52 FR-D700-Gシリーズ標準仕様 ラインアップ FR - D720 - 0.75 K- G 記号 電圧クラス 記号 ドライブユニット容量 D720 3相200Vクラス 0.2∼3.7 容量[kW]を表す S-PMギヤード モータ駆動を表す UL(UL 508C)、cUL(CSA C22.2 No.14)、EC指令(CEマーク)、韓国電波法に対応しています。 RoHS指令に対応した、 人や環境に配慮したドライブユニットです。 定格 ●3相200V電源 形名 FR-D720-□K-G 0.2 0.4 0.75 1.5 2.2 3.7 0.1 0.2 0.4 0.75 1.5 2.2 定格容量(kVA) 0.3 0.6 1.0 1.7 2.8 4.0 定格電流(A) 1.4 2.5 4.2 7.0 10.0 16.5 適用モータ容量(kW) 出 力 過負荷電流定格 150% 60s、200% 0.5s(モータ定格電流基準、反限時特性) 定格入力 3相 200∼240V 50Hz/60Hz 電 交流電圧・周波数 源 交流電圧許容変動 170∼264V 50Hz/60Hz 周波数許容変動 保護構造(JEM1030) ±5% 閉鎖形(IP20) 冷却方式 概略質量(kg) 53 自冷 0.5 0.8 強制風冷 1.0 1.4 1.4 適用モータは、S-PMギヤードモータのみです。ドライブユニット容量の1ランク下のモータ容量と組み合わせて使用します。 定格出力容量は、出力電圧が230Vの場合を示します。 1.8 外形寸法図 ●FR-D720-0.2K∼0.75K-G 5 特 長 128 MM-GKR 118 φ5穴 定格名板 5 4 D1 56 D 68 ドライブユニット形名 FR-D720-0.2K-G FR-D720-0.4K-G FR-D720-0.75K-G D D1 80.5 112.5 132.5 10 42 62 S-PMギヤードモータ 5 (単位:mm) 2-φ5穴 5 ●FR-D720-1.5K∼3.7K-G FR-E700EX 128 118 FAN 定格名板 5 5 W1 W D1 D ドライブユニット形名 W W1 D FR-D700-G 5 D1 FR-D720-1.5K-G、 108 96 135.5 60 FR-D720-2.2K-G FR-D720-3.7K-G 170 158 142.5 66.5 (単位:mm) 操作パネル FR Configurator 保護機能 オプション 配電制御機器 注意事項 電線選定例 保証について 54 共通仕様 制御方式 キャリア周波数 最高回転速度 速度設定分解能 アナログ入力 制 デジタル入力 御 アナログ入力 仕 周波数精度 デジタル入力 様 PMセンサレスベクトル制御範囲 始動トルク トルクブースト 加速・減速時間設定 初期磁極検出時間 ストール防止動作レベル 周波数設定信号 アナログ入力 デジタル入力 始動信号 入力信号(5点) 運 転 運転機能 仕 出力信号 様 オープンコレクタ出力(1点) リレー出力(1点) 運転状態 表示計用 パルス列出力 (最大2.4kHz:1点) 操作パネル 運転状態 表 示 パラメータユニット 異常内容 (FR-PU07) PMセンサレスベクトル制御(低速域:同期電流制御) 5kHz 3000r/min(モータ容量0.1kW∼1.5kW:100Hz、2.2kW:150Hz) 3r/min/3000r/min(端子2,4:0∼10V/10bit) 6r/min/3000r/min(端子2,4:0∼5V/9bit) 3r/min/3000r/min(端子4:0∼20mA/10bit) 1r/min 最大出力周波数の±1%以内(25℃±10℃) 設定出力周波数の0.01%以内 1:10 (300r/min∼3000r/min) 100%(初期値) PM制御トルクブースト、直流制動時トルクブースト 0.1∼3600s(加速・減速個別設定可能)、直線またはS字加減速モード選択可能 約0.1s(始動時またはLX 信号起動時に実施) ストール防止動作レベル設定可能(0∼200%可変)、有無の選択可能 2点 端子2:0∼10V、0∼5V選択可能 端子4:0∼10V、0∼5V、4∼20mA選択可能 操作パネル、パラメータユニットにより入力、周波数設定単位選択可 正転・逆転個別、始動信号自己保持入力(3ワイヤ入力)選択可能 多段速度選択、遠隔設定、第2機能選択、端子4入力選択、JOG運転選択、外部サーマル入力、ドライブユニッ ト運転許可信号、PU運転外部インタロック、PID制御有効端子、PU-外部運転切換、予備励磁、出力停止、始動 自己保持選択、正転、逆転指令、ドライブユニットリセット、PID正逆動作切換え、PU-NET運転切換、外部NET運転切換、指令権切換、PID積分リセットから任意の信号をPr.178∼Pr.182(入力端子機能選択)により選 択。 