白川中学校校報 20 年度 12月号 〒501-5629 白川村鳩谷北長 614 番地 1 Tel 05769-6-1360 Fax 05769-6-1906 学校の教育目標【”ひとりだち”できる生徒】 URL http://school.shirakawa-go.org/~sirachu/ e-mail [email protected] 白川中学校伝言板:http://8307.teacup.com/shirakawagochu/bbs(校外学習時活用) □□□ 普段の生活が大切 □□□ 生徒会担当 半田 智樹 「忘れられない笑顔」、そして「忘れられない涙」。そんな印象的な笑顔や涙に出会いました。 体育祭を成功させようと、当日はもちろんのこと、当日を迎えるまで、生徒たちは、「はい、私がやります」の 精神で進んで活動しました。練習に必要な器具を考え進んで準備する姿や自主的に後片付けやグランド 整備などを行う姿をみました。一人の生徒が仲間を思い活動している姿を見つけると、すぐにその仲 間を支えようと一緒に活動を始める生徒がいました。どの生徒もが見せる、 「体育祭をより良いものに したい」、「自分にできることを進んで行おう」という気持ちで活動する姿を見るにつけ、体育祭の成 功を確信させられたものです。 ある日、ひときわ熱い思いをもって活動する生徒達を見つけました。拡大執行部と団長や副団長な どで結成された体育祭実行委員会の生徒です。 「体育祭を成功させるだけでなく、日常生活の質を向上させたい。」 「日常生活の姿がしっかりしているから行事の時にも当然のように良い姿が出せる。」 実行委員会で話し合う中で、このような言葉が聞こえてきました。自分たちの学校生活に誇りをも ち、さらに高めようとする思いが、生徒たちの活動を変えていきました。 良い姿を広め、その姿に近づこうとする仲間を増やそうと始めた「仲間の良さの紹介」がありました。給食の 時間に、具体的に誰がどんな姿で輝いていたのか。なぜその姿が輝いているのか。実行委員の生徒が毎日 仲間の良かった姿を広めていきました。すると、紹介された良さを自分にも取り入れようと、同じように活動する 生徒が目に見えて増えていったのです。 日常生活の質を高めようと取り組んだ事前取り組み」は、以前にも増して挙手・発言を積極的に行う姿や 時間一杯黙々と清掃活動に取り組む姿が見られ、どの委員会もがすばらしい成果を上げました。さら に質の高い姿を求め、中間報告会で活動内容のレベルアップを行った委員会もありました。このよう な成果が得られたのも、仲間に熱く語りかけ続けた生徒の存在があったからです。 体育祭に向けた全校練習は生徒たちの力だけで進めました。中心となって全校を動かしたのも実行 委員の生徒です。全校が思いを一つにして活動できるように、また、スムーズに進行できるようにと、 毎朝集まって打ち合わせを行いました。回を重ねるにつれ自分たちだけで打ち合わせを行い、自分た ちの力だけで全校練習の企画・運営ができるようになっていきました。 こうして、生徒たちの力が集約されて創りあげられた体育祭は、生徒の自発的な姿が見られるよう になりました。会場の準備を終え、最終チェックに集まった実行委員の生徒たちに、「今まで本当に よく頑張ったね」と声をかけた時、生徒の頬に大粒の涙が零れ落ちました。 この涙が意味するものは何でしょうか。 本気でより良い体育祭を創りたいと願い、本気で自分たちの生活を高めようと願い、その願いを叶 えるために真剣に活動してきた。仲間も私たちの思いに応えてくれた。私たちは成長することができ た。自分たちの力で成長することができた。悔し涙でも、悲しい涙でもない、本気で取り組んだから こそ流せる自信と誇りに満ちたあの涙に、私の心は震えました。そして、体育祭後に見せた充実感に 満ちたあの笑顔。生涯忘れることができません。 日常生活の質も体育祭の頃よりも高まり、もっと質の高い姿を目指して活動を続けています。生徒 が自分たちの力で成長できたと実感できたときに見せる笑顔や涙は、忘れられない最高の表情です。 その表情をより多く見られるよう、生徒とともに生徒会活動を行っていきます。 ☆☆12月の主な行事予定☆☆ 日 曜 行 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 事 予 定 下校 16:30 16:40 実力テスト 16:40 ひびきあいの日(人権同和教育) 16:40 生徒会、委員会 16:40 バレー新人戦高山市大会 バレー新人戦高山市大会、村文化祭 16:30 三者懇談会 16:40 三者懇談会、SC来校 16:40 【「はい!私がやります」 、雪囲い作業】 三者懇談会 16:40 「そこにある長い板を運んでください。」 三者懇談会 16:40 雪囲い材料が保管してある場所で、3年生リーダーの的 確な指示のもと、窓枠の雪囲い、植栽の雪囲いが進んで いきます。生徒たちは、目的・方法・内容が分かってい 16:30 16:40 SC来校 16:40 16:40 委員会 16:40 るので、てきぱきと雪囲いが進んでいきました。 本年度は、雪囲い作業を見直し、「はい、私がやりま す:自分のことは自分で行う。」方針で、活動を行いま した。自分たちが使っている学校について、できること は自分たちで行うことは大切なことと思います。 取り掛かりの速さ、行動の素早さ、とても気持ちのい い姿で、予定した時間より早く終わりました。 16:30 天皇誕生日 16:40 14:40 11:30 終業式 学費口座振替日 ★3学期始業式は1月13日(火) 大晦日 【大野郡読書感想文】優秀賞 上野晴香(1年生) 【後期生徒会役員】 Hop Step jump <執行部> ○ 生徒会長 成畑 晃希(3年) ○ 生徒会副会長 札脇 正基(3年) ○ 執行委員 小坂 彩音(3年) ○ 執行委員 日下部和也(2年) <委員会> ○ 学習委員長 澤 益夫(3年) ○ 生活委員長 渡邊 清美(3年) ○ 文化委員長 坪内 勇樹(3年) ○ 美化委員長 中脇 昂弥(3年) 【 危険です!! アメダス施設 】 中学校には、アメダス(AMeDAS)の機器が設置してあり ま す 。 ア メ ダ ス と は 「 Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、 「地域気象観測システム」とい います。 観測所は全国に約 1,300 ヶ所あります。 機器の更新で、積雪量を測るシステムが超音波式から、レ ーザー式になりました。レーザーが目に入るととても危険で す。このアメダスの施設に近づかないように指導しています。 また、中学校には、強震観測装置、高感度地震観測装置も 設置してあります。これは、 「緊急地震速報」等に使われてい ます。
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