深海底資源開発研究セミナー(2015)

深海底資源開発研究セミナー(2015)
-安全かつ高効率なメタンハイドレート資源開発を目指して-
-開催案内-
主催:深海底資源開発研究 山口大学研究推進体
共催:産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 創エネルギ
ー研究部門 メタンハイドレートプロジェクトユニット
後援:地盤工学会 中国支部
日時:平成 27 年 7 月 22 日(水),23 日(木)
(22 日午後から 23 日昼頃までを予定)
場所:山口大学工学部(山口県宇部市)http://www.eng.yamaguchi-u.ac.jp/
深海底地盤におけるメタンハイドレートの資源開発においては,2013 年(平成 25 年)
,初頭に海
域での世界初の生産試験が実施され,メタンガスの採集に成功するなど,着実に進展しています.
この成果は,メタンハイドレートの資源開発に関する技術開発が着実に実を結んでいることの表れ
です.このような現状を踏まえ,本セミナーでは,次なる技術開発を合理的に推進するための議論
を行うことを目的とします.特に,安全かつ高効率な資源開発を実施する上で検討すべき地盤工学
的諸問題に重点を置き,議論するものとします.
資源開発中の生産に伴う地盤の変化は,以下の図に示されるようにイメージされ,生産による時
間的な推移に伴う地盤の変化と生産井の近傍から MH の分解領域が広がる境界までの領域での地
盤の変化に大別できる.つまり,時間的,空間的に地盤は変化をすると想定される.このことを踏
まえ,以下のキーワードと関連する地盤工学的な取り組みについてセミナーで議論し,次なる取り
組みを整理することとする.
*キーワード
A. 空間的
a. 生産井近傍:井戸への地盤からの影響,局所変形
b. MH 分解領域:水・ガスの移動の地盤力学への影響,細粒分の移動の地盤力学への影響
c. MH 分解フロント:MH の分解による地盤への影響,局所変形
B. 時間的
a. 生産井構築前:生産井の設計に必要な地盤調査,物理探査,地質情報整理
b. 生産中:分解の推移による地盤への影響,分解手法による地盤への影響
c. 生産後:MH の有無による地盤への影響,分解手法の違いによる回復への影響
C. その他(メタンハイドレート,二酸化炭素,深海底など)
生産中
生産前
図
生産後
MH の生産に伴う地盤の変化のイメージ
● 発表申込み先:[email protected]
・締切り:平成 27 年 7 月 3 日(金)17:00 まで
・方法:以下の E-Mail アドレスへ,以下の必要事項を記載の上,メールにて連絡ください.
・必要事項:発表内容に即したキーワードに関連する記号(関連すると思われるものを選択下さ
い.A-a など.
)
,発表の題目,氏名,所属,連絡先,
・その他:発表受付後,配布用原稿(指定フォーマット 1-2 枚:詳細は後日連絡)を 7 月 15 日(水)
17:00 までに送付していただきます.
● 参加申込み先:[email protected]
・締切り:平成 27 年 7 月 17 日(金)17:00 まで
・懇親会:平成 27 年 7 月 22 日(水)(19:00~21:00 を予定)
・場 所:宇部市内(場所未定)
参加申し込みをされる際,懇親会への参加申し込みについてもお知らせください.
■問い合わせ先
山口大学 工学部 社会建設工学科
吉本憲正:E-Mail. [email protected] Tel. 0836-85-9344
産業技術総合技術研究所 メタンハイドレートプロジェクトユニット
佐藤章子:E-Mail. [email protected] Tel. 011-857-8457