上下限設定、速度ジャンプ運転、外部サーマル入力選択、正転・逆転防止、遠隔設定、第2機能、多段速運転、 回生回避、運転モード選択、PID制御、計算機リンク運転(RS-485) 、Modbus-RTU 運転中、速度到達、過負荷警報、速度検出、回生ブレーキプリアラーム、電子サーマルプリアラーム、運転準備 完了、出力電流検出、ゼロ電流検出、PID下限リミット、PID上限リミット、PID正転逆転出力、電磁ブレーキイ ンタロック、ファン故障、FIN 過熱プリアラーム、運転準備完了2、PID制御動作中、PID偏差リミット、リトラ イ中、PID出力中断中、出力電力量パルス出力、寿命警報、異常出力3、電流平均値モニタ、メンテナンスタイ マ警報、リモート出力、軽故障出力、異常出力から任意の信号をPr.190、Pr.192(出力端子機能選択)により選 択。 回転速度(出力周波数)、出力電流(定常)、出力電圧、速度設定値(周波数設定値)、コンバータ出力電 圧、回生ブレーキ使用率、電子サーマル負荷率、出力電流ピーク値、コンバータ出力電圧ピーク値、出力 電力、基準電圧出力、モータ負荷率(トルクモニタ)、PID目標値、PID測定値、モータサーマル負荷率、 ドライブユニットサーマル負荷率をPr.54 FM端子機能選択 により選択、パルス列出力(1440パルス/s/ フルスケール) 回転速度(出力周波数) 、出力電流(定常) 、出力電圧、速度設定値(周波数設定値) 、コンバータ出力電圧、 回生ブレーキ使用率、電子サーマル負荷率、出力電流ピーク値、コンバータ出力電圧ピーク値、出力電力、 積算通電時間、実稼動時間、モータ負荷率(トルクモニタ)、積算電力、PID目標値、PID測定値、PID偏 差、ドライブユニット入出力端子モニタ、モータサーマル負荷率、ドライブユニットサーマル負荷率、 PTCサーミスタ抵抗値より選択可能 保護機能の動作時に異常内容を表示、異常内容8回分を記憶 (保護機能動作直前の出力電圧・電流・回転速度(周波数)・積算通電時間) 対話式ガイダ ファンクション(ヘルプ)機能による操作ガイド ンス 保護機能 保護・警報機能 警報機能 周囲温度 周囲湿度 環 保存温度 境 雰囲気 標高・振動 55 加速中過電流、定速中過電流、減速中過電流、加速中過電圧、定速中過電圧、減速中過電圧、ドライブユ ニット保護サーマル動作、モータ保護サーマル動作、フィン過熱、入力欠相、始動時出力側地絡過電流 、出力短絡、出力欠相、外部サーマル動作、PTCサーミスタ動作、パラメータエラー、PU抜け発 生、リトライ回数オーバー 、CPU異常、ブレーキトランジスタ異常、突入抵抗過熱、アナログ入力異 常、PID信号異常、ストール防止、出力電流検出値オーバー 、脱調検出、過速度発生 ファン故障、過電流ストール防止、過電圧ストール防止、PU停止、パラメータ書込みエラー、回生ブレー キプリアラーム、電子サーマルプリアラーム、メンテナンス出力、不足電圧、操作パネルロック、パス ワード設定中、ドライブユニットリセット中 −10℃∼+50℃(凍結のないこと) 90%RH以下(結露のないこと) −20℃∼+65℃ 屋内(腐食性ガス・引火性ガス・オイルミスト・じんあいのないこと) 海抜1000m以下・5.9m/s2以下、10∼55Hz(X,Y,Z各方向) 0.75K以下は冷却ファンを装備していないため、機能しません。 オプションのパラメータユニット(FR-PU07)のみ表示可能です。(一部対応していない機能があります。) 初期状態の場合、この保護機能は機能しません。 周囲温度が40℃以下で使用する場合は密着取付け(間隔0cm)できます。 輸送時などの短時間に適用できる温度です。 端子結線図 ブレーキユニット (オプション) *1 R PR N/- 短絡片 P1 MC R/L1 S/L2 T/L3 3相交流電源 *6 ブレーキ抵抗器(FR-ABR、MRS、MYS形) ブレーキ抵抗器の過熱・焼損を防ぐため、 サーマルリレーを設置してください。 (0.2Kはブレーキトランジスタを内蔵し ていないため、ブレーキ抵抗器の接続は できません。) P/+ モータ U V W 突入電流 抑制回路 M S-PMギヤードモータ 接地 主回路 接地 MM-GKR *6 接地 NFB 特 長 *1 DCリアクトル(FR-HEL) DCリアクトルを接続する場合、P1-P/+間 の短絡片を外してください。 シンクロジック 主回路端子 制御回路端子 制御回路 制御入力信号(電圧入力は不可) 正転始動 逆転始動 A 高速 オープンコレクタ出力 RL 低速 SD *4 速度設定変更の頻度が高 いときは2W1kΩを推奨 します。 SE PC *2 10(+5V) 3 2 1 端子4入力 (+) (電流入力)(-) 5(アナログ コモン) 4 DC4∼20mA DC0∼5V *5 DC0∼10V V I 目盛校正 抵抗器 + SD 電圧/電流入力切換 スイッチ *5 *7 操作パネルで目盛校正 するときは不要です。 *8 パラメータユニット(FR-PU07)や盤 面操作パネル(FR-PA07)からの運 転や、パラメータ設定ができます。 (オプションの接続ケーブル(FR-CB2 □□)を使用してください。) また、パソコンなどからRS-485通信 運転を行うことができます。 