平成26年9月号(PDF:685KB)

上林いきいきセンター
いきいき通信
114号(平成26年9月)
秋香る手刈りの稲木干し交流会
水源の里市志(阪田薫代表)は 9 月13日(土)
市志集落内において、昨年に続き第 2 回となる「稲木
干し」を実施しました。
この企画は山里風景を保全する活動の一環として実
施され、春に手植えをした稲を手刈りし、体験を通じ
て都市住民との交流を深めていくものです。
京都市内や大阪府・兵庫県などから14名(男性
4名、女性10名)のボランティアが参加し、総勢
刈取りから稲木干しまでの流れを元気いっぱいに体験
36名が一緒に汗を流しました。
午前には稲の手刈りが行われ、参加者は鋸鎌だけで
なく、バインダーによる刈取りも体験。例年に比べ地
面の乾燥が十分ではなかったとのことでしたが、集落
の方に操作法を教わりながら、順番に刈取りを楽しみ
ました。
昼食をはさみ、午後からはサツマイモの収穫体験が
行われ、中にはサツマイモのツルを収穫するなど、生
産地ならではの醍醐味を味わう方もいました。その後
公民館に移動し、参加者全員による意見交換会が行わ
れました。意見交換会では「本当の意味でのお米のあ
りがたみが、はじめてわかった気がする。来年もまた 青空の下刈り取られたは 2 週間ほど天日干しにされる
来たい」といった意見や、
「大きな表示がなく、自動車での行き方がわかりにくい」など課題も提案
されていました。
特製のふきみそやさつまいもをおみやげに、姿が見えなくなるまで参加者、住民両方が手を振って
別れを惜しみました。
水源の里草壁
加工所が完成
水源の里草壁
(植山幸夫代表)
は、
8月30日
(土)
に7月から整備を進めていた加工所の竣工披露式を
行いました。
当日は約30名が出席し、地元で採れた食材を使
った手料理でお祝いをするとともに、今後、特産品
化を目指す「梅」を使った梅干しや梅ジャム、梅ゼ
リーなど住民の方それぞれで作られたものを持ち寄
り、いろいろな味付けを試食し意見交換を行いまし
た。この加工所を活用して、上林を代表する新たな
特産品ができることを期待します。
完成した調理場。現在、親しみやすい愛称も検討中
今年は豊作!古屋で栃の実拾い
水源の里古屋(渡邉和重代表)は9月に延べ8日程で栃
の実拾いを実施しています。
今年度最初の収穫となった6日には、40人で290㎏
の栃の実を採取。1人で20 ㎏集めた参加者もいました。
延べ300人を超える参加申し込みがあり、およそ1t
の栃の実が収穫されています。
今後は栃の実を乾燥させ、とち餅など特産品づくり用に
加工されていきます。
屋台では奥上林自慢の味を提供
袋いっぱいの栃の実に参加者も大満足
中・奥上林敬老会が今年も盛大に開催
中上林地域振興協議会(岸本章三会長)と奥上林地域振
興協議会(角山正和会長)は、9月14日(日)に、平成
26年度の敬老会を開催しました。
中上林地区では、八津合町の観光センターを会場に、
約113名が出席。来賓からの祝辞、上林小学校児童の
作文発表、上林中学校生徒による合唱の披露などで、日
頃の感謝の気持ちを表したほか、午後からは地元有志によ
るお手玉演舞、渡辺弘造さんによるギター歌謡、ほたる連
による良さ来い、凪さギター歌謡会によるギター・尺八演
奏、上林太鼓保存会による上林太鼓等の催しで、会場を大
いに沸かせました。
また、奥上林地区では、睦寄町の奥上林研修センター体
育館を会場に99名が出席。中上林地区と同様に式典が行
われた後、午後からは熊内洋子さんによる紙芝居、山口光
代さんによる声楽、安有美グループによる舞踊、上林駐在
所の高屋巡査部長ご夫妻による防犯と防災の寸劇、マイケ
ル平井さんによるフォークソング等、盛りだくさんの余興
で参加者をもてなしました。
当日は、両会場ともに、にぎやかで笑顔があふれる一日
となりました。
いきいきセンターからのお知らせ
キレのある動きで良さ来いを 2 演目披露(中上林)
所々に笑いを交えながらの寸劇を披露(奥上林)
◎クマの目撃情報が増えています
綾部市全域でクマの目撃情報が報告されています。山へ入るときは鈴やラジ
オを携帯し、音で人の存在を示しましよう。特に夕方から早朝にかけては注意
が必要です。クマと遭遇しても、視線をそらさずゆっくりと立ち去ってください。
クマの目撃情報は綾部市メールマガジン(有害鳥獣情報)からも配信してい
ます。ご利用の際は「[email protected]」に空メールをお送りください。なお、
迷惑メール対策などで、メール受信を拒否する設定になっている場合は、ドメ
インが「city.ayabe.lg.jp」のメールが受信できるように設定してください。
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