石材墓石加工の信頼を、仏壇販売に活かす

仏壇店だより
石材墓石加工の信頼を、仏壇販売に活かす
だいじんまる
光明堂・大神丸石材(倉敷)
ずつ進み、家具調の製品
「最近では小型化が少し
も売れるようになってき
た。同じサイズであれば
家具調を選ばれるお客様
も増えた」と語るが、変
わらないは品質へのこだ
わりだ。
号クラスの唐木仏 で、お遍路用品も扱う。
大 神 丸 石 材 は 遡 る と、 ちなみに、六口島は徳 どに就き、その後、倉敷 は定雄会長の代にスター
片山社長は四国八十八
倉敷市児島の沖合にある 川幕府によって行われた の葬儀社で修業をした後 トした。主力としてきた カ 所 霊 場 会 の 公 認 先 達
六口島(むくちじま)か 大阪城修築(1629完 に、大神丸石材に戻って のは
ており、そこから現在の 露出しているという。
ら切り出された石を運搬 成)の時の石切場が残っ きた。
壇、そして金仏壇。唐木 ◎光明堂・大神丸石材
する仕事に先代が携わっ ており、今でも花崗岩が
元々の家業は石材加工 仏 壇 に 関 し て は、 品 質・ 倉敷市児島通生二五五五
で あ り、 石 材 卸 を 長 く 素材に信頼のおける徳島 T E L 〇 八 六( 四 七 二 )
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墓石小売業に至ってい
大神丸石材の現社長で 行ってきた。そのために、 の製品をお客様にお勧め 〇〇五九 FAX〇八六
あ る 片 山 治 氏 は 四 代 目 石材加工工場の設備内容 してきた。
(四七四)三九二二
る。
大神丸石材のある児島 で、今春四月に社長に就 は充実したものだ。現在
通生(かよう)は海がす 任した。三代目の片山定 では石材・墓石小売りで
で行うために「お客様の
宗教工芸新聞平成26年11月号掲載
ぐ 近 く に あ り、 航 路 を 雄氏は会長に就任し、四 あるが、加工は自社工場
使って石材を運搬する仕 代目を見守る。
事で忙しくしていた先代
片山社長は昭和五十年 要望に細かく応えること
の 姿 を 思 い 浮 か べ な が 生まれで三十九歳。学校 ができる」(片山社長談)
仏壇仏具部門の光明堂
大神丸石材の加工工場
石材の加工現場がお客様への信頼を生み出している
仏壇部門・光明堂のアプローチにも石材製品が並ぶ
光明堂と大神丸石材は道路を挟んでほぼ向き合う
ら、現在も石材の加工や を 卒 業 後 は 九 州 で コ ン ことが信頼を生み出す。
販売に力を入れている。 ピューター関連の仕事な
光明堂・大神丸石材の四代目社長片山治氏は四国八十八ヵ所霊場公認先達でもある
唐木仏壇は徳島の厳選商品が主力 巡礼用品も揃える