保護機能 オプション S2 *7 PU コネクタ *8 − 表示計(速度計など) 可動コイル形 1mAフルスケール FM *9 端子S1、S2、SC、SOはメーカ用端子で す。端子S1-SC、S2-SC間に接続されて いる短絡用電線は外さないでください。 S1 SO メーカ用 *9 SC 注 記 ノイズによる誤動作を防止するため、信号線は動力線と 10cm 以上離してください。また、主回路配線の入力側と出力側は分 離してください。 配線時にドライブユニット内部に電線の切りくずを残さないでください。 電線の切りくずは、異常、故障、誤動作の原因になります。ドライブユニットはいつもきれいにしておいてください。制御 盤などに取付け穴をあけるときは、切粉などがドライブユニットに入らないよう注意してください。 配電制御機器 注意事項 電線選定例 保証について メーカ用 *9 オープンコレクタ出力コモン シンク・ソース共通 操作パネル FR Configurator *5 アナログ入力仕様切換(Pr.267)によって変更可 能です。 電圧入力(0∼5V/0∼10V)にする場合は、電圧 /電流入力切換スイッチを"V"、電流入力(4∼ 20mA)にする場合は、"I"(初期値)"にしてく ださい。 端子4(初期設定:電流入力)を使用する場合は、 Pr.178∼Pr.182(入力端子機能選択)のいずれかに “4”を設定して機能を割り付けて、AU信号を ONしてください。 2 DC0∼5V *3 (DC0∼10V) Pr.190 RUN端子機能選択 によって端子機能変更可能 です。 FR-D700-G *3 アナログ入力仕様切換 (Pr.73)によって変更可能 速度 です。 設定器 端子10、 2はPTC入力端 1/2W1kΩ 子としても使用します。 (Pr.561) *4 運転中 24V 接点入力コモン DC24V電源 (外部電源トランジスタコモン) RUN FR-E700EX RM 中速 速度設定信号(アナログ) Pr.192 ABC端子機能選択 リレー出力 によって端子機能変更可能 (異常出力) です。 RH SINK 多段速度選択 *2 端子PC-SD間を DC24V電源として使 用する場合は、 両端子 間が短絡しないよう注 意してください。 B STR SOURCE 入力端子割付(Pr.178∼ Pr.182)によってリセッ ト信号などに端子機能変 更可能です。 リレー出力 C STF 56 端子仕様説明 種類 主 回 路 端子記号 R/L1、S/L2、 T/L3 U、V、W 端子名称 ドライブユニット出力 P/+、PR ブレーキ抵抗器接続 P/+、N/- ブレーキユニット接続 P/+、P1 DCリアクトル接続 交流電源入力 接地 STF 接 点 入 力 制 御 回 路 ・ 入 力 信 号 STF信号ONで正転、OFFで停止指令となります。 STR 逆転始動 STR信号ONで逆転、OFFで停止指令となります。 RH、RM、RL 多段速度選択 接点入力コモン (シンク)(初期設定) SD 2 4 5 通 信 STF、STR信号が同 時にONすると、停止 指令になります。 RH、RM、RL信号の組合わせにより、多段速度の選択ができます。 接点入力端子(シンクロジック)および端子FMのコモン端子。 ソースロジック時にシーケンサなどのトランジスタ出力(オープンコレクタ出力)を接続するとき 外部トランジスタコモン には、トランジスタ出力用の外部電源コモンをこの端子に接続すると回り込み電流による誤動作を (ソース) 防止することができます。 DC24V 0.1A電源(端子PC)のコモン出力端子。端子5および端子SEとは絶縁されています。 シンクロジック時にシーケンサなどのトランジスタ出力(オープンコレクタ出力)を接続するとき 外部トランジスタコモン には、トランジスタ出力用の外部電源コモンをこの端子に接続すると回り込み電流による誤動作を (シンク)(初期設定) 防止することができます。 接点入力コモン(ソース) 接点入力端子(ソースロジック)のコモン端子。 DC24V、0.1Aの電源として使用することが可能です。 DC24V電源 DC5V 速度設定用ボリュームを外部接続する場合の電源として使用します。 速度設定用電源 許容負荷電流10mA DC0∼5V(または0∼10V)を入力すると5V(10V)で最大回転速度とな 入力抵抗10k±1k り、入出力は比例します。入力DC0∼5V(初期設定)とDC0∼10Vの切り 速度設定(電圧) 最大許容電圧DC20V 換えは、Pr.73 で行います。 DC4∼20mA(または0∼5V、0∼10V)を入力すると20mAで最大回転速 度となり、入出力は比例します。AU信号ONのときのみ端子4の入力信号が 電圧入力の場合: 有効になります(端子2入力は無効になります)。端子4(初期設定:電流入 入力抵抗10k±1k DC24V電源コモン 10 リ レ 制 | 御 回 オ 路 | プ ・ ン 出 コ レ 力 ク 信 タ 号 パ ル ス ドライブユニットシャーシの接地用。大地接地してください。 正転始動 PC 速 度 設 定 端子機能説明 商用電源に接続します。