30年で 1 千億の超赤字事業

医療改革法案の阻止へ
地元選出議員へ要請強める
診療料を引き上げるなど
で臨み、会員への情報提
退させないためにも反対
には、医療・福祉施策を後
酬改善案には、感染予防
5月 日に投開票され
る大阪市解体の住民投票
の考えを保団連に報告す
対策の評価も含めて基本
ら国会審議が始まる医療
ることにした。
協会は4月 日、第1
回理事会を開き、 日か
改革関連法案の成立阻止
署 名、﹁ 新 た な 患 者 負 担
を、政府予算の編成など
いていた歯科決起集会
活動方針﹂をまとめ、機
度活動総括、 ・
﹁情勢、2013・
会務運営では、通常評
議員会、定期総会に諮る
供に努めることにした。
の た め、﹁ 新 た な 患 者 負
報酬改定対策ではこれ
担増をやめ、窓口負担の
まで2年に一度、秋に開
増 を や め、﹃ 患 者 申 出 療
を 考 慮 し て、﹁ 歯 と 口 の
関紙で会員に配付する。
大幅軽減を求める請願﹂
養﹄の撤回を求める医師
4 日 に、
﹁
﹃
〝歯は命〟 健
健康週間﹂の初日・6月
年度
く。集会と前後の議員要
・ 4国会内集会﹂ を開
た。総会に提案する名誉
評議員会に諮ることにし
候補・監事候補を承認、
役員選考委員会から提
康長寿社会にむけて 保
険で良い歯科医療を﹄6 出された ・ 年度理事
請に大阪歯科から 人参
加を目標にし、会員にも
事会として承認した。
役員、事務局長候補も理
***
日、 M &Dホールで
テーマにした講習会が3
如何に回避するか?﹂を
トを考える︱トラブルを
﹁インプラント治療の
インフォームドコンセン
異物を生体に埋入する特
る医療行為とは全く違い
は、通常の病変を除去す
摘。 イ ン プ ラ ン ト 治 療
が根底に存在すると指
ドコンセントの獲得不足
用していることなどを理
理論および体の反応を利
きていること、骨結合の
合、口腔の解剖、骨は生
療について説明する場
肉の知識がない患者に治
た。
めにも有効であると述べ
不毛なやりとりを防ぐた
た﹂
﹁聞いていない﹂ の
度 を 確 実 に 高 め、
﹁言っ
手法を紹介。患者の理解
て、同地区が大阪市東部
区総会の記念講演とし
開かれた。大阪市北部地
の医療とは全く違うと強
セントの獲得方法も一般
め、インフォームドコン
殊な医療行為であるた
複写式の用紙に記入しな
野阪氏のクリニックで
行っている工夫として、
解させることが必要であ
インプラント治療の進
行を男女の出会いから結
月
地区と合同で開いた。野
調した。インプラントだ
がら治療内容を説明する
ると述べた。
阪泰弘氏︵芦屋市、野阪
けでなく歯や歯槽骨、歯
日、保険医会館で総会
大阪市東部地区は3月
一氏︵中央区︶を再任し
出し、責任者に宇治田竜
を求める署名・消費税の
や、窓口負担の大幅軽減
保協への積極的な参加
かえ好評をえた。地域社
300人近くの会員をむ
ズ﹂はシリーズをとおし
﹁口腔外科3回シリー
︵旭区・倉松俊史︶
な講習会だった。
共感する点が多く有意義
婚生活に例えて解説し、
口腔外科クリニック︶が
大阪市東部地区総会
多彩な講習会を報告
講演し、 人が参加した。
野阪氏は、インプラン
ト治療における患者との
トラブルはインフォーム
別区から奪い取ることにな
円のうち、4600億円が
の区から赤字の区へ財源を
移転することから、市政で
は起こりえなかった特別区
間での財源の奪い合いが繰
り広げられることになる。
***
が何よりも求められてい
行にストップをかけること
されない。大阪市の廃止強
の存亡を決めることなど許
まかしに満ちた情報で大阪
きた。特に北部と共催の
習会を他地区と共催して
年は、会員に喜ばれ
る講習会として多彩な講
進したことを報告した。
を守り改善する運動を推
員署名を通じ、社会保障
年度役員
体制が採択された。評議
度予算、 ・
員8人を選出し、責任者
大阪市北部地区は3月
大阪市北部地区総会
