印刷 OEM 研究会 資材部会 「給水・湿し水」アンケート調査Ⅱまとめ H19.4.23 第 2G 湿し水チーム ★アンケート集計社数:4/20 まで到着分の 14 社。 1.印刷標準化の観点にて 湿し水管理で重視している項目に、重要順に番号を付けてください。 湿し水管理での重要度 120 100 80 60 40 20 1位 給水ローラーニップ管理 2位 給水ローラーの日常メンテナンス 3位 版面での適正水量 4位 湿し水濃度の安定性 5位 湿し水の濁り具合、液交換時期 6位 温度の安定 硬 日 度 常 メン テ 水 目 温度 盛 り安 版 定 面 水 乳 量 化 状 態 濃 度 の 安 定 化 pH 維 濁 持 り 具 タイ 合 プ イン 、品 キ と 種 の 相 性 ニ ップ 0 【考察】 ・1 位=10 点、2 位=9 点…と点数付け、集計で点数の多い順位付け。 ・会社毎の順位はバラツキがある。 ・1-2 位に給水ローラー系のハード的・化学的メンテナンスが、4-5 位の湿し水管理より上位に来 ている。 1 2. 湿し水の濃度管理について ●濃度の設定値と実濃度 設定値と実濃度の差 湿し水の実濃度 ほぼ同等 少しズレ 大幅ズレ 調べたこと有る 調べたことない 【考察】 ・湿し水の実濃度はほぼ把握されている。 ●濃度の安定化のために 湿し水の濃度管理 自社で測定管理 測定値で管理 屈折率 pH 電導度 メーカーで定期診 断 数値管理してな い 【考察】 ・自社の測定器とメーカーでの診断で実濃度を把握されている。 ・自社での測定は、屈折率計は使われていない。 3. 湿し水の濁り管理、液交換について ●湿し水の濁りの影響 濁りの影響 湿し水の濁りの影響 汚れやすい 濁ると影響 影響ない 水目盛りが変わ る ブロッキング 【考察】 ・湿し水の濁りが増えると影響出ている。 2 ●湿し水ろ過装置の効果 導入効果 ろ過装置の導入効果 刷りやすさ安定 仕上がりが安定 環境面で効果 その他効果 導入して効果 効果ない 導入していない 【考察】 ・ろ過装置の効果出ている。 ・環境面の効果も大きい。 4. H 液のタイプ、種類について ●H 液の選定基準 選定基準性能項目 H液の選択基準 仕上がりの安 定 刷りやすさ ドットゲイン重視 安定重視 水幅広い 汚れにくい その他性能 インキとの相性 価格で選択 【考察】 ・幅広い性能が要求されている。 5. 給水ローラーの管理について ●給水ローラーのニップ幅、硬度 給水ローラー、ニップ幅ゴム硬度管理 定期的に測定 一定期間で交換 印刷障害が出て 測定インターバル 1週間毎 1ヶ月毎 3ヶ月毎 それ以上 3 定期的交換期間 6ヶ月 1年 2年 それ以上 【考察】 ・定期的に測定しての管理と一定期間で交換するがほぼ同じ。 ・定期的な測定は、1 ヶ月~3 ヶ月毎が多い。 ・定期的な交換は、1 年毎が多い。 ●給水ローラーの洗浄処理 給水ローラーの洗浄処理 洗浄インターバル 専用液で定期洗 浄 インキローラーと同時 洗浄 印刷障害が出て 1日数回 毎日 1週間毎 それ以上 【考察】 ・専用液で定期洗浄が多いが、インキローラーと同時に洗い油で洗浄されている先もある。 ・洗浄頻度は、毎日~1 日数回と頻繁に洗浄されている。 ●給水ローラーの選定基準 給水ローラーの選定基準 仕上がりの安定 化 印刷機の指定の まま 寿命で選択 給水ローラー選定性能 水が絞れる 水量が安定 他の理由 価格で選択 【考察】 ・仕上がりの安定性、水量の安定性重視で選定されている。 ・印刷機指定も多い。 4 6. 温度の管理について 温度測定場所 温度管理 循環装置内 水舟 版面温度 インキローラー 周辺室温 温度計で測定 装置内の温度 計 管理してない 【考察】 ・装置に付属している温度計で管理している所が多い。 ・自社の温度計で測定している先は、幅広い箇所を測定して管理されている。 7. 水量の管理について ●印刷物毎の水量決定方法 印刷物毎の水量決定方法 水を絞る目安 極力絞る とにかく汚れださ ない 多めにして印刷 物毎に変えない 印刷物で網が絡 む点から 版面見ながら判 断 版面咥えインキ着 き巾 その他の方法 水量変動 (水量は色調決 めたら変えない) (仕上がり見なが らインキと共に変え る) (多めに出して印 刷物毎に変えな い) 【考察】 ・水量は極力絞る先が多い。 ・絞る目安は、印刷物の編み絡みと版面の咥え部判断する 2 つの方法が多い。 ・決定後は、変化させない先と仕上がり見ながら修正をする先に分かれた。 5 ●乳化状態 乳化状態 乳化安定化のために 乳化状態を安定 化させている 乳化状態は木に なるが成り行き 気にしない 一定条件 インキローラー上で判 断 その他の方法 【考察】 ・乳化状態を考慮している先多い。 ・インキと水の一定条件化を図っている先と、ローラー上で確認している先が多い。 以上 6
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