平成27年農業委員会総会議事録【PDF形式/406KB】

平成27年度農業委員会総会議事録
日時
平成27年4月28日(火)午前10時00分
場所
さぬき市役所3階301・302号会議室
開会
さぬき市農業委員会会長挨拶
来賓祝辞
議事録署名委員の指名について
議案第1号
平成26年度事業報告について
平成26年度の目標及びその達成に向けた活動報告
議案第2号
平成27年度事業計画(案)について
平成27年度の目標及びその達成に向けた活動計画(案)について
出席委員
1 塚原信雄
2 佐藤恭一 3 松岡 勝 4 新田秀雄 6 小川義洋
7 芳竹和政
8 石川智治 9 山根義夫 10 小松啓一 11 山津敬治
12 蓮井セツ子 13 行梅義照 14 楠 豊
15 菊川仁美 16 真部徳夫
18 小林憲一 19 野崎正博 20 近藤 勉 21 大山博美 22 山田茂樹
23 田中好秋 24 蓮池秋男 25 鈴木登美雄 26 田中健次郎 27 廣瀬良一
28 有馬 守 29 大塚ノブ子 30 植松文士 31 真部 茂 32 村瀬 昭
33 笠井修一 35 寒川 巧 36 岩崎治樹(会長職務代理者) 37 松原俊幸(会長)
欠席委員
5 半田祐規
事務局
松枝孝幸局長、藤井浩課長補佐、入谷康仁副主幹、岡田実希主任主事
来
さぬき市長
賓
17 砂川喜久男
34 十川隆行
大山茂樹
香川県農業会議 松原克典事務局長
香川県東讃農業改良普及センター 仲本孝幸主席普及指導員
(午前10時00分)
松枝事務局長
定刻となりましたので、平成27年度農業委員会総会を開催したいと思いま
す。本日の出席委員を報告します。委員総数37名中、2名の方が欠席で2
名の方が遅れて参るとのことで、現在33名の出席で農業委員会法第21条
第3項の規定により総会の成立要件を満たしていますので、本会は有効に成
立しています。では、最初に農業委員会松原会長にご挨拶をお願いします。
議長(会長)
おはようございます。開会にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。本日は
コシヒカリ等の作付けに大変忙しい時期にさぬき市農業委員会総会にご出席
いただきまして厚く御礼を申し上げます。また、本日は公務ご多忙の中、大
山市長さんはじめ農業会議・松浦局長、東讃農業改良普及センター・仲本主
席普及指導員にご臨席賜り厚く御礼を申し上げます。さて、一昨年の7月正
式に TPP 交渉に参加し交渉を行い、農産品などの誠意なき見直しが諮られ先
行き不透明な状況ではありますが、このような中、昨年農林水産業地域の活
力創造プランが決定されその政策に沿った各種政策が展開されています。ま
た農地の集約と遊休農地の解消・発生防止として昨年4月から農地中間管理
機構が法案化、施行されました。このような中、本農業委員会においても耕
作放棄地域対策として優良農地の確保、農地の利用集積や担い手育成への取
り組みに対して更なる努力が求められています。つきましては、委員の皆様
方におかれましても、昨年に増してのご協力と活発な委員活動をお願い致し
まして開会の挨拶と致します。
松枝事務局長
ありがとうございました。本日の総会に大山さぬき市長にご臨席いただいて
おりますので、ご祝辞をいただきたいと思います。市長よろしくお願いしま
す。
大山茂樹市長
改めまして、皆様、おはようございます。今年の春は桜の花は早く咲いたの
でありますけど、雨が多くて皆さんの農作業にも色々支障をきたしたのでは
ないかと思っております。ここ2、3日ですね、今度は逆に初夏といいます
か、昨日北海道のほうでも子供が水浴びをしておりましてびっくりしてテレ
ビのニュースを見たわけでありますけれども、本当に暑いような陽気の中、
平成27年度さぬき市農業委員会の総会が開催されますこと心からお喜び申
し上げます。ただ、農業を取り巻く環境につきましては、先ほど松原会長さ
んからもお話もありましたけれども決して手放しで喜んでいるわけにはいか
ない、むしろ厳しさは以前よりも増して厳しくなってきているのではないか
と思っているところでございます。先ほど TPP の話にもございましたが、安
倍総理が今アメリカの方でオバマ大統領と専ら安全保障の話が報道されてお
りますけれども、この TPP の今後の行方についても話し合いが行われるので