高力率コンバータ(FR-HC)および電源回生共通コンバータ(FR-CV)を 使用するときには何も接続しないでください。 専用PMモータを接続します。 端子P/+-PR間にオプションのブレーキ抵抗器(MRS形、MYS形、FR-ABR)を接続します。 (0.2Kには接続できません。) ブレーキユニット(FR-BU2)、電源回生共通コンバータ(FR-CV)および高力率コンバータ(FRHC)を接続します。 端子P/+-P1間の短絡片を外し、DCリアクトルを接続します。 A、B、C RUN 最大許容電圧DC20V 力)を使用する場合は、Pr.178∼Pr.182 (入力端子機能選択) のいずれかに “4”を設定して機能を割り付けて、AU信号をONしてください。 電流入力の場合: 入力4∼20mA(初期設定)とDC0∼5V、DC0∼10Vの切換えは、Pr.267 入力抵抗249±5 で行います。電圧入力(0∼5V/0∼10V)にする場合は、電圧/電流入力切 最大許容電流30mA 換スイッチを“V”に切り換えてください 。 速度設定信号(端子2または4)のコモン端子。大地接地はしないでください。 速度設定コモン ドライブユニットの保護機能が動作し出力が停止したことを示す1c接点出 接点容量AC230V 力。 0.3A(力率=0.4) リレー出力(異常出力) 異常時:B-C間不導通(A-C間導通)、 DC30V 0.3A 正常時:B-C間導通(A-C間不導通) ドライブユニット回転速度が1r/min以上でLレベル、停止中および直流制 許容負荷DC24V(最 動中はHレベルとなります。 大DC27V)0.1A Lレベルとは、オープンコレクタ出力用のトランジスタがON(導通状態) ドライブユニット運転中 (ON時最大電圧降下 となることを示します。Hレベルとは、OFF(不導通状態)となることを 3.4V) 示します。 速度設定(電流) SE オープンコレクタ 出力コモン FM 表示計用 ― PUコネクタ 端子RUNのコモン端子。 回転速度など複数のモニタ項目から一つを選び出力します。 (ドライブユニットリセット中には出力されません。 ) 出力信号は各モニタ項目の大きさに比例します。 PUコネクタよりRS-485通信を行うことができます。 ・準拠規格:EIA-485(RS-485)・伝送形態:マルチドロップリンク方式 ・通信速度:4800∼38400bps・総延長 :500m 許容負荷電流1mA 3000r/min時1440 パルス/s 注 記 ・ 端子4の入力仕様を変更する場合は、Pr.267と電圧/電流入力切換スイッチを正しく設定し、設定に合ったアナログ信号を入 力してください。電圧/電流入力切換スイッチを“I”(電流入力仕様)にして電圧入力、スイッチを“V”(電圧入力仕様) にして電流入力をした場合、ドライブユニットまたは、外部機器のアナログ回路の故障の原因になります。 ・ 電源がドライブユニットの出力端子 (U、V、W) に印加されるとドライブユニットが破損します。このような配線は絶対にし ないでください。 ・ はPr.178∼Pr.182、Pr.190、Pr.192(入出力端子機能選択)により、端子機能を選択できます。 ・ 端子名称、端子機能は初期設定のものです。 ・ 端子S1、S2、SO、SCはメーカ用端子です。何も接続しないでください。ドライブユニット故障の原因となることがあります。 また、端子S1-SC、S2-SC間に接続されている短絡用電線を外さないでください。どちらか一方でも外した場合、ドライブ ユニットの運転ができません。 57 パラメータリスト 特 長 ドライブユニットの単純な可変速運転は、初期設定値のままで運転ができるようになっています。負荷や運転仕様に合わせ て必要なパラメータを設定してください。パラメータの設定、変更および確認は操作パネルで行うことができます。 ●シンプルモードパラメータ ポイント パラメータ 名 称 番号 単位 初期値 範囲 MM-GKR 初期設定で、パラメータはPr.160 拡張機能表示選択 によってシンプルモードパラメータのみを表示するように なっています。必要に応じてPr.160 拡張機能表示選択 の設定を行ってください。 用 途 上限設定 1r/min 3000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 回転速度に上限を設けたい場合に設定しま す。 2 下限設定 1r/min 0r/min 0∼3600r/min/ 0∼2400r/min 回転速度に下限を設けたい場合に設定しま す。 4 3速設定(高速) 1r/min 3000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 5 3速設定(中速) 1r/min 1500r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 6 3速設定(低速) 1r/min 300r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 7 加速時間 0.1s 5s 0∼3600s 8 減速時間 0.1s 5s 0∼3600s 9 電子サーマル 0.01A モータ 定格電流 0∼500A S-PMギヤードモータ 1 運転速度をあらかじめパラメータで設定し、 その速度を端子で切り換える場合に設定して ください。 