学校用ガラ紡機等を導入しました! 新商品「ベイブライオン」誕生 24時間テレビチャリティー委員会様より、2014年度の被災地の子供達への支援として、手動のガラ紡機２台と綿繰り機10台を寄贈していただきました。綿栽培を行っている学校等でコットンベイブづくりの出前授業を行う際には綿繰り機で種と綿を分ける実習も行っており、子供達も珍しい器械に興味津々で人数の多い学校ではなかなか順番が回ってこなかったりしていましたが今年からは十分な台数を使えるようになりました。ガラ紡機は臥雲辰致(がうんたつむね）により1876年に考案された紡績機で、愛知県の㈲颯田木型さんに製作していただきました。一度に６本の糸を紡ぐことができ、その後の合糸（ごうし：２本以上の糸をあわせる）、撚糸（ねんし：よりをかける）工程も行うことができる機械で毛糸のような太さの丈夫な糸を作ることができます。子供達が自分達で栽培した綿から糸を紡ぐ体験をできるように準備を進めています。ガラ紡機はいわき市内のイベント等で実演も行っており、綿から糸を紡ぐ様子がとても不思議で面白いので老若男女問わず（３歳 ∼）多くの方々が興味を持って糸紡ぎを驚きながらも楽しく体験しています。本会ではこの度、市内で収穫したオーガニックコットンを使って新商品「ベイブライオン」を製作販売することになりました。これは㈱アバンティの提案で取り組んだものですが、製作に携わったのは東北グランマのメンバーでもある仮設住宅のお母さん達です。直径2.4ミリの木球にライオンの顔が描かれています。つぶらな黒い瞳、ゴールドの鼻、弓形の囗、左右の頬にはほほ紅が、又数本の髭も入っています。ポツポツのヒゲあとの数が多い方がお父さん。少ないのが女の子です。顔が完成したあと顔の回りと頭全体に茶色いコットンを一粒ずつ丁寧に付けて行くとライオンらしい顔となります。こうして逞しいお父さんライオンと可愛い女の子顔の二種類が完成し販売出来るようになりました。ふわふわの綿の手触り感が気持ちいいと人気の商品です。また頭にストラップが付いていますので、バックやカバンに飾ることが出来ます。今後は白綿を使ってホワイトライオンを製作する計画ですので、乞ご期待です。購入をご希望の方は本会事務局にお申込み下さい。学校での栽培と磐城農業高校のコットン大使活動第二回「小名浜絆まつり・芸術祭」開催！今年はいわき市内12の小中学校に加えて会津若松市に避難している大熊町立大野小・熊町小と広野町児童館でも子供達が綿の栽培に挑戦しています。9 月から10月にかけて何度も台風が来て大事な実が落ちてしまったりしていますが、全ての学校で収穫が行われています。（地球環境基金助成事業）また福島県立磐城農業高校のコットン大使が8月から9月にかけて相馬農業高校、会津農林高校、宮城県立宮城農業高校を訪問し、学校で育てた綿のプランターを贈呈してきました。11月には磐城農業高校と会津農林高校からのコットン大使7名が昨年に引き続き鳥取県の伯州綿・弓浜絣の産地(境港市・米子市)を訪問予定です。県内各地さらに県外の学校へもコットンのネットワークが拡がり、子供達は楽しみながら一生懸命栽培して綿について学んでいます。（住友商事ユースチャレンジプログラム助成事業） 10/12（日）晴天の中で「第2回小名浜絆まつり」が開催されました。今年で 2回目となるこのイベントは、小名浜商店街の活性化と地元住民と相双地域の方々との交流を目的とした祭りです。また、若者の芸術家達が中心となる「udoku（ウドク）」の協力により小名浜商店街通りに芸術作品を展示するなど、当日は約1800名以上の来場者が訪れ、ご当地アイドルのライブや人力車の運行、その他様々な出店等で盛り上がりました。日中のイベントを終えた後、夜からは商店街通りにある東邦銀行の建物を利用し「プロジェクションマッピング」が行われました。建物をスクリーンとして小名浜各所の風景を音楽とコラボさせながら映像として流しました。3回に渡り上映をしましたが、会場は沢山の人で埋めつくされました。小名浜の街中が活気づいていくことを願いつつ来年に向けて企画やアイディアを練りながら、ピープルとして協力していきたいと考えます。今年も、お帰りなさい♡コットンちゃん！第13回いわき地球市民フェスティバル開催１年間大事に綿を育てていただきありがとうございます。昨年度全国から約 60件の綿(コットンちゃん)がいわきへ送られて里帰りしましたが、今年も早速届き始めています。ウェブサイト Do You Cotton? (http://doyoucotton.jimdo.com/お帰りなさいコットンちゃんmap-2014/)で写真やメッセージなどを紹介しておりますのでどうぞご覧ください。 ◆綿の送付先◆ 〒9７１−８１６8 福島県いわき市小名浜南君ケ塚町１3−6 いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンターふくしまオーガニックコットンプロジェクト綿係 ※綿に付着しているゴミをできる範囲で取り除いてから送付していただけますようにお願いします。 9月27、28日、小名浜港アクアマリンパークは、大勢の人で賑わいました。「いわきサンシャインフェスタ2014」（主催：太平洋諸国舞踊祭実行委員会ほか）が開催されたのです。このイベントでは、第3回太平洋諸国舞踊祭をメインに、いわき大物産展や商工会うまいもんNO.1決定戦、いわき技連・匠の技コーナーなどさまざまな事業が同時開催されました。そして、いわき市民間国際交流・協力団体連絡会（事務局 NPO法人ザ・ピープル）の主催する「第１３回地球市民フェスティバル」もその一部として催されました。今年のテーマは、「島サミットを待ちかねて…サンシャインフェスタのダンサーと一緒に踊ろう！」。来年5月にいわき市で開催されることが決まっている太平洋諸島の国々の首脳クラスが集まる「太平洋・島サミット」を盛り上げようと、歓迎の小旗や横断幕を作成するワークショップなどを催しました。特に、メインステージで各国の踊りを披露してくれたダンサーの皆さんが市民と交流できるようにと設けたミニステージでは、一緒に踊りを楽しむダンサーと市民の姿が会期中途切れることなく見られ、島サミットに向けた歓迎ムード一杯になりました。なお、ザ・ピープルでは、チャリティバザーコーナーを設け、沢山の方に古着リメイク品などをお買い求めいただきました。ありがとうございました。 ●イベント情報 ■12月21日㈰クリスマス会リスポホール・コットンべイブ制作教室が開催されます。子供をメインとした、50人限定ですのでお早めに申込みください。・定例のフリーマーケット（アクロスプラザヨークタウン大原）の開催は11月23日㈰が本年度最終開催となります。新年度のスタートは4月です。申込み受付は3月となりますのでご承知おき下さい。