はないかと言われておりますが、なかなかアメリカとの距離は縮まったと言
われておりますがまだまだ妥結までには色んな壁があるのではないかと言わ
れております。罷り間違っても自動車の代わりに農業が犠牲になるという、
あってならないことにならないように私どもも十分に要ったものを情報とし
て得て、今さぬき市として農業者として皆さんが何ができるのか共に考えて
いきたいと思っております。一方で今日本の国は地方創生ということで、国
が栄えるためには地方が栄えなくてはならない。これは昔から言われておる
ことですけども、本当に切羽詰まった状態で今の地方の状況が今から10年
20年続くと地方は退廃をしてしまい、また日本の国そのものが本来の意味
での日本の国でなくなると、東京近郊だけが栄えるような国は決して日本の
国ではありません。それはこれまでの日本の歴史を見れば明らかではないか
と思います。そういう意味で地方創生ということを市議会の皆さん、また市
民の皆さんと一緒になってこれからやっていかなくてはならないのですが、
その中でまち・人・仕事の創生ということで、仕事の部分で特にさぬき市は
農業とか水産業の第一次産業を抜きにして仕事を語ることはできないと思っ
ています。もちろんその業が生み出す富というのは全体の中でだんだんと少
なくなってきてはおりますが、これが欠ければやはり地方としての値打ちが
ないと、そういったことをもっと我々は訴えて、そして我々なりの努力をし
てこれだけ地方はやっているのだから国とか県とかさぬき市ももっと頑張っ
てほしい、もっと支援してほしい、そういう風な状況を自ら作り出すことが
必要ではないかと思っております。とりあえずは何とかしてほしいというだ
けではこれからの世の中なかなかうまくいかないと思っています。特に今地
方創生大臣をしております石破茂大臣は元国の農林水産大臣もされて農業に
は非常にお詳しい方であります。そういった方でさえこれからは農地という
もの、優良農地をどうゆうふうにするのかということを決断しなければなら
ない時期が来ているということを公の場で仰り始めております。だからこそ
我々は公の業務の中でどの人が聞いても、瑞穂の国としての日本がやってい
くこれからの10年20年先には地域での農業がそして優良な農地がそして
何よりも頑張っている農業者が報われるような農政をやっていかなくてはな
らないということを共に訴えていきたいと思っています。攻めの農業と言い
まして非常に掛け声は勇ましいわけでありますけれどもなかなかそれに参加
できない多くの方々がいるわけであります。特に香川県の場合は耕作の面積
にしても全国を下回るというふうな小規模な農家の方が多いわけですから、
そういった農家の方も一緒になってやれる方法をこれから共に考えて参りた
いと思っています。そのためには今日お集まりの委員さんをはじめ今現場で
頑張っている方にもっともっと頑張っていただきたいと思いますし、頑張れ
るように市としてもこれから努めてまいりたいと思っております。このさぬ
き市の農業委員会が松原会長さんを中心にますますご発展をされますこと、
そして今日おいでの委員さんお一人おひとりの日頃のご健勝ご多幸ご活躍を
心からご祈念申し上げまして平成27年度総会におけるお祝いの挨拶にさせ
ていただきます。本日はご盛会誠におめでとうございます。ありがとうござ
いました。
松枝事務局長
ありがとうございました。なお、市長におかれましては、公務の都合により
この後退席されます。
(さぬき市長・・・・・退席)
松枝事務局長
続きまして、香川県農業会議の松浦事務局長様にもご臨席いただいておりま
す。ご祝辞をいただきたいと思います。
松浦事務局長
(祝辞、内容省略。)
松枝事務局長
ありがとうございました。なお、香川県東讃農業改良普及センター光崎所長
様が公務のため、本日は仲本主席普及指導員にご臨席いただいております。
ご紹介のみとさせていただきます。次に総会の議長につきましては、さぬき
市農業委員会総会会議規則第6条に会長は総会の議長となり議事を総理する
と定められておりますので、会長のほうで進行をお願いします。
議長(会長)
それでは定めによりまして、会長が議長を務めるということなので私のほう
で総会を進めさせていただきます。議事の進行につきましてご協力をお願い
します。では、議事録署名委員の選任についてですが、私の方から指名いた
