マコモの「七夕馬」作りを公開します

記者発表資料
平成27年6月18日(木)
問い合わせ先:博物館
報道機関
(旧坂東家住宅見沼くらしっく館)
各位
担当:学芸員 横田
電話:688−3330
見沼くらしっく館で
マコモの「七夕馬」作りを公開します
「生きている民家」を標榜する当館では、年中行事を再現しており、その一環とし
て「七夕飾りと七夕馬作り」を下記のとおり公開します。
かつて、市内の農家では、七夕の時期になるとマコモと竹を材とした「七夕馬(た
なばたうま)」を作って庭先に飾っていました。当館周辺の地域では、雄雌一対の向か
い合わせにした馬を竹竿にまたがらせ、その二頭の間に、竹飾りを据えるのが習わし
だったそうですが、今ではほとんど見ることができません。
七夕の日には「たとえ三粒でも雨が降った方が良い」として作物の豊作を祈り、こ
の七夕馬に御先祖様が乗ってお盆に帰ってくるのだと言い伝えられてきたのは遠い昔
のこととなってしまいました。
この七夕馬に託された「人々の切なる思い」を想起する機会となれば幸甚です。
記
1 実施日時
2 開催会場
3 定
員
平成 27 年 7 月 7 日(火) 10 時∼12 時
見沼くらしっく館 中庭
*雨天の場合は主屋土間
なし(申込み不要)