香川県内民間企業の平成 27 年夏季ボーナス支給見込みアンケート調査

香川県内民間企業の平成 27 年夏季ボーナス支給見込みアンケート調査結果
～
夏のボーナス、3 年連続で前年を上回る
～
概　要
1．アンケート回答企業におけるこの夏のボーナス１人当たりの「支給見込み額」
は568千円となり、昨年夏季実績の545千円よりも2万3千円の増加（対前年比
+4.22％）となった。夏のボーナスの支給見込み額が対前年の支給実績を上
回ったのは3年連続である。
2．産業別では、「製造業」の１人当たり支給見込み額は592千円で、昨年夏季実
績の580千円から1万2千円の増加（対前年比+2.07％）となった。「非製造業」
は529千円となり、昨年夏季実績の486千円から4万3千円の増加（同+8.85％）
となった。
3．全11業種のうち１人当たり支給見込み額が昨年夏季実績を上回った業種は6業
種（製造業2業種、非製造業4業種）、下回った業種は5業種（製造業4業種、非
製造業1業種）であった。
4．１人当たり支給見込み額が昨年夏季実績より増加した企業の割合は回答企業数
全体の50.4％、逆に減少した企業の割合は31.0％であった。
調査結果の内容
１．支給見込み額
全産業
製造業
非製造業
568千円
592千円
529千円
23千円
12千円
43千円
4.22％
2.07％
8.85％
支給月数
2.11カ月
2.18カ月
1.99カ月
対前年比（差異）
0.07カ月
0.01カ月
0.17カ月
１人当たり支給額
対前年比（差異）
対前年比（増減率）
※
※
※ １人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出
1
（千円未満四捨五入）
２．業種別の支給見込み状況（対前年比）
平成27年夏季ボーナス支給（見込み）状況
項　目
平成27年夏
１人当たり支給額（単位：千円）
対前年比
平成26年夏
差異
増減率（％）
a
b
平均年齢（歳）
平成27年夏
a-b
食料品
339
342
▲3
▲ 0.88
42.24
化学
589
603
▲ 14
▲ 2.32
38.73
金属製品
684
633
51
8.06
39.61
機械器具
764
685
79
11.53
38.02
輸送用機械器具
599
648
▲ 49
▲ 7.56
34.13
その他製造業
256
340
▲ 84
▲ 24.71
39.92
製造業
592
580
12
2.07
38.42
0.01ヵ月
-
支給月数
2.18ヵ月
2.17ヵ月
-
建設業
755
648
107
16.51
38.95
卸売業
428
407
21
5.16
40.25
小売業
301
294
7
2.38
40.36
運輸業
214
205
9
4.39
44.27
サービス業その他
588
593
▲5
▲ 0.84
39.97
非製造業
529
486
43
8.85
40.17
0.17ヵ月
-
23
4.22
0.07ヵ月
-
支給月数
1.99ヵ月
1.82ヵ月
568
全産業
支給月数
545
2.11ヵ月
2.04ヵ月
-
39.08
-
（注）・１人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出
・支給月数はアンケート項目で未回答企業があり１人当たり支給額とは必ずしもリンクしていない
平成27年夏季ボーナス
業種別の１人当たり支給見込み額の対前年比（増減率）
（％）
40.00
30.00
16.51
20.00
8.06
10.00
11.53
5.16
2.38
4.39
0.00
▲ 10.00
▲ 0.84
▲ 0.88 ▲ 2.32
▲ 7.56
▲ 20.00
▲ 24.71
▲ 30.00
▲ 40.00
食
料
品
化
学
金
属
製
品
機
械
器
具
輸
送
用
機
械
器
具
そ
の
他
製
造
業
製造業
建
設
業
卸
売
業
小
売
業
非製造業
2
運
輸
業
サ
ー
ビ
ス
業
そ
の
他
３．1 人当たり支給見込み額の対前年比（増減率）
夏のボーナスの 1 人当たり支給見込み額を対前年の支給実績と比較すると、平成 27 年夏季
は 4.22％増と、平成 25 年夏季（対前年比 0.40％増）
、平成 26 年夏季（対前年比 4.47％増）
に続き、3 年連続で前年を上回って支給される見込みとなっている。
1人当たり支給見込み額の対前年比（増減率）の推移
（％）
10.0
5.0
0.0
-5.0
-10.0
全業種
うち製造業
-15.0
うち非製造業
-20.0
４．1 人当たり支給見込み額（対前年比）の増減回答企業数の割合
各企業の１人当たり支給見込み額を各企業の昨年の夏季支給実績と比較すると、支給見込み
額が増加した企業の割合は 50.4％、減少した企業の割合は 31.0％であった。
全産業（合計）
0%
50%
23年夏
49.1
冬
46.1
24年夏
冬
47.3
39.8
25年夏
48.1
冬
50.9
26年夏
57.7
製造業
100%
25.9
19.6
21.8
20.4
14.8
15.7
14.4
25.0
0%
23年夏
34.3
冬
30.9
45.5
24年夏
40.0
冬
38.6
37.0
25年夏
42.1
33.3
冬
26年夏
100%
32.7
55.6
39.8
27.9
非製造業
50%
16.7
25.0
17.5
15.8
49.2
18.6
56.5
12.9
21.8
27.8
35.0
0%
23年夏
冬
24年夏
43.9
冬
42.1
冬
53.1
30.6
26年夏
31.2
冬
43.9
19.3
36.8
冬
27年夏
50.4
18.6
31.0
27年夏
41.3
23.8
34.9
27年夏
減少
増加
前年並
56.0
41.3
54.9
20.2
減少
100%
18.9
22.9
25年夏
48.6
前年並
52.8
35.4
32.2
冬
増加
50%
59.2
53.8
62.0
増加
28.3
41.7
18.0
26.0
23.9
34.8
13.7
31.4
12.2
34.7
16.3
21.2
24.5
25.0
12.0 26.0
前年並
減少
(注）四捨五入の関係で内訳と合計が必ずしも一致しない
５．調査要領
調査対象
香川県内に本社または主工場をもつ民間企業：280 社
調査方法
郵送によるアンケート方式
調査時期
平成 27 年 6 月 22 日～7 月 21 日
回答状況
有効回答企業数：113 社
有効回答率：40.4％
（Ｈ27.7.29 百十四経済研究所髙木）
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