香川県内民間企業の平成 27 年冬季ボーナス支給

香川県内民間企業の平成 27 年冬季ボーナス支給見込みアンケート調査結果
~
冬のボーナス、3 年連続で前年を上回る
~
概 要
1.アンケート回答企業におけるこの冬のボーナス1人当たりの「支給見込み額」
は56万2千円となり、昨年冬季実績の51万8千円よりも4万4千円の増加(対前年
比+8.49%)となった。冬のボーナスの支給見込み額が対前年の支給実績を上
回ったのは3年連続である。
2.産業別では、「製造業」の1人当たり支給見込み額は59万5千円で、昨年冬季
実績の57万1千円から2万4千円の増加(対前年比+4.20%)となった。「非製造
業」は52万2千円となり、昨年冬季実績の45万5千円から6万7千円の増加(同
+14.73%)となった。
3.全11業種のうち1人当たり支給見込み額が昨年冬季実績を上回った業種は10業
種(製造業5業種、非製造業5業種)、下回った業種は1業種(製造業1業種、非
製造業なし)であった。
4.1人当たり支給見込み額が昨年冬季実績より増加した企業の割合は回答企業数
全体の62.6%、逆に減少した企業の割合は22.4%であった。
調査結果の内容
1.支給見込み額
全産業
製造業
非製造業
562千円
595千円
522千円
44千円
24千円
67千円
8.49%
4.20%
14.73%
支給月数
2.15カ月
2.27カ月
2.00カ月
対前年比(差異)
0.18カ月
0.07カ月
0.28カ月
1人当たり支給額
対前年比(差異)
対前年比(増減率)
※
※
※ 1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出
1
(千円未満四捨五入)
2.業種別の支給見込み状況(対前年比)
平成27年 冬季ボーナス支給(見込み)状況
項 目
平成27年冬
1人当たり支給額(単位:千円)
対前年比
平成26年冬
差異
増減率(%)
a
b
平均年齢(歳)
平成27年冬
a-b
食料品
380
360
20
5.56
41.23
化学
644
590
54
9.15
38.02
金属製品
658
647
11
1.70
39.37
機械器具
715
665
50
7.52
37.65
輸送用機械器具
597
648
▲ 51
▲ 7.87
35.47
その他製造業
305
295
10
3.39
39.90
製造業
595
571
24
4.20
38.19
0.07ヵ月
-
支給月数
2.27ヵ月
2.20ヵ月
-
建設業
712
693
19
2.74
38.44
卸売業
494
470
24
5.11
40.68
小売業
412
265
147
55.47
40.04
運輸業
238
213
25
11.74
44.27
サービス業その他
580
566
14
2.47
39.89
非製造業
522
455
67
14.73
39.94
0.28ヵ月
-
44
8.49
0.18ヵ月
-
支給月数
2.00ヵ月
1.72ヵ月
562
全産業
支給月数
518
2.15ヵ月
1.97ヵ月
-
38.99
-
(注) ・1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出
・支給月数はアンケート項目で未回答企業があり1人当たり支給額とは必ずしもリンクしていない
平成27年冬季ボーナス
業種別の1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率)
(%)
80.00
70.00
55.47
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
5.56
9.15
1.70
11.74
7.52
3.39
2.74
5.11
そ
の
他
製
造
業
建
設
業
卸
売
業
2.47
0.00
▲ 10.00
▲ 7.87
▲ 20.00
▲ 30.00
▲ 40.00
食
料
品
化
学
金
属
製
品
機
械
器
具
輸
送
用
機
械
器
具
製造業
小
売
業
非製造業
2
運
輸
業
サ
ー
ビ
ス
業
そ
の
他
3.1 人当たり支給見込み額の対前年比(増減率)
冬のボーナスの 1 人当たり支給見込み額を対前年の支給実績と比較すると、平成 27 年冬季
は 8.49%増と、平成 25 年冬季(対前年比 3.73%増)
、平成 26 年冬季(対前年比 1.33%増)
に続き、3 年連続で前年を上回って支給される見込みとなっている。
1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率)の推移
(%)
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
▲ 5.0
全産業
▲ 10.0
うち製造業
▲ 15.0
うち非製造業
▲ 20.0
4.1 人当たり支給見込み額(対前年比)の増減回答企業数の割合
各企業の1人当たり支給見込み額を各企業の昨年の冬季支給実績と比較すると、支給見込み
額が増加した企業の割合は 62.6%、減少した企業の割合は 22.4%であった。
全産業(合計)
0%
50%
23年夏
49.1
冬
46.1
24年夏
47.3
冬
39.8
25年夏
48.1
冬
50.9
26年夏
57.7
製造業
100%
25.9
19.6
21.8
20.4
14.8
15.7
14.4
25.0
0%
23年夏
45.5
34.3
冬
30.9
24年夏
40.0
39.8
冬
38.6
37.0
25年夏
42.1
33.3
冬
27.9
26年夏
非製造業
50%
100%
32.7
55.6
16.7
25.0
17.5
15.8
49.2
18.6
56.5
12.9
21.8
27.8
35.0
0%
23年夏
冬
24年夏
43.9
冬
42.1
54.9
30.6
26年夏
冬
43.9
19.3
36.8
冬
27年夏
50.4
18.6
31.0
27年夏
41.3
23.8
34.9
27年夏
増加
前年並
冬
減少
56.4
14.5
増加
前年並
29.1
冬
減少
28.3
41.7
18.0
26.0
23.9
53.1
31.2
15.0 22.4
41.3
冬
20.2
100%
18.9
22.9
56.0
25年夏
48.6
62.6
35.4
32.2
冬
冬
50%
52.8
59.2
53.8
62.0
34.8
13.7
34.7
16.3
21.2
24.5
25.0
12.0 26.0
69.2
増加
31.4
12.2
15.4 15.4
前年並
減少
(注)四捨五入の関係で内訳と合計が必ずしも一致しない
5.調査要領
調査対象
香川県内に本社または主工場をもつ民間企業:280 社
調査方法
郵送によるアンケート方式
調査時期
平成 27 年 11 月 20 日~12 月 16 日
回答状況
有効回答企業数:107 社
有効回答率:38.2%
(H27.12.25 百十四経済研究所 髙木)
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