―― 月 No. 講 講 座 内 容 ―― 座 名 内 容 暦の伝来によって、宮中において年中行事が行われるようになりま す。年中行事は稲作文化と深い関わりがあり、 「種まき・実り」をも 1 暦の伝来と年中行事のはじまり たらす大自然への「期待・願い・感謝」などの心を行事に込めたと 考えます。こうした暦と年中行事の関わりをお伝え致します。 10 <実習 水引で作る小物> 月 贈答の起源は古代にまでさかのぼります。贈答を交わすようになっ 2 包む文化結ぶ文化(1) 贈答の起源と結びの文化 た「動機・機会・贈答様式」をご紹介します。あわせて絹ひもを結 び、贈先の幸せを願う、 「結びの美」についてご紹介いたします。 <実習 飾り結び体験> 紙の量産が可能になった室町時代に、紙を使った贈答様式<折形> 3 包む文化結ぶ文化(2) おりかた 折形文化のはじまり が完成します。武家が紙で折り包み贈答を交わした格式ある包みの 文化をご紹介いたします。 11 <実習 折形体験> 紙で折った掛け紙が外れないようにと結んだ<水引結び>の美しい 月 4 包む文化結ぶ文化(3) 世界をご紹介いたします。 水引文化のはじまり <実習 水引結び体験> 座席は、何故上座・下座が決められているのか。 5 床の間と上座・下座のしきたり 床の間の成立からその答えをひもときます。 12 <実習 上座下座の決め方・座り方> 正月は新たな命のよみがえりと考えた日本人の正月に対する考え 月 6 年中行事<正月> 方・迎え方をご紹介いたします <実習 正月迎えの花> 香の伝来によって、日本における香りの文化が花開きました。光源 7 和の香り(1) 氏が愛した香りの話を交え、平安時代に愛された香りの話をご紹介 いたします。 1 <実習 匂袋づくり体験> 粉末にした香木を数種類組み合わせて作る練香が、貴族達の間で大 月 8 和の香り(2) 変な流行をみました。こうした様子を源氏物語の一節から引用しご 紹介いたします。 <実習 練香をつくる> 近年言葉の暴力や虐めによる様々な問題が表面化しています。いに 9 相手を思う心・言葉・行い(1) しえの人々の心づかいや言葉づかいを学び、住みよい環境づくりを 考えます。 2 <実習 相手を重んじた言葉づかい> 日本人が大切にしてきた言霊の世界を知り、思いやりのある言葉遣 月 10 相手を思う心・言葉・行い(2) いについて参加者の皆様とともに考えます。 <大和言葉と言霊の世界> 1/2 ―― 月 講 No. 講 座 内 容 ―― 座 名 相手を思う心・言葉・行い 内 容 相手を重んじた行動とはどうあるべきかについて考えて見ます。 11 3 <挨拶・呼称・敬語> 日本人の生き方(1) 月 12 花見の起源とサクラ 日本人の生き方(2) 4 花に寄せる日本人の心を、花見の行事からひもときます。 13 外国人がみた日本人の姿 <実習 テーブルを彩る桜> 日本人は何を大切に生きてきた民族なのか。この答えを、中世・近 世に日本を訪れた外国人の手記などを引用し考えます。 <実習 春の花をワイングラスにいける> 月 14 和 服 1) 着物の歴史と変遷 昭和 60 年以降、和服離れが続いてきましたが、最近再び和服ブー 5 月 15 和 服(2) ムが起きています。知っておきたい着物の基礎知識をお伝えします。 <実習 着物の着方・しまい方・お手入れの仕方> <実習 晴れ着・およばれ・普段着の違いと TPO> 16 和 服(3) <実習 バック・小物・履物> 一般的に緑茶は煎茶と抹茶の 2 つに分けられます。日常茶としてな 17 緑茶を楽しむ(1) じみ深い煎茶の歴史と煎茶の心を売茶翁に学びます。 6 <実習 三大産地飲み比べ> お茶を美味しく頂く上で欠かすことのできないお菓子。その歴史を 月 18 緑茶を楽しむ(2) たどります。 <実習 お菓子の頂き方> おいしいお茶の入れ方・頂き方を学びます。 19 緑茶を楽しむ(3) 7 <実習 冷茶を頂く> 武家社会に入ると、一木の香りを楽しむ「聞香」が楽しまれるよう 月 20 和の香り(3) になります。聞香の楽しみ方をご紹介いたします。 <実習 香炉・灰の扱い方> 江戸時代に入ると、香道が盛んに楽しまれるようになります。 21 和の香り(4) <実習 香席でのマナー> 8 月 香道における聞香の基礎知識を学びます。 掛け袱紗とは贈答の際に使われた絹布です。そこに描き出される柄 22 包む文化結ぶ文化 には、贈答先の幸を願う心で溢れています。この美しい袱紗の世界 掛けふくさの種類と使い方 をご紹介いたします <実習 贈答の渡し方> 23 日本人の生き方(3) 日本人と中秋の名月 9 月 24 夜間灯火のない時代、月の美しさをこよなく愛した日本人の心を求 め、月の呼び名・月を歌った和歌などをご紹介いたします。 <実習 煎茶と月見団子を頂く> 和食の歴史と箸の使い方を学びます。 和 食 和食を頂く ※ <実習 和食の頂き方> 内容が急に変更になることや、会場が変更になる場合があります。予めご了承ください。 2/2
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