“ぼうさい朝市&昼市”って? “灰干し”って? “学生マルシェ”って?

“ぼうさい朝市&昼市”って?
「“防災”と“朝市”って、どう結びつくの?」
そんなギモンを持ったアナタへ。
避難訓練やバケツリレーだけが防災訓練じゃな
い!例えば、地域のお祭りだって立派な防災訓練な
のです。テントや机はどこにあるのか。毎年確認し
ておけば、いざという時にも慌てません。屋台での
調理に慣れていれば、炊き出しだってお手のもので
す。また、行事を通して、住民同士が顔見知りにな
っておくのも大切なことです。このように、地域総
出の行事は「防災」の側面を持っているのです。
過去の大災害では、被災地に救援物資が届きすぎ
て処理しきれなくなるという事例がありました。こ
れを被災地の周囲の町に物資を集約することで解
決しようと、私たちは全国の町同士のネットワーク
を組織しています。
「ぼうさい朝市&昼市」では、このネットワーク
を活用して、全国各地から自慢のおいしい産品(=
救援物資)が集まります。日頃から楽しく・おいし
く訓練をして、災害に備える。災害が来れば、混乱
の無いよう周囲の町に救援物資を送ったり、避難者
を受け入れたり、助け合う。
私たちは「楽しい防災訓練」を合言葉に、
「ぼう
私たちは「楽しい防災訓練」を合言葉に、
「ぼう
さい朝市&昼市」を全国で開催しています。
昨年の「神崎川・ぼうさい朝市&昼市」
“灰干し”って?
密かに人気を呼んでいる、火山灰の間で魚を干すという高級干物「灰干し」をご存知ですか?火
山灰が多穴質であり遠赤外線に近い作用等によって、天日干しより酸化しない(白身が赤茶化ない)
で、アミノ酸などの旨味成分が増すとされています。
2000年の大噴火から復興に全力をあげている三宅島の、工事現場の火山礫や火山岩を、瀬戸
内海の笠岡諸島に送っています。笠岡諸島は、大阪城築城でも活躍した石
切(石材加工)の島です。
三宅島の太平洋の魚、笠岡諸島の瀬戸内海の魚を、三宅島の火山岩を
笠岡諸島で加工した火山灰によって、「灰干し」
に加工しています。
火山岩は、溶岩プレートに加工されて、陶板
焼きと同じような、とても美味しい焼き方ので
きる溶岩焼きもできました。
「灰干し」とともに「溶岩プレート焼き」
もご賞味ください。
溶岩プレート
“学生マルシェ”って?
「マルシェ」とは、フランス語で「市場」のこと。「学生マルシェ」とは、地方とのつながりを
大切にする学生が開催している産地直送市です。
ある学生は、初めての農作業に喜びを覚え、またある学生は、獲れたての牡蠣のおいしさに驚き、
またある学生は農家のおばあちゃんの温かさに感動し・・・「学生マルシェ」は、そんな地方に魅
せられた学生たちが集まって運営しています。
大型スーパーの登場や、流通システムの変化により、地方の
小規模生産者は大きな打撃を受けています。
私たち「学生マルシェ」は、学生が地方と都市を結び、都市
部の商店街で直接販売することによって、小規模生産者でも、
適正な利益が得られるような仕組み作りを目指しています。
今回「島根県」と、「三重県大王崎」の産品販売をします。
私たち「学生マルシェ」は、地方の第一次産業から新風を吹
き込むべく活動しています!
「平成21年度水源地域活性化事業」(国土交通省)
三国商店街で好評!「島根展」の面々