腰壁や建具を使ってカウンター収納を作成! B-MOS 平面図には、便利なコマンドや多数の入力コマンドが搭載されています。これらのコマンドを単体で利用 するだけでなく複合させて利用することで新たな入力が可能となります。今回は、腰壁・重ね建具・部品:カウン ター材を利用してカウンター収納を作成する方法をご説明します。 完成イメージ 入力開始 まずは、カウンター収納の外周を腰壁で入力します。 【腰壁入力】 1.平面図の上部にある ボタンをクリック コマンドを選択します。 し、画面右の すると、[手摺の選択]ダイアログボックスが表示され ます。 2.腰壁の種類と始点高・終点高を設定します。 今回は初期値のままで入力します。 カウンター収納 の高さによって 変更して下さい。 3.設定が完了したら、[了解]をクリックし、図面上にカ ウンター収納の外周を腰壁で入力します。 カウンター収納 の外周を入力 次に、カウンター収納のドアを重ね建具で入力します。 【重ね建具入力】 4. コマンドを選択します。 すると、[重ね記号の選択]ダイアログボックスが表示 されます。 重ね記号作成・ 編集をクリック 5.[重ね記号 作成・編集]ボタンをクリックします。 6.重ね建具を設定する腰壁を図面上でクリックします。 すると、[重ね記号の設定]ダイアログボックスが表示 されます。 重ね記号を設定した い腰壁をクリック 7.ダイアログボックス左下の[重ね記号の追加設定]を クリックします。 すると、[複合記号の選択]ダイアログボックスが表示 されます。 建具種別 8.カウンター収納の前面に設置する建具は内部建具な ので、[内部建具]ボタンをクリックします。 すると、[建具の変更]ダイアログボックスが表示され ます。 ここでは、 [建具種別]を[標準内部両開・自由ドア] [建具種類]を[(両開)物入用ガラリ戸] を選択します。 建具種類 9.選択が完了したら、[了解]ボタンをクリックします。 すると、選択した建具が[重ね記号の設定]ダイアログ ボックスに反映されます。 10.これでは、腰壁よりも建具が大きくなってしまうの で、建具高や内法高を調節します。 [建具高]などのボタンをクリックすると、電卓が表示 されるので、設置したい数値を入力します。 数値を調整 ※ここでは、 建具高 ⇒ 900 内法高 ⇒ 900 記号長 ⇒ 1715 に調整しました。 11.入力した建具を平面図上でも表現させるために、[画 面に表示する記号]にチェックします。 12.すべての設定が完了したら、[了解]ボタンをクリッ クします。 すると、腰壁部分に建具が表現されます。 13.表現された建具の向きが反対のときは、再度[重ね 記号]コマンド/[重ね記号 作成・編集]で腰壁を選択 し、建具の[方向反転]ボタンをクリックします。 方向反転 14.入力した途中の状態を確認します。平面図の上部に ある コマンドをクリックし、カウンター収 納を入力した部屋をクリックすると、[部屋の内容] ダイアログボックスが表示され、現在の入力状態を確 認できます。 ※立体表示画面で、マウスドラッグすると色々な角度 から部屋の内容を確認することができます。 最後に、カウンター収納の天板を部品で入力します。 【部品入力】 15.平面図の上部メニューの[部品]をクリックします。 すると、[図形の選択]ダイアログボックスが表示され ます。 16.表示された部品リストの中から、[住器部品]/[洋 室用建材1]/[カウンター材]を選択して、[了解]ボ タンをクリックします。 17.部品:カウンター材がカウンター収納の天板となる ように入力を行います。 ※ここでは、 カーソルピッチ ⇒ 1/10 に変更(任意分割) 床からの高さ ⇒ 1105 で入力を行いましまた。 これでカウンター収納の入力は完了です。 入力したカウンター収納をパースで確認し てみましょう!
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