできる。そして、また奈良の中心に関しても JR
でアクセスできる。JR の線路を駆使して観光地が、
橋渡しできるといったことです。もう一歩奈良に
足を踏み入れて頂くための方策として大切である
と思っています。
奈良の観光消費を如何に増やすかということに
おいては、 まず食事の問題があろうと思います。
これに関しましては、 依然としてまだまだ少ない
とか、閉店時間が早いというお声を頂くのですけ
れども、 私が街を回っておる感覚で申し上げます
と、最近は、 夜遅くまで開いている店が非常に増
えました。あるホテルのお客様から、ホテルフロ
ントの方から伺いますと十年前には、 案内しよう
と思っても片手ぐらいしか候補がなかったけれど
も、今は、何処を案内しようかと悩むぐらいお店
が増えてきたというお声がございます。これは、
実感として私もそう思いますし、 外のお客様をご
案内するのに最近困ることが無くなってきたとい
うことでございます。これは、 確実に地元の雇用
や経済にも影響を与えておりまして、 先日、 奈良
労働局さんから頂いた資料を見ておりますと、 奈
良市の有効求人倍率が、 非常に伸びているという
状況で、 特に観光関係の業種に関して非常に伸び
が著しいという数字でございます。例えば、 飲食
業に関しましては、 年間を通じ非常にニーズが高
い。特に、正規の労働者を求めている割合が、年
間に通じて高いという状況でございます。これは、
今までであれば、お客様が多いときだけアルバイ
ト、 パートで対応していたものを、コンスタント
にお客様が来るだろうということを見越して求人
を出していると思います。最近、 私も幾つかのお
店に伺っておりますと、 わりと流行っているお店
は、二号店を何処に出そうかという話を最近よく
聞きます。物件を探しておられるということを聞
きますのでこのあたりの伸びというものが大きな
ポイントかなあと思います。
ちなみに今年の 3 月段階で、特に飲食、調理の
有効求人倍率1.76ということです。合わせて旅館、
ホテルの方でございますけれども、 一つの特徴と
しては、 冬の季節も求人が増えてきている。冬場
の宿泊業での求人が増えているのは、 観光の平準
化が図られてきているということの証だと思って
おります。今は正規労働を求める割合が多いよう
ですけれどもここで正規の労働力を求めるように
なってくれば、更に奈良の経済効果も大きくなっ
てくると思います。このあたり色んな数字をしっ
かりと見定めながら我々観光施策を打っていきた
いと思っております。一方、奈良市、この市役所、
所謂自治体系ということで申し上げますと、 観光
というというところが行政の経営にどれだけ影響
を与えているかということの関連性、 相関性とい
うことについては、 今まであまり押さえてこられ
なかったということがあります。産業政策という
ものは、国とか県がやるべきもので、 市というも
のは、 補助金を出すとかそれぐらいしか今まで発
想がなかったんですね。そうではなくて、 地域で
如何に雇用を生み出すかということを考える一番
の主役は「基礎自治体」だと奈良であれば「奈
良市役所」という風に私は思いまして、ここ数年
色んな方策を少しずつ打っている状況でございま
す。最近は、若い方でビジネスを立ち上げる方が、
奈良でも非常に増えて参りました。東京方面から
移り住む方、また奈良出身で奈良に U ターンする
方も増えています。その辺りの傾向を申し上げま
すと、実はご夫婦で奥様が奈良出身ということで
奈良に帰って来られるの方が非常に多いというこ
とに最近気づきまして、 奥様の実家が奈良にあっ
てそこに旦那様が連れてこられるというパターン
が多く、市役所でも経験者採用という試験で、
「何
故、奈良市役所を受けましたか」と聞くと、意外
にそういった理由が多いのでございます。ちなみ
に従来新入社員は、27 歳が年齢の上限でござい
ました。それを今 10 歳引き上げまして 38 歳まで
受験資格があるようになりまして、 所謂中間層の
人材がドンドンと外から入ってきており、この外
の人達を巻き込んでやっております。どうしても
公務員の組織っていうのは、入った時にはフレッ
シュでも 30 年、40 年同じところに居ると発想が
凝り固まっていきますので、 外の人を常に入れて
新しい発想を生み出そういう風に取り組んでおり
ます。例えば、「経験者採用」これもこの 5 年間
で 130 名ぐらい新入社員を採用しております。従
来ですと大学などを出た新入社員で採用しておっ
たんですけど、そのうちの 2 ~ 3 割、一定の割合
を外部の民間経験者を入れようということでやっ
ておりまして、 結構面白い人材がドンドン入って
きております。元航空自衛隊で戦闘機のパイロッ
トをしていた職員、元国家公務員、秘書課ではロ
レックスで営業していた職員もおり、 色んなジャ
ンルの職員が来ております。新しい人材が入って
くると、行政で思い付かなかった発想が色々と出
てきます。例えば、今奈良市は、「ふるさと納税」
