平成 27 年度 大阪教育大学附属天王寺中学校 道徳教育研究会 ご案内 「道徳科時代への展望と課題」 本研究発表会は,ここ数年間取り組んできた本校の道徳教育における成果を集約した中 間報告として位置づけております。特に,この 2 年間は,道徳的価値の内面的な自覚を志 向しながら「価値認識」 「自己認識」「自己展望」に関する発問の可能性を探究してきまし た。本年度は,文部科学省の「道徳教育の抜本的な改善・充実に係る支援事業」の研究助 成を受け,多様な教材を用いたり,生徒が教材などを評価したりするなど,道徳科を視野 に入れた実践活動を積み重ねてきました。 このような研究の歩みを踏まえ, 当日は趣の異なる 3 つの道徳授業を公開するとともに, 各授業に分科会を設け研究協議を行います。さらに,その後の全体会において,パネルデ ィスカッションを通して,道徳科時代に向けて展望と課題を明らかにしたいと考えており ます。 【主題】 道徳科時代への展望と課題 【期日】 平成 28 年 2 月 19 日(金) 【時程】 12:50 13:20 受付 公開授業 14:10 14:20 15:20 15:35 17:15 休憩 研究協議 休憩 全体会(パネルディスカッション) 【公開授業】(13:20~14:10) 学年 主題 中1 公正・公平・正義 授業構想の視点 視聴覚教材を使用し,その場面をどう解決するかを通 「だれを先に乗せる?」 し,公正・公平な視点を意識させていきたい。また,そ NHK「ココロ部」第 5 回より の判断の過程において,グループ討議を行うことで,他 人の意見と自分の意見の違いにも気づかせていきたい。 中2 家族愛 「ガラスの小びん」 父親への反発と父親の意外な言動から親心を知る 筆者の思いを考えさせる。また,このできごとから筆 者が抱き始めた将来への展望についても考える機会 とさせたい。 (読み物資料) 中3 正義を見極め実践する。 「正義」とは、人によって、また置かれている状況に よってその定義が変わるものなのか。それとも,普遍的 な「正義」が存在し得るのか。対話を通して考察を深め ていきたい。 【研究協議】 学年 指導助言者 司会者 中1 教育課程調査官 澤 田 浩 一 先生 本校教諭 吉 村 中2 大阪市立豊仁小学校校長 服 部 敬 一 先生 本校教諭 廣 瀨 明 浩 中3 京都産業大学教授 原 弘 志 先生 本校教諭 荊 木 柴 昇 聡 【全体会(パネルディスカッション)】 H23 年からの本校の歩みについて「価値認識・自己認識・自己展望」を踏まえながら報 告するとともに,3 名の先生にはパネラーとなっていただき「新時代の道徳授業に求められ るもの」について鼎談していただきます。 【パネラー】教育課程調査官 澤 田 浩 柴 原 弘 志 先生 大阪市立豊仁小学校校長 服 部 敬 一 先生 本校教諭道徳推進(司会) 荊 木 京都産業大学教授 一 先生 聡 【会場】大阪教育大学附属天王寺中学校 〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町 4-88 (JR 環状線寺田町駅徒歩 1 分) 教員室 TEL:06-6775-6045 FAX:06-6771-2718 ※自家用車でのご来校 はご遠慮ください。
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