台風災害に備える保険

教えて!
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シリーズVol.4
保険のこと
台風災害に備える保険
住宅、自動車、家族を守り、災害からの立ち直りをサポート
昨年9月、沖縄を直撃し大きな被害をもたらした台風17号。日本損害
保険協会沖縄支部の調査によると、火災保険や自動車保険など県内の保
険金支払件数は15,364件、支払額は92億6,386万円で過去最大となり
ました。沖縄県は保険加入率が低く、実際の被害はこれよりも多いと指
摘されています。家族のくらしを守るため、保険もしっかり備えたいも
の。今回は、台風被害に備えておきたい保険についてあっぷる保険セン
ターでお話を伺いました。
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台風災害から家を
守る保険とは?
頼 り に な る の が
「火 災 保 険」。火 災
だけの補償と思わ
れがちですが、「台
風で窓ガラスが割
れてしまった」「屋根が壊れ、家の中が
水浸しになった」など自然災害による
被害も補償してくれます。
台風で隣の家からトタンなどが飛ん
できて家屋が被害を受けたとしても、
ほとんどの場合、隣家に賠償責任はあ
りません。自然災害による被害は自ら
保険に入って補償してもらうのが基本。
また、家具や家電製品などの家財は、
建物とは別に保険をつけなければ補償
されません。保険金額の設定について
は、世帯主の年齢や家族構成などを基
準に考えていくので、窓口で相談して
みましょう。
台風時の車の損害は、
自動車保険で補償し
てくれますか?
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「車両保険」を付け
ていなければ全額自
己負担になります。
自 動 車 保 険 は、相
手への賠償を補償する「賠償責任保険」、
運転者・同乗者の傷害を補償する「傷
害保険」、自分の車の損害を補償する「車
両保険」があり、台風で「物が飛んで
きて車に当たった」「大雨で増水し車が
水没した」など、自然災害による被害
は「車両保険」が補償します。
車の場合も台風による被害では損害
賠償が発生せず、車両保険で補償して
もらうのがほとんど。実際に台風被害
による保険金支払事例は少なくありま
せん。ただ沖縄の場合、車両保険どこ
ろか任意保険への加入率も全国ワース
ト1位※。実際の被害はもっと多いと指
摘されています。
あっぷる保険センターでは、一時払
保険料5%割引、分割払いの割増なし、
契約時の現金不要といったメリットを
提供できる生協組合員専用の保険も取
り扱っています。
車両保険は、契約期間の途中でも付
加することができますが、台風の接近
中は申込手続きができません。入って
おけば良かったと後悔する前にしっか
り備えておきましょう。
※2012年3月末現在、日本損害保険協会調べ
台風時のケガ を補償
?してく
れる保険とは?
「傷害保険」は日常のケガはもちろん、
台風によるケガも補償します。治療の
ための通院1日目から補償され、入院、
手術やケガによる後遺障害、死亡にも
保険金が支払われます。
「コープのケガ保険」は、個人コース、
夫婦コースの他、何人家族でも掛金が
変わらない家族コースもあり、賠償事
故も保障するなど心強い保険です。
ど の 保 障 に 重 点 を 置 く か は 家 庭 に
よっていろいろ。あっぷる保険センター
では専門スタッフがわかりやすく説明
しながらより良い保
険選びをサポートし
ます。お気軽にご相
談ください。
お気軽にご相談ください。土日も対応しています
あっぷる保険センター
くら し の 保 障 相 談 室
受 付 時 間 10:00∼18:00
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2013年9月号
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