0 1 2 79 運転モード選択 1 0 3 端子2速度設定ゲイン速度 1r/min 3000r/min 126 端子4速度設定ゲイン速度 1r/min 3000r/min 160 拡張機能表示選択 1 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0 9999 9999 10、9999 Pr.CL パラメータクリア 1 0 0、1 ALLC パラメータオールクリア 1 0 0、1 Er.CL アラーム履歴クリア 1 0 0、1 Pr.CH 初期値変更リスト − − − AUTO パラメータ自動設定 − − − 容量により異なります。(0.2K∼2.2K/3.7K) 備 考 3000r/minを超えた設定も可能ですが、実際の動作はモータの上限速度である3000r/minで制限されます。 配電制御機器 注意事項 電線選定例 保証について 1 オプション パラメータ自動設定 保護機能 999 電流最大入力(20mA 初期値)時の速度を変 更できます。 シンプルモード+拡張モードパラメータの表 示ができます。 シンプルモードパラメータのみ表示できま す。 三菱表示器(GOT)接続用の通信パラメー タ設定を一括して変更できます。 “1”を設定すると、校正用パラメータを除 くパラメータを初期値に戻せます。 “1”を設定すると、全てのパラメータを初 期値に戻せます。 “1”を設定すると、過去8回分のアラーム履 歴をクリアできます。 初期値から変更のあったパラメータを表示、 設定することができます。 三菱表示器(GOT)接続用の通信パラメー タ設定を一括して変更できます。 操作パネル FR Configurator 125 6 7 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min ドライブユニットでモータの熱保護を行います。 モータの定格電流を設定します。 外部/PU切換えモード PU運転モード固定 外部運転モード固定 外部/PU併用運転モード1 (外部:始動、PU:回転速度) 外部/PU併用運転モード2 (外部:回転速度、PU:始動) スイッチオーバーモード 外部運転モード(PU運転インタロック) ボリューム最大値(5V 初期値)の速度を変 更できます。 FR-D700-G 4 FR-E700EX 加減速時間を設定することができます。 58 ●パラメータ一覧表 備 考 ◎のパラメータはシンプルモードパラメータを示しています。 のパラメータはPr.77 パラメータ書込選択 を“0”(初期値)にしてあっても、運転中に設定値を変更することができ ます。 3速設定(中速) ◎6 3速設定(低速) ◎7 ◎8 加速時間 減速時間 ◎9 電子サーマル 0∼500A 10 フリーラン速度 0∼3600r/min/ 0∼2400r/min 11 直流制動動作時間 0∼10s − 13 始動速度 15 JOG速度設定 16 17 JOG加減速時間 MRS入力選択 20 加減速基準速度 22 ストール防止動作レ 0∼200% ベル ストール 加減速 防止 時間 多段速設定 24 25 26 27 − − 29 30 31 周波数ジャンプ 32 33 34 35 36 − − 37 40 1500r/min 300r/min 5s 5s モータ 定格電流 90r/min 0.5s 0∼1800r/min/ 15r/min 0∼1200r/min 0∼12000r/min/ 150r/min 0∼8000r/min 0∼3600s 0.5s 0、2、4 0 30∼12000r/min/ 3000r/min 20∼8000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 多段速設定(4速) 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 多段速設定(5速) 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 多段速設定(6速) 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 多段速設定(7速) 9999 加減速パターン選択 0∼2 回生機能選択 0、1 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ1A 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ1B 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ2A 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ2B 