平成28年8月1日 News Release 香川県内民間企業の平成 28 年夏季ボーナス支給見込み アンケート調査結果について 百十四銀行(頭取 渡邊智樹)では、香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 277 社を対象とし て、平成 28 年夏季ボーナスの支給予想について、アンケート調査を実施しました。 115 社から有効回答(有効回答率 41.5%)があり、その調査結果をまとめましたのでお知らせします。 【調査要領】 調査対象 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業:277 社 調査方法 郵送によるアンケート方式 調査時期 平成 28 年 6 月 21 日~7 月 21 日 回答状況 有効回答企業数:115 社 有効回答率:41.5% 調査委託先 一般財団法人 百十四経済研究所 株式会社 百十四銀行 高松市亀井町5番地の1 TEL 087-831-0114(大代表) 香川県内民間企業の平成 28 年夏季ボーナス支給見込みアンケート調査結果 ~ 夏のボーナス、4 年連続で前年を上回る ~ 概 要 1.アンケート回答企業におけるこの夏のボーナス1人当たりの「支給見込み 額」は56万9千円となり、昨年夏季実績の54万5千円よりも2万4千円の増加 (対前年比+4.40%)となった。夏のボーナスの支給見込み額が対前年の支 給実績を上回ったのは4年連続である。 2.産業別では、「製造業」の1人当たり支給見込み額は61万円で、昨年夏季 実績の59万2千円から1万8千円の増加(対前年比+3.04%)となった。「非 製造業」は52万円となり、昨年夏季実績の49万円から3万円の増加(同 +6.12%)となった。 3.全11業種のうち1人当たり支給見込み額が昨年夏季実績を上回った業種は9 業種(製造業5業種、非製造業4業種)、下回った業種は2業種(製造業1業 種、非製造業1業種)であった。 4.1人当たり支給見込み額が昨年夏季実績より増加した企業の割合は回答企 業数全体の54.8%、逆に減少した企業の割合は31.3%であった。 5.今季のボーナス支給に際し重視した事項(複数回答)は、「決算の状況」 の選択割合が最も高く68.6%、次いで「従業員のモチベーションアップ」 の41.0%、「昨年の水準」の33.3%、「足元の業況」の30.5%となってい る。 調査結果の内容 1.支給見込み額 全産業 製造業 非製造業 569千円 610千円 520千円 24千円 18千円 30千円 4.40% 3.04% 6.12% 支給月数 2.09カ月 2.22カ月 1.94カ月 対前年比(差異) 0.10カ月 0.09カ月 0.11カ月 1人当たり支給額 対前年比(差異) 対前年比(増減率) ※ ※ ※ 1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出 1 (千円未満四捨五入) 2.業種別の支給見込み状況(対前年比) 平成28年 夏季ボーナス支給(見込み)状況 項 目 平成28年夏 1人当たり支給額(単位:千円) 対前年比 平成27年夏 差異 増減率(%) a b 平均年齢(歳) 平成28年夏 a-b 食料品 348 347 1 0.29 41.59 化学 679 590 89 15.08 39.21 金属製品 643 695 ▲ 52 ▲ 7.48 39.28 機械器具 775 763 12 1.57 38.27 輸送用機械器具 612 601 11 1.83 32.74 その他製造業 274 267 7 2.62 39.98 製造業 610 592 18 3.04 38.33 0.09ヵ月 - 支給月数 2.22ヵ月 2.13ヵ月 - 建設業 801 757 44 5.81 38.30 卸売業 494 443 51 11.51 40.44 小売業 290 257 33 12.84 39.48 運輸業 233 214 19 8.88 44.82 サービス業その他 572 589 ▲ 17 ▲ 2.89 40.21 非製造業 520 490 30 6.12 39.69 0.11ヵ月 - 24 4.40 0.10ヵ月 - 支給月数 1.94ヵ月 1.83ヵ月 569 全産業 支給月数 545 2.09ヵ月 1.99ヵ月 - 38.95 - (注) ・1人当たり支給額の前年比の差異、増減率は千円未満四捨五入後の計数より算出 ・支給月数はアンケート項目で未回答企業があり1人当たり支給額とは必ずしもリンクしていない 平成28年夏季ボーナス 業種別の1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率) (%) 40.00 30.00 20.00 