ごみ減量化に向けて 第1回

ごみ減量化に向けて
5年間でごみを %減量
︵第1回︶
建設する場所
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富士見町の南諏衛生施設組
合南諏衛生センターの旧焼却
施設の跡地に建設します。旧
焼却施設は昭和 年から 年
間に渡り焼却を行っていまし
たが、老朽により廃止されて
います。この場所はし尿処理
施設、不燃物処理場、最終処
分場が集約された場所で、管
理上・運営上の効率が図られ
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富士見町、茅野市、原村では、平成 年度までにごみを
%︵平成 年度比︶減量することを目標として、生ごみ、そ
の他プラスチックのリサイクルに取り組みます。また、燃え
るごみの %︵乾燥重量︶以上を占める紙の分別にも積極的
に取り組み、3市町村共同でごみ減量化推進のための協議会
をつくり、目標達成をめざします。
今回はこの取り組みの一環として、富士見町に建設する灰
溶融施設についてお知らせします。
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灰に含まれるダイオキシン
は、800度以上で分解して
無害化されます。また、ガス
化した重金属類などは減温棟
設備やバグフィルターで飛灰
として回収された後、安定化
処理して最終処分場へ埋め戻
されます。
飛灰に含まれる重金属類は
近年枯渇資源として見直され、
山元還元方式などによるリサ
イクルが始まっています。
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すること、そして最終処分場
ご み 焼 却 灰 も リ サイクル
の延命化を図ることを目的と
して、灰溶融施設を計画しま
茅野市、富士見町、原村の
した。
3市町村は共同で諏訪南清掃
センターでの焼却を行ってい
ます。その焼却灰を茅野市の
灰溶融炉ってなに?
最終処分場と、富士見町にあ
る南諏衛生施設組合︵富士見 焼却灰を1200度以上の
高温で液状に溶かして、スラ
町、原村で組織︶の最終処分
グという建設資材としてリサ
場へそれぞれ埋立を行ってき
イクルできる山砂状の物質に
ましたが、増え続けるごみに
します。スラグにすると元の
比例して焼却灰も増えるため
容積の3分の1程度になりま
2つの処分場とも平成 年度
中に満杯となってしまいます。 す。
そこでごみ減量化を積極的 焼却灰は燃料バーナーや電
気抵抗などにより、高温に熱
に進めると同時に、資源循環
せられ、溶けた灰は水や空気
型都市の形成に向けた取り組
などで冷やされてスラグにな
みとして焼却灰を溶融固化し
ります。
て建設資材としてリサイクル
焼却灰から生成されたスラグ
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る場所です。
また、昨年度実施した生活
環境影響調査︵ ヶ月4シー
ズンを通した調査︶では、大
気汚染、水質汚濁、騒音、振
動、悪臭、土壌、動物・猛禽
類について調べ、生活環境に
及ぼす影響はないという結果
が得られたことから、この旧
焼却施設跡地への建設を予定
しています。
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■広報ふじみ