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ3A 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 速度ジャンプ3B 9999 回転速度表示 0、0.01∼9998 RUNキー回転方向選択 0、1 周波数検出 ◎5 3000r/min 第2機能 3速設定(高速) − 9999 9999 9999 0 0 9999 − − − − − − 9999 − 9999 − 9999 9999 9999 0 0 設定範囲 初期値 速度到達動作幅 42 速度検出 43 逆転時速度検出 44 第2加減速時間 45 第2減速時間 0∼3600s、9999 9999 第2ストール防止動 0∼200%、9999 9999 作電流 0、5、8∼12、14、 DU/PUメイン表示 20、23∼25、 0 データ選択 52∼55、61、62、 64、100 1∼3、5、8∼12、 FM端子機能選択 14、21、24、52、 1 53、61、62 0∼12000r/min/ 速度モニタ基準 3000r/min 0∼8000r/min モータ 電流モニタ基準 0∼500A 定格電流 遠隔機能選択 0∼3 0 リトライ選択 0∼5 0 アラーム発生時リト 0∼10、 0 ライ回数 101∼110 リトライ実行待ち時間 0.1∼600s 1s 48 54 56 − − 名 称 41 55 150% 9999 パラ メータ 52 モニタ機能 ◎4 0r/min リトライ 下限設定 3000r/min 機能 PUコネクタ通信 ◎2 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0∼3600r/min/ 0∼2400r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0∼3600s 0∼3600s 基本機能 上限設定 初期値 59 65 67 68 リトライ実行回数表 示消去 特殊回生ブレーキ使 70 用率 73 アナログ入力選択 74 入力フィルタ時定数 リセット選択/PU抜 75 け検出/PU停止選択 77 パラメータ書込選択 78 逆転防止選択 ◎ 79 運転モード選択 117 PU通信局番 118 PU通信速度 PU通信ストップ 119 ビット長 PU通信パリティ 120 チェック 121 PU通信リトライ回数 PU通信チェック時 122 間間隔 123 PU通信待ち時間 124 PU通信CR/LF選択 端子2速度設定ゲイ ◎ 125 ン速度 端子4速度設定ゲイ ◎ 126 ン速度 69 127 PID運転 設定範囲 ◎1 − 59 名 称 直流制動 パラ メータ JOG 運転 機能 128 129 130 131 132 133 134 0∼100% 10% 0∼12000r/min/ 180r/min 0∼8000r/min 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 9999 0∼3600s 5s 0 0∼30% 0、1、10、11 0∼8 0∼3、 14∼17 0∼2 0∼2 0∼4、6、7 0∼31(0∼247) 48、96、192、384 0 0% 1 1 14 0 0 0 0 192 0、1、10、11 1 0∼2 2 0∼10、9999 1 0、0.1∼999.8s、 0 9999 0∼150ms、9999 9999 0∼2 1 0∼12000r/min/ 3000r/min 0∼8000r/min 0∼12000r/min/ 3000r/min 0∼8000r/min 0∼12000r/min/ PID制御自動切換速 0∼8000r/min 、 9999 度 9999 PID動作選択 0、20、21 0 PID比例帯 0.1∼1000%、9999 100% PID積分時間 0.1∼3600s、9999 1s PID上限リミット 0∼100%、9999 9999 PID下限リミット 0∼100%、9999 9999 PID動作目標値 0∼100%、9999 9999 PID微分時間 0.01∼10s、9999 9999 PU表示言語切換 0∼7 5% 0.5s 0 0s 9999 0 0.1s 0、10、9999 9999 171 稼動時間計クリア 0、9999 9999 179 STR端子機能選択 180 181 RL端子機能選択 RM端子機能選択 182 RH端子機能選択 ABC端子機能選択 235 多段速設定(11速) 236 多段速設定(12速) 237 多段速設定(13速) 238 多段速設定(14速) 239 多段速設定(15速) 60 61 241 − − 244 249 − 250 − 251 255 0 1 2 256 257 258 259 0 − − 267 268 − 269 − 295 99 296 297 338 339 340 342 パスワード登録/解 除 通信運転指令権 通信速度指令権 通信立上りモード選 択 通信EEPROM書込 