第7回 起業創出検討会議 「暮らし起業を考える~ワークショップからまちを変える~」のようす 開催日時 : 平成27年11月18日(水)19時~21時 開催場所 : 郡中まち元気サロン 来良夢(こらむ) 出席人数 : 委員16名 アドバイザー2 名 オブザーバー2名 事務局1名 合計21名 欠席人数 : 委員14名 この会の目的 伊予市中心市街地等での起業と雇用の創出を図り、地域経済の発展と暮らし やすいまちづくりを進め中心市街地の活性化を図ります。 全体のスケジュールについて 平成26年度中に2回開催 平成27年度中に概ね6回程度開催 平成28年度には最初の開業者の誕生を目指します。 ワークショップのテーマについて 起業の業種について考える ― 数回開催 起業者への支援のありかたにつて考えます。 ワークショップのグループ分けについて 3グループでワークショップをおこないます。 次 第 1. 開会のあいさつ 2. ワークショップの進め方について アドバイザー 3. 愛媛大学教授 前田 眞 氏 ワークショップ 「これまでのワークショップのふり返りと まとめに向けた協議」 4. グル-プB アドバイザー グループC 伊予市商業協同組合 閉会のあいさつ 横山 正紀 氏 前田 眞 理事 オブザーバー 公益財団法人えひめ地域政策センター ワークショップのまとめ 次長 愛媛大学教授 オブザーバー 伊予市経済雇用戦略課 7. ) ワークショップでの意見・感想発表 グループA ヤマキ株式会社 業務サポートセンター 5. ( 別添 1 氏 竹田 惣一 氏 課長 市野 孝敏 氏 研究員 川原 隆司 氏 アドバイザー 愛媛大学教授 前田 眞 氏 ワークショップの進め方について アドバイザー 愛媛大学 教授 前田 眞 氏 今までやってきたことを振り返って、もう少し具体的な内容で議論ができたらと思う。 「いままでのふり返り」のペーパー(別紙)を基に、ふり返りをしながら、これから考 えなければいけない事がどこにあるかを話し合えば良い。 まとめにむけて 今まで勉強してきたことを「暮らし起業」をする人にどう発信していくか。発信して いくツールは、パンフレットなのか、ホームページなのか、色々手段はある。 そういう手段で、うまく発信できればそれが今まで話し合ってきた一つの成果になる。 その成果をつくるための基本的なコンテンツを、今日出してもらって、専門家に見や すいかたちにまとめてもらう。 今日は、特に非制度(民間)による支援「こんなのが郡中にあるんですよ」という話 をキーワードでも羅列でも良いので出してほしい。 ワークショップのようす A、B、C 3グループに分かれて、「いままでのふり返り」のペーパーを基に これから考えなければいけないことが、どこにあるのかを話し合った。 グループAのワークショップの概要 中心市街地の活性化に、問題意識を持った人たちと、問題意識を持たない人が住んでい るんだと感じている。空き家(空き店舗)に対して、空きが多いのは淋しいねと言う人た ちの問題意識と、それを貸してほしいと言われた時「貸したくない・貸す気は無いよ」と いう事で、同一地域に住んで業を営んでいる商店街としての、まとまりの無さ、意識のず れがあるのが問題だと感じた。 また、100円商店街のようなイベントの参画意欲にも濃淡があり、全部が集まれば魅 力的だが、バラバラでは、買う側にも面白味が無くなる。店を開けなくても軒先を貸すと か、参加を求めていく事が大事なのかと考えた。 キーワードとして「おせっかいの店」「おせっかいおばさん」等、色々な事を紹介して あげる。道案内をする人。見守り隊みたいに各店がステッカーを貼って「何でも聞いてく ださい」とか、 「なんでも相談員」のジャンバーを来た人が町中に居る。等“人柄の町” で人を呼び込める。コミュニティーの大切な部分かなと感じた。 商店街として、限界集落的になってきているという問題意識を皆が持たないといけな い。 グループBのワークショップの概要 ・ 支援制度はあるが、空き店舗が空いていても貸さないなど、非制度の支援について は「ある」というのは現状では厳しい。 ・ しかし、「ない」なら、現在、つくっていることを発信すべきではないか。また、 支援はあるにも関わらず、気付いていないだけで、出会っていないだけかもしれな い。出会うための努力が必要ではないだろうか。 ・ 起業でまちを変えるにはどうすればよいかを考えた時、閉塞感をどうするかが課題。 起業しやすい雰囲気を蔓延させる必要がある。そのためには、まちへの愛着や自分 の暮らしのこだわりなども要素の一つ。 ・ 閉塞感を突破できるようなパワーを持っている人を発掘できれば、応援団から起業 へとできるかもしれない。そのような人を発掘できなくても、言いだしっぺ、やり だしっぺが出てきて乱立することで、統一された賑わいが生まれてくるかもしれな い。 ・ 有志を集めたり、自由に発言できる雰囲気が必要。そのためには、キーパーソンが いる、いないならばつくり、紹介してアピールする必要がある。 グループ c のワークショップの概要 4ブロックの意見が出た ① 遊び場(子供とお年寄り) ・ママさんサークルの人達が活躍できる場所は無いか? ・小さな公園がまち中にあって、公園に来がてら商店街を歩いてもらえると良い ② 起業応援(あるある隊、サポート、ボランティア) あるある隊:ネットワークでいろいろ発信する 空き家情報を集め、発信する サポート:この町で起業したい人、サポートします 経験によるアドバイス よろず相談受け承ります(郡中の人の暖かさ) ボランティア:起業時のお手伝い(起業時に必要なもの集めます) 広報区長や広報委員の協力 ③ 建物・資材 ・カラオケが町に無くなっているので、元気なお年寄りとか、皆がストレス発散のた めのカラオケがあると良い。 ・屋台村 かつおぶしを使って、料飲組合とコラボしながら、夜に空き店舗に屋台を 出してもらう。 ④ 人=職人 ・郡中は約400年の歴史があって、古い町並みがメインの町なので、そういう 中で職人が少なくなってきている。 “畳職人・左官・大工”そういう職人の力を 借りて、古いものを再生させてもらう等、職人が力を発揮できるまちにする。 ・元気な町。元気な気持ちを持ちあえる町。 ワークショップについての感想 オブザーバー 公益財団法人 えひめ地域政策研究センター 研究員 川原 隆司 氏 むつかしいテーマだったが、色々な意見が出て参考になった。 チャレンジする町郡中、今ある制度とともに、郡中の魅力をいかに発信していくのか。 また、町なかで活躍している人の情報を、町の人にいかに伝えていくのか、少しおせっ かいも必要かなと思った。 この前視察に行ったところでは、非常にリーダーシップを持った人がいて、地域の人 は、最初、おせっかいはやめてくれと思っていたが、そこは成功した地域という事で全国 的にも注目を浴びている。成功してくると「その人が居たから成功した」と皆が声を揃え て言っていた。 町を良くしていこうとする事で、少し変わった行動をする人が居ても、しばらくは支 えていく忍耐が多少必要なのかなと思う。 オブザーバー 伊予市経済雇用戦略課 課 長 市野 孝敏 氏 良いお話を聞かせていただきました。 郡中の町なかも苦しく、いろいろ頑張っているんだなと実感しました。 非制度の支援と言うことで、制度の関係では、中山・双海商工会で、創業支援のスク ールを開講したと聞いている。繋がりができて、非制度の支援で、皆さんから協力して いただいた形でスクールに行っていただいて、この町中で創業ができたらと思っている。 アドバイザー 前田 眞 会議の様子 氏
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