役員体制・方針決める
年度活動のま
年
再任した。
に美島達平氏︵北区︶を
日、総会を開いた。2
013・
年度活動方針、
とめ報告、 年度決算、
・
南河内地区総会
病院歯科と連携図る
医療への歯科医院側から
活動方針として確認し
ことなどを2015年度
する講習会を開いていく
め、病院口腔外科と連携
のアプローチを強めるた
弄される状況が続いてい
南河内地区は、4月4 た。
る。慎重な熟議もなく、ご 日の地区総会で、周術期
また、 年度の活動の
まとめと収支報告、 年
いま、一方的で乱暴な宣
伝が繰り返され、市民が翻
引き上げ中止を求める会
た。
を開き、2014年度の
年度の活動方針と役
活動のまとめと決算、
・
員体制、 年度予算を確
例で決めることから、府の
認した。評議員9人を選
0億円と試算。1年当たり
有利に働くことは明らか
だ。
億円の負担増だ。差し引
き年間マイナス 億円、
超赤字事業である。
開発事業のために財源を特
大 阪 維 新 の 会 は﹁
﹃二重
***
行政﹄の解消で年間400
大阪市を潰しても財源が
生まれないとなれば、府は
0億円を生み出す﹂と宣伝
していたが、デタラメだっ
た。府市大都市局の資料で
る。府市の資料を基に計算
府に付け替えられ、国の交
時点で168億円。しかも、 すると市の税収6300億
﹁二重行政﹂とは無関係の
473億円の赤字だ。黒字
特別区の収支は、
湾岸区、
り、強行することができる。 年間で1100億円以上の
東区、南区で各142億∼
の抵抗は蚊帳の外に追いや
の実施主体となれば、住民
区だ。大阪府がカジノ計画
呼びかけることにした。
いう従属自治体になってし
まう。市民が長年にわたっ
て築いてきた地下鉄や港湾
などの財産、都市開発の権
限は大阪府に吸い上げられ
ることになる。
15
年
日、5月 日の中
4月
央要請行動で地元議員に
提出するなど、当面の運
動対策を決めた。4月
日は 人が参加する。
来年の診療報酬改定で
総枠を拡大し歯科医療改
善をめざす保団連診療報
地方財政の専門家が語る
﹁大阪市廃止・分割﹂
構想
大阪市の廃止強行を問 う
住民投票が 日に実施さ れ
る。地方財政の専門家の 目
市の廃止は橋下徹氏︵同
市長︶が推進するカジノ事
には﹁大阪市廃止・分割 ﹂
構想はどう映っ ているの
カジノ建設の候補地・夢洲
への交通網整備には5千億
円以上の財政負担を要す
は、財政効果は2033年
年で1千億の超赤字事業
業と密接に関わっている。
森裕之・立命館大学教授 の
学習会の要旨を紹介する 。
◇
﹁大阪市廃止・分割﹂ 構
想では、大阪市は五つに 分
割され、大阪府に権限も 財
源も奪われた﹁特別区﹂ と
費用が大半で、実態は年間
る。仮に市が賭博場に巨額
付金500億円も府に入
の税金を投入することにな
3億円︵特別区2億円、大
元に置き、残りを区に再分
る。府は2300億円を手
れば、社会保障の拡充を望
15
・歯科医師要請﹂署名を
16
29
阪府1億円︶でしかない。
る。
制を承認した。
評議員5人、地区役員体
村新太郎氏︵富田林市︶
、
度予算、地区責任者に中
15
複写式用紙の活用を
む市民から猛反発を受ける
16
インプラントの治療説明
配する。財源配分は府が条
15
15
14
16
14
16
32
14
21
15
16
一方で、大阪市廃止によ
ことになる。同構想におけ
るコストは 年間で120
14 14
インプラント治療にお
ける患者説明の工夫を
紹介する野阪泰弘氏=
3月29日、
M&Dホール
30
14
29
16
37
17
15
る福祉施策の担い手は特別
15
14
30
40
第1回
理事会
16
17
か。 M &Dホールで開いた
立命館大学教授 森 裕之氏
大阪市北部地区、同東部地区講習会
30
11
17
30
2015年5月15日 (5、15、25日発行)
(2)
(第三種郵便物認可)
大阪歯科保険医新聞