します。20番近藤勉委員、21番大山博美委員にお願いします。続いて、
議事に入りたいと思います。議案第1号
平成26年度事業報告について、
平成26年度の目標及びその達成に向けた活動報告を上程します。事務局よ
り説明を求めます。
事務局
議案第1号「平成26年度事業報告」
「平成26年度の目標及びその達成に向けた活動報告」について説明。
平成26年度概況報告、総会及び運営委員会の開催状況、定例会の開催状況、
農地関係取扱状況(農地法第3条・4条・5条・非農地証明・各種証明・農
振除外・農地利用状況調査)、農政関係取扱状況(利用権設定・農業者年金・
農政 PT 会議の開催状況・広報活動・農家相談会等)
議長(会長)
事務局の説明が終わりました。
「平成26年度事業報告について」
、
「平成26
年度の目標及びその達成に向けた活動報告」の委員皆様のご意見をお聞きし
たいと思います。
新田秀雄委員
はい。手元資料で集計の報告をされておりました。で、今まで積み残してき
た案件なり件数についてはどうなっているのですか。この26年度について
の報告については分かるのだけれども古い案件はどこで拾い出すのか。例え
ば、3条、4条、5条、非農地や農振除外全て含めてあるでしょう。全く出
てないがこの当たりどうなっているのか。誰がするのか。担当は誰。集計の
数字だけ発表したって問題はそこに残っている。例えば●●で言うたら古い
案件があるでしょう。それはどこに入っているのか。特別な積み残した案件
がここでは謳われていない。会長、どのように案件を審議しているのか。本
日総会というのはよく分かるのだが、総会というのは翌年度翌年度の集計的
なことを含めての総会だから。先の見通しなり反省も含めて、こうありたい
こうしたいということは当然ある話だと思う。農地改良だってそうでしょ。
農地改良だって1件出とるけども、これだって今月相談があったでしょ。●
●の人から。山田委員、知っているでしょ。で、その案件だって職務代理あ
なたも出て知っているでしょ。うちの土地改良区の事務員を呼んで、何を言
ったのか。2人と●●君と3人が。どんな話をしているのか。それで●●●
の水利については池から水が流れてくるのは高いところから低いところなの
は当たり前、だけど土地改良区としては●●●が水路のように工事ができな
い。なぜそんなことを言うたのか。
岩崎治樹委員
前回、同意をとったのは平成●年でしたけど●●●の水利組合の意見書を添
付していたため今回もそれで申請するような形とりました。
新田秀雄委員
誰がそんなこと言うたのか。そんな水利権の意見書どこから出ているのか、
●●●の。
岩崎治樹委員
前回・・・。
新田秀雄委員
出せるのかそれは。●●の農地の分で土地改良区の意見書出せるのか。
議長(会長)
その件につきまして前回、横ですでにビニールハウスが出来てある件に関し
て、●●●の●●さんが当時土地改良区の組合長をしておりまして、その方
の印をもらっています。同じ地区の横でするのだからそれで構わないのでは
ないかと聞いたのですが。
新田秀雄委員
そういう訳も分からない筋も通らないことをなぜ言うのか。
議長(会長)
いや、僕が言ったのではないですよ。本人から聞いたのです。
新田秀雄委員
本人でないでしょ。あなた方、寄って土地改良区の事務員呼んで話している
でしょ。何の話をしたのか。
岩崎治樹委員
だから、前回どういう風に申請したのですかということを問うたら、前回は
水利組合の●●さんの同意の印が押してある、じゃあそのまま同じ場所だか
ら水利の同意で・・・
新田秀雄委員
これは総会の話から逸れているが、このようなことはすっきりしてもらって
なければ困る。言い方が悪いけれども、あなた方がうちの土地改良区の事務
員を呼びつけてする分ではない。
岩崎治樹委員
いや、呼びつけては・・・
新田秀雄委員
呼びつけているではないか。呼ぶものと違う。
議長(会長)
それは総会と議題が外れてきているので後でまた。他にございませんか。
野崎正博委員
はい。今と関連の質問なのですが、4条5条の工事の完了証明願いが116
件出ていますね。それで、極端に言うたら4条で37件、5条で60件計9
7件の許可がある。けれども下に過年度転用許可分を含むと書いてある。過
年度許可が19件としたら116件で合うのだけれども、過年度許可19件
はどこかで分かるのか。この資料の中では調べようにも調べようがないのか。
