生産者の個性も伝えなくちゃ!

---------------------------------------------------------------------------野菜ソムリエ 久原ルミ子の「ベジ充!」
Vol.2 生産者の個性も伝えなくちゃ!
---------------------------------------------------------------------------・高知でノミニケーション
こんにちは野菜ソムリエの久原ルミ子です。日頃からレストランや卸向けにこだわり野菜
を提案してますが、ここ数年「高知推し」が増えてます。担当者からは「久原さん、高知
出身ですか?」と何度も聞かれますが、私は生まれも育ちも東京です。4年前から、高知
野菜アドバイザーとして、産地に訪れ、販売のアドバイスやサポートなどを行っているの
で、高知野菜 LOVE です!そして行くたび、夜は飲み会!高知の方はとにかくよく飲むし、
夜も長い。気がつけば深夜が当たり前。こう書くと仕事より飲んでばかりに思われますが。
ノミニケーションも重要で、土佐の宴で返杯制度があるように、飲んでこその仲間意識が
他県より強い気がします。若い方はビールやワインなど好きなものを楽しく飲んでますが、
次第に「まだ内緒だけどね。実はこんな野菜作ってるんだ」
「高知の農業を本気でなんとか
したいんだよ」などディープな話しになり、こちらもビール片手にワクワクがドキドキが
止まりません。
・とまっくまのミニトマト
高知での飲み仲間に、ファーム輝という農園でトマト栽培している麻岡哲也さん、まるち
ゃんご夫妻がいます。高知はトマト王国といわれていて、全体量は少ないですが高品質で
個性豊かな生産者が沢山います。毎年3月に行われる「高知ト
マトサミット」では20団体の生産者が手をつなぎ、高知から
トマトを発信してます。麻岡さんのところでは、糖度10度以
上のフルーツトマトや、赤・黄・橙・緑・紫、なんとピンクま
で!色形の様々な30種類以上のミニトマトも栽培しています。特にミニトマトは、
「宝石
箱や〜」と叫びたくなるくらい美しい見た目、そして樹でしっかり熟したフレッシュな香
り、ひとつひとつ個性が際立った味、と3度楽しめます。県内でも十分ファンがいるので
すが、トマト嫌いの子供にも楽しんでもらいたい、トマトを通じていろんなつながりを広
めたいという思いで、奥様のまるちゃんが「とまっくま」(トマトの被り物+くまの着ぐる
み)という自身が考案したトマトのキャラクター姿でイベントな
どに登場し場を楽しませてくれます。またその様子を Facebook
で発信してるので、
「とまっくまのトマト食べたい」、「東京のイ
ベントに来てほしい」など小さな農園に毎日全国から沢山の声が
届いてます。最近では地元アーティストが集結したオリジナル
CD に、まるちゃんの「とまっくまの歌」も収録、売り上げは被
災地へ寄付してます。野菜の提案の際には、栽培のこだわりはもちろんですが、飲み会で
みせるチャーミングな表情や情熱など、生産者の個性もしっかり伝えてファンづくりをし
ていきたいと思います。
㈱ジャパン・アグリーカルチュア・マーケティング&マネジメント(JAMM) 野菜ソムリエ
久原ルミ子