み選択 コミュニケーション エラーカウント 1000∼9998 (0∼5、9999) 0、1 0∼2 9999 9999 9999 9999 9999 9999 0 1 0 9999 1 0 100% 100% 100% 0 0 9999 0 9999 9999 0 0 0、1、10 0 0、1 0 − 0 − 374 過速度検出レベル 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 495 リモート出力選択 0、1、10、11 496 リモート出力内容1 0∼4095 0 − 502 通信異常時停止モー 0∼3 ド選択 0 503 メンテナンスタイマ 0(1∼9998) 0 504 メンテナンスタイマ 警報出力設定時間 505 速度設定基準 1∼200Hz 3450r/min 0 9999 配電制御機器 注意事項 電線選定例 保証について − 0∼9998、9999 オプション 343 アナログ入力表示単 0、1 位切替 冷却ファン動作選択 0、1 始動時地絡検出有無 0、1 0∼100s、 停止選択 1000∼1100s、 8888、9999 出力欠相保護選択 0、1 寿命警報状態表示 (0∼15) 突入電流抑制回路寿 (0∼100%) 命表示 制御回路コンデンサ (0∼100%) 寿命表示 主回路コンデンサ寿 (0∼100%) 命表示 主回路コンデンサ寿 0、1(2、3、8、9) 命測定 端子4入力選択 0∼2 モニタ小数桁選択 0、1、9999 メーカ設定用パラメータです。 設定しないでください。 0、0.01、0.10、 速度変化量設定 1.00、10.00 1∼6、101∼106、 パスワード保護選択 9999 9999 保護機能 192 多段速設定(10速) 9999 操作パネル FR Configurator 出力端子機能選択 RUN端子機能選択 234 初期値 FR-D700-G 190 多段速設定(9速) − パスワード 機能 STF端子機能選択 233 0 積算電力計クリア 178 多段速設定(8速) 0s 170 0∼5、7、8、10、 12、14、16、 23∼25、60、62、 64∼67、72、9999 0∼5、7、8、10、 12、14、16、 23∼25、61、62、 64∼67、72、9999 0∼5、7、8、10、 12、14、16、 23∼25、62、 64∼67、72、9999 0、1、3、4、7、 8、11∼16、21、 25、26、33、47、 48、64、70、79、 90、91、93、95、 96、98∼101、 103、104、107、 108、111∼116、 121、125、126、 133、147、148、 164、170、179、 190、191、193、 195、196、198、 199、9999 0、1、3、4、7、 8、11∼16、21、 25、26、33、47、 48、64、70、79、 90、91、95、96、 98∼101、103、 104、107、108、 111∼116、121、 125、126、133、 147、148、164、 170、179、190、 191、195、196、 198、199、9999 232 設定範囲 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 、 9999 FR-E700EX 入力端子機能選択 積算モニタ クリア − − 名 称 S-PMギヤードモータ 電流 検出 − 0 150% パラ メータ MM-GKR − − − 出力電流検出レベル 0∼200% 出力電流検出信号遅 0∼10s 151 延時間 152 ゼロ電流検出レベル 0∼200% 153 ゼロ電流検出時間 0∼1s 156 ストール防止動作選択 0∼31、 100、 101 157 OL信号出力タイマ 0∼25s、9999 ◎ 160 拡張機能表示選択 0、9999 速度設定/キーロッ 0、1、10、11 161 ク操作選択 出力電流検出信号保 0∼10s、9999 166 持時間 167 出力電流検出動作選択 0、1 168 メーカ設定用パラメータです。 169 設定しないでください。 多段速設定 145 150 104/ 106 寿命診断 回転速度設定切換 電流検出 144 機能 特 長 − 2、 4、 6、 8、 10、 102、 104、 106、 108、 110 初期値 RS-485通信 設定範囲 リモート 出力 名 称 メンテ ナンス パラ メータ PU 機能 100Hz/ 150Hz 60 初期値 2、4、9999 9999 PID偏差リミット 0∼100%、9999 9999 554 PID信号動作選択 0∼3、10∼13 電流平均時間 0.1∼1s データ出力マスク時 0∼20s 間 電流平均値モニタ信 0∼500A 号出力基準電流 PTCサーミスタ保護 0.5∼30kΩ、 レベル 9999 通電時間繰越し回数 (0∼65535) 稼動時間繰越し回数 (0∼65535) 出力中断検出時間 0∼3600s、9999 