の営業に力を入れております。奈良市は貿易赤字
でございます。昨年の実績を見ますと、奈良市民
が、市外に納税したのが 1 億 3 千万、それに対し
て市外の方が奈良市に納税したのが 5 百万という
ことで非常に大幅な貿易赤字なんです。数百万の
話でならしょうがないかなあ思うのですが億単位
で流失していくとなりますと、これは行政の経営
として非常にやばいということになりまして、こ
れは職員を配置して人件費をかけてでも競争に打
ち勝たなければならんと思っております。この競
争に火を点けたのがお隣の生駒市さんでございま
して、 例の「まぼろしのラムネ」を景品にされて
何千万と一気に「ふるさと納税」を集められた。
その生駒市さんに納税した方の何割は、奈良市民
だと思いますので完全に奈良市から生駒市に税金
が移動したということになります。そもそも「ふ
るさと納税」は、その街を応援しようということ
が趣旨なので物で引っ張るのはどうかという話が
あるんですが、 現実問題としては、 今「返礼品」
というものを選ばれる方が多い。この間、 東京の
主婦の方にお話を聞いてみますと、「ふるさと納
税してはりますか」と聞くと、「やってる!やっ
てる!」とのこと。ところが、 何処にしたかとい
うことを忘れてしまって、 貰ったのは覚えている
が、どこの自治体を応援したかということを覚え
ていない状況でございまして、このまま行きます
と奈良市も非常に危険な状況になろうと思ってい
ます。ちなみに去年から今年にかけて上限額が二
倍になりましたので、 奈良市は、 今年 3 億円ほど
出ていくだろうという危機感をもっておりまして、
私以下部長級は今ノルマを課しております。私の
ノルマは、2 千万集める、 部長のノルマは、500
百万集めることになっておりまして小学校の同級
生、息子さんだとか、何処か遠く行ってそれなり
の税金を払っていらしゃる方をドンドン捕まえて
こようという営業を行っています。
ちょっと話がそれましたが、経験者採用で入っ
た職員が、この「ふるさと納税」の担当もしてく
れています。今まで納税してもらった方には、 お
礼状を書くというぐらいしかなかったのですが、
今年 6 月からメニュを一新致しまして募集を致し
ております。今回、 実はラインナップで挙げてい
る中に、100 万円寄付して頂くと「一刀彫の段雛」
が貰えるということで募集してから一か月で 6 件
応募がありまして、100 万円の納税者が一気に 6
人増えたということで我々も半信半疑だったんで
すけれども高価なもの、 奈良にしかないものを
しっかりと打ち出していくと意外に反応される方
がいらっしゃるということが少し見えて参りまし
た。それ以外にも鹿の角切りで切った「角を使っ
た万年筆」とか、これも 20 万円の納税の返礼品
です。もちろん 20 万円の納税に対していくらのお
礼をするか、この還元率も良く考えないと赤字に
なりますけれども、 大体奈良市ですと、3 分の 1
ぐらいのお返しをするというぐらいの基準でやっ
ております。6 月から初めて今 1 ヶ月ぐらいですが、
大体 1300 万ぐらいの納税額となっています。去
年が1年間で 500 万ですので、1ヶ月で 1300 万円
と結構多いかなぁと思います。ノルマには、まだ
まだ達しませんけれども是非皆さん方からも、 奈
良市外のお住まいの方がいらっしゃれば是非ご協
力を頂きたいなと思っております。我々奈良の魅
力を如何に高めるか常に考えます。行政っていう
と国で決められたことが、 その法律に従って事務
手続きを処理するというふうなイメージを持って
いる職員も実はまだまだいるのも事実ですけれど
も、地方の時代と言われるなかでそこの街の持っ
ている力を「如何に引き出して」、「如何にお金に
繋げるか」、「如何に雇用に繋げるか」といったこ
とがすごく大事だと思っています。そういう意味
で外部の人材も巻き込みながら奈良の観光、奈良
の伝統産業をしっかりと付加価値をつけて奈良の
実態経済に繋げていくということをやっていくべ
きだと思っています。今、国でも地方創生と言わ
れており、 その中身は、 正直まだ見えないところ
があります。ただ間違いがないことは、 東京一極
集中によって今後東京が、 所謂スラム化をしてい
くことのリスクを国が真剣に考えているというこ
とになります。例えば、 今まであれば、田舎に残
る人は、どちらかと言うと田舎の長男で家とか、
田んぼを守らなあかんので残っとけ、次男、三男
は好きなことをして、 東京でも行けという方が多
くて、 結構奈良出身で東京で活躍されている方が
多いってことがあります。でもこれからの時代は、
本当に優秀な人が全部都会に採られるかというこ
とに対して、 やっぱり逆説的に考えていく必要が
あると思っています。色んな企業ベンチャーを興
したり、 新しい産業を造りだそうという流れが出
てきておりますけど、 面白いのは、 地方初の企業
でユニークなところが出てきています。私の友人
