月報8月号の巻頭を掲載しました

今
年
の
標
語
「来てみませんか?」と誘える教会を目指そう。
努
力
目
標
◎主日礼拝を大切に守ろう。
◎他教会の働きを知ろう。
◎教会ホームページの充実と活用。
◎地域との交流促進。
聖語
御言葉を宣べ伝えなさい。折りが良くて
も悪くても励みなさい。
(Ⅱ
4:2)
探しました。私は勇気を出して、
神なきところから
一度だけのつもりで教会を尋ね
ました。
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなけ
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなけ
れば、無に等しい。
(コリントの信徒への手紙Ⅰ
れば、無に等しい。
(コリントの信徒への手紙Ⅰ 13:2)
13:2)
聖職候補生
聖職候補生
パウロ
パウロ
歳
歳
實
實
勲
勲
この 4 月以来、この神戸昇天教
そこで聴く説教は新鮮でした。
とくに、
「
『ぶどう園の労働者』の
たとえ(マタイ 20:1-16)
」の御言
葉が、心にしみわたりました。
この御言葉は、私にとっては、
会におきましてご指導を賜り、ま
人生の価値観を大きく転換させ
たそれによる多くの恵みが小さ
てくれるものでした。私はこのこ
きこの私に与えられております
とが、学生の就職問題において、
ことを感謝申し上げます。
一つの心の救いの言葉となるの
私は、広島修道大学で35年間
ではないかと考えるようになり
の職員生活を送っていました。こ
ました。その気付きと感動は今で
の大学は宗教とは無縁の学校で
も忘れることができません。
した。ここで退職前の7年間は、 会がありました。そこで、聖公会
キャリアセンターで仕事をして
というキリスト教の教派がある
いました。
ということを知りました。この大
受洗、そして聖職志願へ
そこから、私は自分の生き方を
その頃は、不況まっただ中、学
学の入学式は、これまでの私が経
変えられないかと思うようにな
生の就職問題が、社会的な問題と
験したことのない落ち着いた雰
りました。私は 2008 年 6 月 8 日
なっていました。日々、学生と向
囲気があり、私の心を捉えました。 洗礼・堅信を受けました。その時
き合いながら、大学の一職員の力
その入学式では、パウロの『コ
点から、私は「教会」に強く引き
ではどうにもならない無力さを
リントの信徒への手紙Ⅰ』にある
寄せられました。さらに教会の交
痛感していました。
「たとえ、山を動かすほどの完全
わりの中で、学生にキリスト教を
そのような状態の中で、私は、 な信仰を持っていようとも愛が
伝えてみたいと思うようになり、
厳しい環境に追い込まれている
なければ無に等しい(13:3)」と
私は徐々に聖職者への道を志す
学生達ための「救い」はどこに見
いう「御言葉」が語られました。
ようになっていました。
出したらよいのかと考える日が
今思えば、その朗読は、私が初
続きました。
不遜な表現で恐縮に存じます
めて聴いた御言葉でした。そして、 が、もし私を用いて下さる神様の
その時から、「愛が無ければ無に
お導きがあるとすれば、そのこと
御言葉との出会い
そのような時、長女が入学した
等しい」という御言葉が、私の心
を信じたいと思うからです。それ
の中に残っていました。
が現在の私に繋がっているよう
立教大学の入学式に列席する機
その後、広島に広島復活教会を
に思います。