平成27年2月号(PDF:519KB)

2月号
H27.2月発行
あした希望の鐘がなる,わが学び舎に鐘がなる
校 長 院田 裕一
このフレーズは山校区の方々であれば誰しも耳にした
ことがあるでしょう。山小学校校歌のサビの部分です。
今月は,いつも何気なく歌っている我が校歌について紐
解いてみたいと思います。
山小学校の校歌は,昭和32年,創立60年記念時に制
定されています。(今年で制定57年)
山校区の豊かな海や山の自然,平和を喜び,理想を求め
る美しい歌詞が親しみやすい曲にのって展開されていま
す。
この校歌の作詞者は「西山清良(にしやま せいりょ
う)」先生,作曲者は「武田恵喜秀(たけだ えきひで)」
先生です。
西山先生は手々集落の出身です。学校の先生として大正
8年から3年間,第11代校長として昭和2年から4年
間,本校に勤めています。先生としてのスタートも校長と
してのスタートも山小学校でした。先生の著書「たわごと
人生記」によれば,特に最初の赴任時の思い出として,厳
しくも生徒愛の強い教師生活ぶりと共に「鐘台を建て時間
を予報する,朝七時の鐘を登校の合図にする」など校歌の
歌詞と相通じるものが紹介されています。
一方,武田先生は鹿児島音楽会のパイオニア的存在であ
り,191曲もの校歌を作曲しています。(島内でも手々
小中,東天城中,天城中も)武田先生は沖永良部島和泊町
出身で,本校第18代の武田喜充校長の弟です。(喜充先
生も若い頃と校長として2回本校で勤務しています。)
本校にゆかりの深い両名の先生に作っていただいた校
歌を今一度見つめ直し,今まで以上に心を込めて歌ってい
く子どもたちに育てたいと思います。
「あした希望の鐘がなる わが学び舎に鐘がなる」と地
域の方々の誇りとなり,元気な子どもたちの姿を発信でき
る山小学校を今後も目指します。
地震・津波対応避難訓練(1月16日) 鹿児島を丸ごと味わう学校給食( 1/19 - 23 )
~予告なしの訓練を実施~
阪神淡路大震災から20年,東日本大震災からや
がて4年,地震や津波がもたらす被害は,計り知れ
ないものがあります。背後に山が迫り,目の前に海
が広がる山校区でも常に緊張感を持って生活するこ
とが大切です。学校での訓練だけでなく,ご家庭で
もいざという時のために避難方法等話し合っておい
てください。『自分の命は!・・・で・・る!』
幼稚園に1次避難
里公民館へ2次避難
里公民館の海抜
「親子ふれあい活動~花作り~」(1 月1 8 日)
卒業式・入学式に向けて元天城中学校の先生(天城
町)の指導のもと,土作りから植え方まで丁寧に教
えて頂きました。それぞれの晴れ舞台に花を添えて
くれることでしょう。(家庭教育学級にてパンジー
移植)
ふるいでセ
セと土作り
肥料と混ぜて移植
あ
~健康は,まず「食べる」ことから~
期間中は,給食・保健委員会の発表や食に関する展示物の
紹介,校内放送での地場産の食べ物紹介,いろいろな先生と
の交流給食,本校図書館司書の先生や給食センターの先生か
らの郷土料理の紹介等などで給食のことについて食材を学び
ました。子どもたちは自分の体重位の桜島大根にびっく
り!!
「島人ぬ宝」総合的な学習舞台発表(1月25日)
1月25日(日),徳之島町生涯学習センターにて4月か
ら山民謡保存会の方々や三味線の先生からご指導頂いた踊り
と三味線で「ちくてぃんぐゎ」(3年生~6年生18名)を
元気いっぱいに発表することができました。子どもたちのチ
ームワークと元気な発表に場内から大きな拍手を頂きまし
た。ご指導頂いた先生方,保護者のご協力ありがとうござい
ました。今後も故郷の伝統を大切にしたいものです。
と言う間に完成
【2月の行事予定】
生活目標「落ち着いて行動しよう」
保健目標「心の健康について考えよう」
3(火)ハイビスカス号来校
5(木)中学校体験入学・中学校入学説明会
10(火)親子読書会
11(水) ● 建国記念の日
12(木)手々小との交流学習
13(金)天城岳登山
14(土)第 62 回県下一周駅伝競走大会
15(日)家庭の日(ボランティア清掃),島口・島唄の祭典
19(木)ALT来校,山校区児童生徒健全育成懇談会
21(土)青少年育成の日,町学力向上対策試験
25(水)新1年生入学説明会・体験入学
新春カルタ取り大会に湧く親子読書会(1月27日)
ダジャレカルタに大爆笑の大人とカルタ取りに
必死な子どもたち
今月は,保護者による
読み聞かせと校長先生
によるカルタ取り大会
が行われました。2種
類のカルタに
子どもたちは,白熱戦
を繰り広げました。