でもミドリ虫、 ちょっと変わった藻類、 微生物を
使った健康食品をやっている東大初のベンチャー
の若い人がいるんですけど、 彼もある街の組長に
頼まれて九州でミドリ虫、 藻類を培養する工場を
造ったそうです。また先日は、 農家を支援するた
めに居酒屋のチェーン店をはじめましたという方
もいらっしゃいました。地方にあるものを如何に
掘り起こすかっていうことが、日本の今後の伸び
しろと考えると非常に大きい、 例えば、 京都と奈
良を比べてもそうですが、 京都は、 年間 5000 万
人観光客が来ていますが、これが 2 倍の 1 億人が
京都に入れるかというと間違いなく入らない。伸
びしろとしては、 非常に限定的だと思います。一
方で奈良市に関しては、1300 万が仮に 2000 万に
なってもキャパとして十二分に入ります。そうい
う意味では日本全体の成長力を考えると地方の中
にこそ潜在余力が十二分に眠っている。これを今
までは、 都会のものと田舎のもの、二極的な発想
で考えていましたけれども、 決してそうではなく
て地方の方が、 未活用資源の宝庫だという風に発
想を転換するところからスタートかなあと思って
います。ちなみに奈良は、 実は地方都市ではな
く、三大都市圏に位置づけされており、国の補助
金を取る場合、実は取れないものが多いです。時
間が来てしまいましたけれど、ロータリーの皆さ
ん方に是非お願いしたいのは、奈良の暮らし、事
業の展開というものがこれからもの凄く大きなポ
テンシャルを持っているっていうことを是非実現
して頂きたいと思います。奈良の中で新しい動き
が生まれてくることをドンドン応援して頂きたい
と思いますし、 外から来る人に対してもそういっ
た思いです。世界の奈良と言われる街でございま
すので是非大きな視点をもって取り組んでいきた
いと思います。「世界の中に奈良があってよかっ
たなぁ」とすべての方に思って頂けるようにこれ
からも努力して行きたいと思います。
今日は、 短い時間で取り留めのない話でありま
したが、貴重な機会を頂きまして大変嬉しく思っ
ております。次は 5 年も空けずにお呼びいただけ
れば有難いなと思っています。どうもありがとう
ございました。
○安田 勝彦会長謝辞
ひとこと御礼申し上げます。奈良市への熱い想
いを具体的な数字を挙げてながら伝えて頂きまし
た。本当にありがとうごいます。奈良のグランド
デザインということで、まず観光客、それから奈
良のポテンシャルとして「もう一食」
・
「もう一泊」
運動、これは是非やって頂いて観光客を泊めて頂
きたいと思います。それから「おもてなしの心」
というのを守って頂ければ奈良にドンドンお客様
がこられるのではないかなあと思います。ちょう
ど社会奉仕委員長の方で計画をしてもらっていま
す。奈良のマップ、奈良の推薦するようなお店を
纏めて資料として出そうということを考えており
ます。
それが奈良の観光に少しでも役立てばと思っ
ています。奈良の魅力をもっと引き出して観光、
伝統産業の充実のために励んでいきたいと思って
おります。本日はどうもありがとうございました。
■ 歴代会長幹事会 ■
去る、7 月 16 日(木)2015 年度の歴代会長幹事会を菊水楼にて、 行いました。台風 11 号接近にも不拘、
22 名の歴代会長幹事の皆様が集合して、 先ずはホスト役の 2013 ~ 2014 年度の吉岡孝夫会長から、2014 ~
2015 年度の北野利裕会長、乾昌弘幹事さんの慰労の言葉と、これから始まる安田勝彦会長、高木信一幹事に
対しては激励の挨拶があり、中野重宏パストガバナーの乾杯で始まり、2 時間の懇親の場もアッと云う間に過
ぎ、岡村吾郎パストガバナーの中締めで終了。 中島 記
■ 青丹よしゴルフ同好会 ■
2015 ~ 2016 年度安田勝彦会長杯、 青丹よしゴルフ第 1 回コンペを平成 27 年 7 月 18 日(土)奈良国際ゴ
ルフ倶楽部で開催しました。18 名の参加者があり、 台風一過、 曇天でしたが涼しい爽やかな一日でした。1
位から 3 位まで 3 アンダーでハンディ上位の東英憲君が優勝、 準優勝に中島欣資、 第 3 位に尾西楽斎君が、
因みに BB には楠原健嗣君が入りました。
尚、2014 ~ 2015 年度北野利裕会長杯の取り切り戦も同時に行い、 取り切り戦参加者は 5 名、 河合衛君が
取り切り戦で優勝、仕立券付ブレザーをゲットされました。
次回青丹よしゴルフ同好会は、8 月 22 日 ( 土 ) 奈良国際ゴルフ倶楽部で本年度第 2 回目のコンペを行いま
すので、ご参加下さい。 中島 記
次 週 7月30日
休会
例会出席報告
会員数
第3回
7 月 16 日
第1回
7 月 2 日(補正)
出 席
出席者数 補填者数
免除者数
135 名
36 名
99 名
134 名
35 名
108 名
出席率
85.59%
7名
93.50%
次々週 8月6日
「<文化>怖くて楽しい
江戸の妖怪よもやま話」
日本妖怪研究所所長 亀井 澄夫氏