2011年3月1日発行第15号 ダウンロード

エーデルワイス
キッズだより
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赤ちゃんから考える歯ならび
近年、乳歯列期から歯と歯の間に隙間がないというお子さんが増えてきています。
隙間がないのは一見良い歯並びに見えますが、永久歯への交換が始めると
どんどん叢生(そうせい…ガタガタ重なってはえた状態)になってきます。
乳歯の時期はいわゆるすきっ歯でなくてはならず、
そのためには乳児期より口の周りや舌の筋肉などが健全にしっかりと育っていかなくては
なりません。
なりません
まず乳児期、赤ちゃんは産まれた時は下顎が小さく後ろにありますが、
母乳をすう動作を繰り返していくことで舌と顎を前に突き出し、舌の筋肉がついていきます。
その後、前歯がはえる頃には食べ物をかみ切る動作、奥歯がはえる頃からすりつぶす動作が
加わっていきさらに口の機能が発達していきます。
そこでポイントとして以下の3つを挙げたいとおもいます。
①なるべく母乳を与える。ミルクの場合、哺乳瓶の乳首をよく選んで買う。
母乳を飲む時のように舌でしごいて吸うことでミルクがでる構造のものを選ぶ
ご
が
(哺乳瓶を傾けただけでミルクがでてくる物は避ける)
②歯に応じた離乳食を与える。前歯がはえてきたら歯の機能を使えるように
自分でかみ切る必要がある形で、かみごたえのあるものをあたえる。
③外遊びをする。
外で遊ぶだけで、走ったり登ったり、と自然にくいしばったり大声を出したりといった機会が
多く持てます。
乳歯の時期からの叢生には原因や対策がまだ分かっていないことが多く推論の域を
でないところもありますが、できることから一緒に考えていきましょう。
私事ですが昨年6月に出産し、とても久しぶりに赤ちゃんのいる生活をしています。
なかなか大変なものですね。当面、午前中のみの診察となりますがよろしくお願いします。
副院長
岡本
美々子
唾液って?
お口の中にある唾液は、食べ物の消化を助けたり、発音や会話をスムーズにしてくれたり、
汚れや細菌を洗い流したりしてくれます。
虫歯菌が作る「酸」を中和して、歯を守ってくれる働きもあります。
そんな働きものの唾液をよく出すためには、よく噛むことが大事です。
よく噛むと唾液がたっぷり出るだけでなく、あごが鍛えられて丈夫になったり、
脳の働きが良くなったり、食中毒の予防になったりと、いいことがたくさんあります。
でも、寝ている間は唾液の量が少なくなるため、虫歯になりやすくなります。
だから、寝る前の歯磨きは特に重要になるというわけです。
唾液も歯と同じように大切にしたいですね。
歯科衛生士
小林
喓稛灸傯糚奠絎凖儔
彝槽滋絞喓鬢
2011惑3槍1梍穎賍缸15嚝
幼若永久歯について
はえたばかりの大人の歯のことを「幼若永久歯」といいます。
この「幼若永久歯」は大人の歯として完成されていないのです。
では、「幼若永久歯」とはどんな歯なのでしょうか?
<はえはじめの6歳臼歯>
完全にはえておらず歯茎に
おおわれ歯磨きしにくい
<幼若永久歯の特徴>
①歯の強度が低く、虫歯に対する抵抗力が弱い
→はえてからも外から栄養(フッ素など)を取り入れだんだんと
はえてからも外から栄養(フッ素など)を取り入れだんだんと
固い大人の歯になっていきます。
②歯の溝が深く複雑で虫歯になりやすい
→特に6歳臼歯は要注意!
③歯の根が未完成
→数年かかって徐々に完成されます。
「幼若永久歯」である頃はまだ自分で完全に歯磨きができる年齢ではありません。
それに加えて虫歯に対する抵抗力が弱いため特に注意が必要な時期です
それに加えて虫歯に対する抵抗力が弱いため特に注意が必要な時期です。
しっかり仕上げ磨きをしてあげてください。
噛み合わせの面が完全にはえるとシーラントという溝を埋める予防処置もあります。
6歳臼歯がはえてきたらぜひ一度検診を受けられることをおすすめします。
歯科衛生士
三藤
マイブーム ~生姜~
少しずつ春の訪れを感じる景色になり、四季の中で春が一番好きな私としては、
本当にウキウキしています。
この冬は全国的に見ても大雪の被害があ たり 厳しい寒さが続きましたね
この冬は全国的に見ても大雪の被害があったり、厳しい寒さが続きましたね。
毎日寒い日が続くと体調がすぐれなかったり、特に女性は「冷え」に悩まされたり・・・
私もその中の一人ですが、「冷えに打ち勝つ!」ために生姜を積極的に摂取していました。
生姜に体を温める効果があるのは、みなさんもよくご存知かと思います。
私は紅茶にすりおろした生姜を入れて(一緒にはちみつや黒糖を入れるとさらにおいし~♪)
1日に何回も飲んでいました。
それ以外にも、料理に使うと子どもがあまりいい顔をしないので、
自分のお味噌汁だけに生姜を入れたり、小さい頃は全く飲めなかった市販の「生姜湯」を
買って飲んだりと、かなり取り入れていました。
今まで薬味としてしか思っていなかったのですが、すっかりあの独特の風味の虜になり、
まだまだ私の中で生姜ブームが続きそうです。
アシスタント
藤原