0∼12000r/min/ 出力中断検出レベル 0∼8000r/min 出力中断解除レベル 900∼1100% 回生回避速度ゲイン 0∼200% 電磁ブレーキインタ 0∼1s ロック時間 0∼12000r/min/ 通信異常時運転速度 0∼8000r/min 、 9999 PM制御トルクブー 0∼150%、9999 スト 561 − − 563 564 575 557 576 − 577 665 − 736 − 779 − 785 0 1s 0s モータ 定格電流 9999 0 0 1s 0r/min 1000% 100% 0.00s 9999 9999 0∼3600s、9999 9999 792 低速域減速時間 0∼3600s、9999 9999 − 795 直流制動時トルク ブースト 0∼150%、9999 9999 − 799 − 800 0.1kWh、1kWh、 出力電力量パルス単 10kWh、100kWh、 1kWh 位設定 1000kWh 制御方法選択 9、30 30 速度制御Pゲイン 820 821 速度制御積分時間 − 870 速度検出ヒステリシ 0∼150r/min/ 0∼100r/min ス 872 入力欠相保護選択 882 883 回生回避動作選択 回生回避動作レベル 回生回避機能 調整機能 − 保護 機能 時間 低速域加速時間 加減速 791 0∼1000% 0∼20s 0、1 15% 0.333s 15r/min 0 886 0∼2 300∼800V 0∼900r/min/ 回生回避補正速度制 0∼600r/min 、 限値 9999 回生回避電圧ゲイン 0∼200% 888 フリーパラメータ1 0∼9999 9999 889 フリーパラメータ2 0∼9999 9999 885 891 PID制御 − 556 0 PU PID制御 551 機能 校正パラメータ 0、1 555 PID制御 設定範囲 0 400V 180r/min 100% − パラ メータ C0 (900) C2 (902) C3 (902) 125 (903) C4 (903) C5 (904) C6 (904) 126 (905) C7 (905) C42 (934) C43 (934) C44 (935) C45 (935) 990 991 名 称 FM端子校正 端子2速度設定バイ アス速度 端子2速度設定バイ アス 端子2速度設定ゲイ ン速度 端子2速度設定ゲイ ン 端子4速度設定バイ アス速度 端子4速度設定バイ アス 端子4速度設定ゲイ ン速度 端子4速度設定ゲイ ン PID表示バイアス係 数 PID表示バイアスア ナログ値 設定範囲 初期値 − − 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0∼300% 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min − − Pr.CH 初期値変更リスト AUTO パラメータ自動設定 0% 3000r/min 100% 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 0r/min 0∼300% 0∼12000r/min/ 0∼8000r/min 20% 3000r/min 0∼300% 100% 0∼500、9999 9999 0∼300% 20% PID表示ゲインアナ 0∼300% ログ値 PUブザー音制御 0、1 PUコントラスト調整 0∼63 16∼18、32∼34、 48、49、64、82、 96、97、112、 128、129、144、 997 任意アラーム書込み 145、176∼178、 192、196、197、 199、201、208、 230、245、9999 ◎999 パラメータ自動設定 10、9999 Pr.CL パラメータクリア 0r/min 0∼300% PID表示ゲイン係数 0∼500、9999 クリア パラメータ 549 名 称 プロトコル選択 PUモード操作権選 択 553 省エネ フリー モニタ パラメータ 61 パラ メータ 電流平均値 モニタ 通信 機能 9999 100% 1 58 9999 9999 0、1 0 0、1 0 Er.CL アラーム履歴クリア 0、1 0 パラメータオールク ALLC リア − − − − 容量により異なります。(0.2K∼2.2K/3.7K) ( )内はパラメータユニット(FR-PU07)使用時のパラメータ番号です。 備 考 r/min単位のパラメータの設定範囲/設定値は、Pr.144 の変更によりHz単位に変更可能です。 積算電力モニタ桁シ 0∼4、9999 フト回数 9999 操作パネルからの設定は、最大9999 までとなります。 パラメータユニット(FR-PU07)使用時は、設定範囲 の最大値まで設定することができます。 3000r/minを超えた設定も可能ですが、実際の動作は モータの上限速度である3000r/minで制限されます。
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