The Satoyama おかえり母なる比婆へ 民俗探訪 〇 と 美しき日本の原風景を訪ねて 牛市で栄えた比和の宿場町 8月15日(土)~10月4日(日) き/2015(H27)年 〇 ところ/広島県庄原市比和町比和 768 番地 谷 文人 様宅 (ブラックボードの案内板が目印です) 民俗学者 宮本常一は、昭和 30 年代に比和の牛供養田植などの文化財を調査しました。 人口が減少し、少子高齢化が進む今日、彼の写真を通して、忘れられようとしている 日本の原風景を訪ねています。 ヴィジター(来訪者)の方にも、さとやまの暮らしや文化を探訪していただけるよう、 比和まちなかの、一般の民家で写真展示を行っています。 マナーを守ってご覧いただき、比和のまちをゆっくり訪ねてください。 (比和スローリズム) 〇 主 催/NPO法人 比和まちミュージアム、 〇 問い合わせ/NPO法人 比和まちミュージアム まちなか活性化推進会議 担当:谷(℡0824-85-2508) ■宮本常一の足跡 1958 年(昭和 33 年) 、宮本常一は広島県文化財保護委員会専門委員に就任し、翌年の6月、文化財調査のために比和・ 高野を訪れました。この時、宮本は歩いた記録として花田植と太鼓、石垣と木橋、農家、牛、民具、棚田など、80 枚程度の写真を撮ってい ます。この訪問を機に知己を得た郷土史友の会の毛利元旦さんは、郷土史『郷土夜話』の発行に際し序文を宮本常一に依頼しました。比和 へは、それから 15 年後の 1974 年(昭和 49 年)にも訪れています。 ■牛市で栄えた比和の宿場町 和牛改良に古くから取り組んできた比婆地域。なかでも比和町の岩倉蔓(いわくらづる)は天保年間(約 150 年前)に確立されました。牛の取引は博労により直接農家で行われていましたが、次第に半夏市と節季市で行われるようになりました。そ して明治 42(1919)年、比和下町に広場ができたのが比和の牛市の始まりです。 (出典: 「岡本太郎と宮本常一があるいた比和」リーフレット)
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