15.08 11.51 10.00 1.57 0.29 1.83 2.62 12.84 8.88 5.81 0.00 ▲ 2.89 ▲ 10.00 ▲ 7.48 ▲ 20.00 ▲ 30.00 ▲ 40.00 食 料 品 化 学 金 属 製 品 機 械 器 具 輸 送 用 機 械 器 具 そ の 他 製 造 業 製造業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 非製造業 2 運 輸 業 サ ー ビ ス 業 そ の 他 3.1 人当たり支給見込み額の対前年比(増減率) 夏のボーナスの 1 人当たり支給見込み額を対前年の支給実績と比較すると、平成 28 年夏季 は 4.40%増と、平成 25 年夏季(対前年比 0.40%増) 、平成 26 年夏季(同 4.47%増)、平成 27 年夏季(同 4.22%増)に続き、4 年連続で対前年比増減率がプラスとなる見込みである。 1人当たり支給見込み額の対前年比(増減率)の推移 (%) 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 ▲ 5.0 全産業 ▲ 10.0 うち製造業 うち非製造業 ▲ 15.0 ▲ 20.0 4.1 人当たり支給見込み額(対前年比)の増減回答企業数の割合 各企業の1人当たり支給見込み額を各企業の昨年の夏季支給実績と比較すると、支給見込み 額が増加した企業の割合は 54.8%、減少した企業の割合は 31.3%であった。 全産業(合計) 0% 50% 23年夏 49.1 冬 46.1 24年夏 47.3 冬 39.8 25年夏 48.1 冬 50.9 26年夏 57.7 製造業 100% 25.9 19.6 21.8 20.4 14.8 15.7 14.4 25.0 0% 23年夏 45.5 34.3 冬 30.9 24年夏 40.0 39.8 冬 38.6 37.0 25年夏 42.1 33.3 冬 27.9 26年夏 非製造業 50% 100% 32.7 55.6 16.7 25.0 17.5 15.8 49.2 18.6 56.5 12.9 21.8 27.8 35.0 0% 23年夏 冬 24年夏 43.9 冬 42.1 冬 53.1 26年夏 冬 43.9 19.3 36.8 冬 27年夏 50.4 18.6 31.0 27年夏 41.3 23.8 34.9 27年夏 28年夏 54.8 増加 13.9 前年並 31.3 冬 28年夏 減少 56.4 14.5 49.2 増加 29.1 13.1 37.7 前年並 減少 (注)四捨五入の関係で内訳と合計が必ずしも一致しない 3 冬 28年夏 28.3 41.7 18.0 26.0 23.9 30.6 31.2 15.0 22.4 56.0 41.3 54.9 20.2 100% 18.9 22.9 25年夏 48.6 62.6 35.4 32.2 冬 冬 50% 52.8 59.2 53.8 62.0 34.8 13.7 12.2 34.7 16.3 21.2 24.5 25.0 12.0 26.0 69.2 15.4 15.4 61.1 増加 31.4 14.8 前年並 24.1 減少 5.ボーナス支給に際して重視した事項 今季のボーナス支給に際し重視した事項(予定含む)を、選択肢の中から複数回答で回答して もらったところ、選択割合が最も高かったのは、 「決算の状況」の 68.6%、次いで「従業員のモ チベーションアップ」の 41.0%、「昨年の水準」の 33.3%、「足元の業況」の 30.5%となってい る。 今季の支給に際し重視した事項 (複数回答可) (%) 80.0 68.6 70.0 60.0 50.0 41.0 40.0 33.3 30.5 30.0 16.2 20.0 11.4 10.0 6.7 6.7 5.7 4.8 世 間 の 相 場 や 傾 向 そ の 他 1.0 0.0 決 算 の 状 況 従 業 員 の モ チ ベ ー シ ョ ン ア ッ プ 昨 年 の 水 準 足 元 の 業 況 景 気 の 動 向 組 合 の 要 求 額 同 業 他 社 の 水 準 人 材 の 確 保 物 価 の 動 き (注)有効回答105社 うち製造業56社、非製造業49社 6.調査要領 調査対象 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業:277 社 調査方法 郵送によるアンケート方式 調査時期 平成 28 年 6 月 21 日~7 月 21 日 回答状況 有効回答企業数:115 社 有効回答率:41.5% (H28.8.1 百十四経済研究所) 4
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