松枝事務局長
野崎委員さんのご質問の件でございますけども、11ページの農地法4条5
条の許可後の工事完了証明願・届の件数とその前の4条5条の26年度の件
数と若干違うのではないかというご質問だろうと思います。過年度分の完了
報告なり、完了届・証明願いが出ていないところにつきましては、分かり次
第指導しまして、今回上がってきているところでございまして、今直ちにど
の部分が出てきているかということは、後程調査して報告をさせていただき
たいと思います。
野崎正博委員
局長、このことで各地区5地区にこういうのを調査して指導しなさいという
のが以前出た。それだったらこの中で19件分はどこかにつけてくれていな
ければ分からないだろう。
松枝事務局長
ただ、差額分の19件が全てではなく、委員さん皆様方にご協力をいただき
まして、調査指導していただいた結果、4条5条で今年度に工事完了したも
のが全て出ているかそういうわけではございませんし、まだ工事進歩途中で
ございます。116件のうち過年度部分につきましては何件あるかというこ
とにつきましては後程ご説明をさせていただきたいと思いますけれどもそれ
でよろしいでしょうか。
野崎正博委員
はい。
議長(会長)
他にございませんか。
(発言委員なし・・・・・)
議長(会長)
それでは意見もないようですので、
「平成26年度事業報告について」、
「平成
26年度の目標及びその達成に向けた活動報告」はご了解をいただいたもの
として処理してよろしいでしょうか。
全委員
「異議なし」の声有。
議長(会長)
議案第1号「平成26年度事業報告について」、「平成26年度の目標及びそ
の達成に向けた活動報告」は承認いただいたものとします。続きまして、議
案第2号「平成27年度事業計画(案)について」、「平成27年度の目標及
議長(会長)
び達成に向けた活動計画(案)」について上程します。事務局に説明を求めま
す。
事務局
議案第2号「平成27年度事業(案)について」
「平成27年度の目標及びその達成に向けた活動計画(案)について」説明。
平成27年度事業方針、具体的な事業内容の説明。
議長(会長)
事務局の説明が終わりました。
「平成27年度事業計画(案)について」、
「平
成27年度の目標及び達成に向けた活動計画(案)について」委員の皆様の
ご意見をお聞きしたいと思います。
真部茂 委員
構いませんか。27年度の目標を掲げているのですが、遊休農地の削減とい
うことで、香川県は独特に小さい田が多い。その中で農地中間管理機構が借
り上げしていただけるのが優良農地のみ。ということは悪い田んぼとか小さ
な田んぼについてはそういう恩恵をあずからない。当然遊休農地が増えると。
その遊休農地が増えたのを我々農業委員が指導しろと言われてもなかなか難
しい面が多々あると思います。その当たり農業会議の松浦さんはどのように
考えていますか。今後どういう方向で中間農地が借り上げていただくか、そ
の当たりお聞きします。
松浦事務局長
今、機構への要望を出していただいたのですが、私の方が直接機構には所属
していませんので機構が今後どうなるかということは言いにくいところがあ
るのですが、今、機構の方は農振の区域内であれば農地を借り上げて担い手
にということを基本に進めております。その中で確かに狭隘な農地、そうい
ったものを借り手の方がある程度おれば当然借り上げていくのですが、ただ
そういった情報、小さな田んぼでもその近隣にある程度面的にまとまれば担
い手の方も借りてくれる可能性がありますので、そういった農地の出し手情
報と言いますか、まずは機構までは借り上げはしないにしろ、そういった出
し手情報というのを皆様方の農業委員会のほうで把握をしていただいて、そ
ういったような情報を持って機構の農地集積専門員が担い手に斡旋をしてい
くなり、また皆様方を通じて斡旋していくなり、そういうような取り組みを
推進していただけるのではないかと思っておるところです。
真部茂 委員
ある程度理解はできるのですが、高齢化になって一番難しいのが法面の草刈
り。そういうところは誰も借りてくれない。そのあたりの解消をしないとい
つまでたっても遊休農地が増えてくる。そのあたりの改善策をもっと具体的
にしてもらいたいと。今、農業委員会では農業者以外の人でも借れるという
