講演と討論の集い 脱原発、温暖化防止へ 私たちはどう考え、行動すべきでしょうか 主催 NPO 埼玉自然エネルギー協会 近年、大雨や集中豪雨、台風の多発や大型化など、異常気象が頻発しています。この背景には、地球の温暖化、 とくに海水温の上昇などがあるといわれています。温暖化の進展は、生態系に大きな影響を与え、これまでどおり の農業、水産業の存立を危うくします。 加えて、日本では、地震や火山の活動期に入っているとの科学者の指摘を裏付けるように、3・11東日本大震 災の発生、近年の火山の活発化などが起こっています。 21 世紀に生きる私たちや、私たちの子ども・孫たちは、この大きな脅威にさらされています。 こうしたとき、政治はこれにしっかり立ち向かう政策をたて、実行するよ うになっているでしょうか。残念ながら、そうなっていません。 この 8 月には、福島の事故などなかったかのように、2 年にわたる「原発 ゼロ」が中断され、鹿児島川内原発が再稼働されました。 年末の COP21(気候変動枠組み条約第 21 回締約国会議)を前に、政府は、 石炭火力発電所の輸出や建設に注力、国際的批判をあびるありさまです。 2014 年 3 月私たちが設置しためだか保育園 京都議定書(1997 年)にもとづく日本の目標(1990 年比温室効果ガスを 6%削減)は、排出量自体は 1.4%増加となり、森林造成による吸収や、海外で協力した温室効果ガス削減などを日 本の削減量に入れてかろうじて達成されるという結果でした。 世界は、省エネと自然エネルギーの普及で、原発や温暖化の危険からの脱却をめざそうとしています。ところが、 日本では、自然エネルギーをコストが高く不安定とする一方、地域に眠る自然エネルギーを地域住民に活用させる 施策ではなく、大資本の儲け主義にゆだねる政策が取られています。 こうしたとき、私たち、市民はどう考え、行動していく べきでしょうか。 世界の自然エネルギー普及の実情に精通され、自ら「自 然エネルギー市民の会」の代表として実践の先頭に立たれ てきた和田武先生にお話しいただき、大いに議論し、日本 社会のすすむ方向や私たちの生活の指針について考えてい 市民ファンドで太陽光発電所の設置をめざしている栃木県那須町 く機会にしていきたいと思います。 多くのみなさんがご参加くださいますよう、ご案内もうしあげます。 日時 12 月4日(金)18 時から 会場 浦和コミュニティセンター(PARCO)10 階 第 13 集会室 講演 「脱原発、再生可能エネルギー中心の社会を目指して~私たち市民の重要な役割~」 講師 和田武先生 自然エネルギー市民の会代表 立命館大学教授・日本環境学会会長・ 政府の調達価格等算定委員などを歴任 講演・質疑の後、埼玉自然エネルギー協会のとりくみについて報告します。 資料代 500 円 連絡先 NPO 法人 埼玉自然エネルギー協会 E-mail [email protected] HP http://saine-2013.com 吉村文則 090-7843-8653 Tel&Fax 048-864-8686
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