6月14日栗原市総合防災訓練 クマの目撃情報について

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防災・安全 新聞
6月14日栗原市総合防災訓練
2011年3月11日の東日本大震災から4年
3か月が過ぎました。その地震の教訓は,地震に
対する避難訓練のあり方に生かされ,緊急地震速
報を活用しての初動訓練を行ったり,児童の引き
渡し訓練を行ったり等災害に備えることで被害を
少なくしていこうという取組がなされています。
栗原においては,2008年の岩手・宮城内陸
地震(栗原市は震度6強)から6月14日で丸7
年になろうとしています。
栗原市立
一迫小学校
2015.06.12
№2
文責:主幹教諭
死者17名,行方不明者6名,負傷者448名。
今年度入学してきた1年生は,まだ生まれてい
ない子もいます。そのような自身の記憶を風化す
ることが無いように,後世に伝えていかなければ
なりません。
また,2008年6月12日は,1978年の
宮城県沖地震から30年目を迎えていました。今
年で37年目を迎えることになります。
本校では,本日地震対応の避難訓練を実施し,
命をどう守っていくかという最も大切な学習に取
り組みました。宮城県沖地震の教訓として「ブロ
ック塀の下敷になって亡くなった人がいる。」と
いうことを伝えていくことが防災の取組として大
切なことになります。
クマの目撃情報について
今年度は,クマの目撃情報が4件届いています。
東日本大震災が,大きかったことで,6月14
日に発生した大地震は,どちらかというと忘れら
れがちですが,語り継ぎ,記憶を風化させないこ
とが防災にとって大切なことだと考えます。
あの日は休日で,子供たちは家庭で朝食を食べ
終わったあたりだったのではないでしょうか。
(発
災は午前8時43分)
激しい揺れで,戸棚から物が落ち,立っていら
れず,テーブルの下などに身を隠すのがやっとで
あったと記憶しています。
耕英の道路が寸断されている映像や,花山の工
事現場が崩れたところ,河川が土砂によりせき止
められ小さなダムのようになっている状況,岩手
県では,橋が落下して通行できない状況など,こ
れまでに見たことももないような被害の様子がテ
レビの映像として刻々と伝えられてきたのを思い
出します。
1
5月13日 川口上滝野
1頭目撃
2
5月14日 牛渕公園
1頭目撃
3
5月28日 柳目平沢
1頭目撃採食中
4
6月
1頭目撃
4日 下大土
5月21日の朝日新聞には,春先にめだった
ツキノワグマとの見出しで注意喚起がなされて
いました。
特に,被害に遭わないように気を付けること
として,以下のように示されていました。
遭遇しないための努力が一番であり,「もし出
会ってしまったら」にならないようにお子さん
と確認していただくようお願いします。
仙台市内でも山中だけではなく,仙台城南バ
ス停でもクマが目撃されているとのこと,学校
でも子供たちに注意喚起してまいりますが,ご
家庭におきましてもよろしくお願いいたします。
裏面に5月21日の記事を印刷して配布いた
します。
このお便りは,一迫小学校のウェッブページ(http://ichihasama-els.main.jp/)で閲覧できるようにしてあります。
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