方策を今回取り入れて27年度より実施するようにしていますが、それだけ
ではなかなか今の面積から411ha を潰すというのは不可能と思います。そ
のあたりをもっと具体的に方策があれば推進していただければという意見だ
け申しておきます。
松浦事務局長
今の情勢厳しい中で、土地環境も非常に厳しいと。そういった農地が高齢化
とともにどんどん増えていくのに、今度は選んでしか借り入れてくれないと、
現場の事情というのは機構の方も承知はしておると思いますが、今あったこ
ういう意見については機構の方にお繋ぎさせていただいて、少しでも改善さ
れるようお伝えしていきたいと思います。
松枝事務局長
松浦局長の補足説明になるかは分かりませんが、先ほどのお話の中で確かに
遊休農地が増えている、高齢者になっている、といった問題は市内の農業の
全域であろうと思います。そのために27ページに書いてありますように、
人・農地プランの事業計画に参画をしていただいて、地域農業の将来が不安
視されております。そういったところで農業者自らが集まっていただいて今
後5年10年先の地域の農業についてどう考えるかという話し合いの機会を
ぜひ農業委員さん自らが提案していただいて、積極的に進めていけば自ずと
先ほどの遊休農地の拡大も防げていけるのではなかろうかと思います。今回
昨年に引き続き、人・農地プランの事業に参画していただくという目標を掲
げておりますので、どうかひとつ地域に戻りましてそういった課題、問題に
ついて農業者の皆さんと忌憚のないご意見をしていただいて、そういった解
決策について中間管理機構、市、農業会議などに繋いでいきたいと思います
のでご協力をお願いしたらと思います。以上です。
議長(会長)
結構なご意見ありがとうございました。他にございませんか。
小川義洋委員
この中に JA が全く出てこない。田んぼが減る、耕作者が減るということは
儲からないから減るわけで、儲かるのであれば農業に参画してくる人も出て
くる。そうすれば狭い農地も使い方で向いている作物もあるかもしれない。
今、米とか麦とか大豆を中心として考えているからまずいのであろうと思う。
結局、作って、会社に勤める人と変わらない収入があれば、割と自由な時間
が作れるから農業に入ってくる人も増える。そうすれば遊休農地の率が下が
ると思う。遊休農地が増えるのは今の現状では仕方がない、だけどその角度
がきっと減ると思う。それを救うために、もうちょっと農協に働きかけるよ
うなことはできないのかと思うところがある。この中に全く JA が入ってい
ないので。
議長(会長)
分かりました。その意見につきましては、行梅さん、すみません。
行梅義照委員
農協もですね、国の政策では所得増大を掲げています。で、農協改革と所得
増大は考え方が違うのではと思っておりますが、組合員が作った産物につい
ては有利に売っていきたいと取り組んでおりますのでよろしくお願いしま
す。
小川義洋委員
確かにもうちょっと頑張ってほしい。今回 JA が無くなってしまっている。
香川県農協が自分で目標を立てて引っ張っていかなくてはならない。だけど、
先日総代会に出ていても、トップの人がやる気があるのかないのかという感
じがする。もうちょっと誰か引っ張っていくような農業政策を作ってほしい。
議長(会長)
さぬき市の農業委員会の意見としてまた本部の方へ連絡取っていただきたい
と思います。また、その結果ここで発表していただきたいと思います。よろ
しくお願いします。他にございませんか。
村瀬 昭 委員 28ページに農家相談会2回開催すると計画してありますが実績を見ていた
ら2件ですよね。やることはいいのですが事務局として PR というか・・・。
もう少し利用したらいいのでないかという気がするのですが、その当たり何
か事務局として案考えていけそうですか。
松枝事務局長
ご指摘のとおり PR が足らないのではないかということですので早め早めに
そういった周知等をしていきたいと思いますけども、また農業委員さんにお
かれましても地域での話し合い、要は農業委員会として公にこうゆうことを
していますよという PR の1つなんです。で、普段農業委員さんは農家の方
からの相談を受けていると思うのでそういったことを大々的に市民に対して
PR をしておるということを思っていただいたらと思います。
議長(会長)
村瀬さん、何かアイデアがありましたら。
村瀬 昭 委員 やっぱり農協の座談会がありますよね、年1回。それとか、地区の草刈りな
どで不平不満があったら農業相談がありますよと PR は個々に農業委員がや
らなくてはならないですけど、事務局として CATV に告知するとか。してい
ただいておると思いますが回数を増やすとかやっていただきたいということ
です。
議長(会長)
ありがとうございました。他に意見ございませんか。
有馬 守 委員
すみません。鳥獣害対策ですが、香川県みたいな狭い耕地では中山間と普通
のところの線引きが、鳥獣害に関しては、海辺でもどこでもイノシシが出る
し、サルが出る。そこらの線引きの変更とかこれからの計画というのは国の
方の施策ではないでしょうか。もっと拡大するとか。
議長(会長)
さぬき市の猟友会の会長。一言意見をお願いします。
野崎正博委員
中山間の線引きなどは今まで取り上げていないですが、確かにイノシシの被
害、シカによる被害、サルによる被害、これは県下も各市町とも対応はでき
る範囲内で猟友会も協力してやっておるつもりでございます。以上です。
議長(会長)
ありがとうございました。
有馬 守 委員
でも、柵をしたりする補助金が手厚いというのが中山間にはありますよね。
色んな。そういった形の補助金的なものとかの線引きが変わればなと思うの
ですが。
野崎正博委員
柵は中山間でなくてもこちらでもできます。
有馬 守 委員
できるけど、手間代のところで費用を個人的に捻出するのではなくて、捻出
できる方法があるとか。人を使うとか、制度の中でするのか分からないが、
これから農業を拡大してそういうのをするのだったら・・・。
仲本主席普及指導員
中山間地域の場合、恐らく仰られているのが直接支払いの交付金を受けた地
区でその分平場よりも手厚いということですよね。その制度に関しては国の
方で定められた法律、過疎地域ですとか山村地域ですとか、法律に定めてい
る地区設定で線引きされている関係がありますので、そういったご要望があ
るということはお聞きして持って帰らせてもらいます。もう一つの代替案で
すけれども、先ほど仰いました、人・農地プランの中で話し合いされる、ま
さにそれが素晴らしいやり方であります。それでそれを受けて地域の農業を
どうやってクリエイトしていくかという話し合いを繋げていく中で一つの手
法として我々推進しておりますのが、集落営農という形です。集落営農に関
しては必ずしも農業機械の共同利用というわけでなくて鳥獣被害対策という
ことで集落の中の問題を解決しようではないかという風な取り組みに繋げて
いくような事例もございます。そういう風な組織を作って活動するというこ
とであれば県の組織活動に対する助成措置、あるいは組織を充実させていく
ぞというのでありましたら奨励措置というのが各種取り揃えてございます。
我々も鳥獣被害対策に使えるという PR が不足しておったのかなと反省して
おります。そういったことを心掛けて広く周知できるように努めてまいりた
いと思います。よろしくお願いします。
有馬 守 委員
国の方も地方にある程度基金をまわすという話も聞いています。そういった
面にお金を運用していただけるのだったら有りがたいと思います。
議長(会長)
ありがとうございました。他にございませんか。
(発言委員なし・・・・・)
議長(会長)
それでは意見もないようですので、議案第2号「平成27年度事業計画(案)
について」
、
「平成27年度の目標及び達成に向けた活動計画(案)について」
は原案承認ということで処理してよろしいでしょうか。
全委員
「異議なし」の声有。
議長(会長)
それでは異議なしと認め、議案第2号「平成27年度事業報告(案)につい
て」
、「平成27年度の目標及び達成に向けた活動計画(案)について」は原
案承認とします。
(案)という字を消して下さい。本日の上程議案については
議了致しましたが、他に委員さん、事務局から発言がありましたら発言を認
めます。
(発言委員なし・・・・・)
議長(会長)
それでは、平成27年度農業委員会総会を閉会します。長らくのご審議あり
がとうございました。尚、午後1時30分から農業委員会定例会を開催いた
しますのでご出席をお願いします。
(午前11時20分閉会)
上記は会議の顛末を録して正当なることを証して署名する。
農業委員会会長(議長)
署名委員
⑳番
署名委員
21 番
○