(3-4) 仕 様 書 1. 契約名称 吸収冷温水機(本館)保守業務 (機種:三洋電機㈱ BUW-240E1G × 2基) 2. 履行場所 大阪府立成人病センター本館地階機械室 3. 契約期間 平成27年10月1日から平成29年3月31日まで 4. 業務内容 (1)一般事項 ア 乙は、契約期間中、冷房シーズンイン点検、冷房シーズンオン点検、冷房シーズンオフ点 検、暖房シーズンイン点検、暖房シーズンオン点検、暖房シーズンオフ点検、冷却水系チ ューブブラシ洗浄、冷却水系水室内塗装補修を行い、機器の良好な運転状態の保持に万全 を期するものとする。 イ 点検整備を行うにあたり、下記は乙の負担とする。 冷却水系チューブブラシ洗浄に関する費用 冷却水系(吸収器・凝縮器)水室内塗装補修に関する費用 1,000円未満の交換部品費及びこれらの取替費用 ウ 乙は、点検整備等を実施するにあたり、派遣する技術員及び工程を事前に甲に通知し、甲 の承認を受けなければならない。 エ 業務委託に従事する者は、従事者の名簿を提出すること。 オ 業務責任者については、 「社員証」の写し及び「健康保険証」の写し等、自社による直接 雇用を証する書類を提出すること。 カ 乙は、契約業務を確実に履行するために、技術員が業務を実施するために使用する契約対 象設備の保全技術資料を作成し、甲の要求に応じ、この資料等の提示と具体的説明を行わ なければならない。 キ 作業中は、職員、作業員の安全には十分に注意すること。また、作業中は技術員に名札を 着用させなければならない。 (2)点検整備の内容及び年間スケジュールは別紙のとおり。 ① 冷房シーズンイン点検(年1回) 冷房実施前(4~5月頃)に技術員が別紙のとおり冷房シーズンイン点検を行い、そ の結果について「作業報告書」を提出すること。 1 ② 冷房シーズンオン点検(年1回) 冷房実施中(7~9月頃)に技術員が別紙のとおり冷房シーズンオン点検を行い、そ の結果について「作業報告書」を提出すること。 ③ 冷房シーズンオフ点検(年1回) 冷房実施後(10~11月頃)に、技術員が別紙のとおり冷房シーズンオフ点検を行 い、その結果について「作業報告書」を提出すること。 ④ 暖房シーズンイン点検(年1回) 暖房実施前(10~11月頃)に技術員が別紙のとおり暖房シーズンイン点検を行い、 その結果について「作業報告書」を提出すること。 ⑤ 暖房シーズンオン点検(年1回) 暖房実施中(12~1月頃)に技術員が別紙のとおり暖房シーズンオン点検を行い、 その結果について「作業報告書」を提出すること。 ⑥ 暖房シーズンオフ点検(年1回) 暖房実施後(4~5月頃)に、技術員が別紙のとおり暖房シーズンオフ点検を行い、 その結果について「作業報告書」を提出すること。 ⑦ 冷却水系チューブブラシ洗浄(年1回) 10~11月頃に、技術員が冷却水系(吸収器・凝縮器内)チューブブラシ洗浄を行 い、その結果について「作業報告書」を提出すること。 ⑧ 冷却水系水室内塗装補修(年1回) 10~11月頃に、技術員が冷却水系水室内塗装補修を行い、その結果について「作 業報告書」を提出すること。 5. 交換部品 乙は、定期的な点検整備及び故障等の緊急対応時でも迅速に復旧できるよう、必要な交換用部品、 消耗品等を保管していなければならない。 6. 故障時の緊急対応 乙は、4(2)の定期的な点検整備以外に、甲から設備の事故及び故障発生の通知を受けたとき は、遅延なく技術員を派遣し、迅速な点検整備を実施し、事故及び故障の復旧に努めなければなら ない。その際、この仕様の内容に含まれない費用が発生するときは、事前に甲に見積書を提出し、 その承認を受けた後、点検整備を行わなければならない。 7. その他 (1)撤去部品 この仕様に基づく作業によって発生する撤去部品等は無償で引き取り、乙の負担において 速やかに搬出すること。 (2)疑義の協議 本仕様書に定めのない事項または疑義が生じた場合は、甲と乙が協議して、これを定める。 2 (別紙) ○ 点検整備の内容 項 目 点 検 整 備 の 内 容 1. 外観検査 2. 付帯設備確認 3. 本体及び操作盤切替 4. 動力系統確認 5. 真空度確認 6. 電気機能点検 ①冷房シーズンイン点検 7. 安全保護装置点検 8. 制御動作関係確認 9. 燃料配管系統漏れテスト 10. 燃焼関係点検 11. 分析用吸収液サンプリング 12. 運転データ記録・運転調整 1. 外観検査 2. 真空度確認 3. 電気機能点検 4. 安全保護装置確認 ②冷房シーズンオン点検 5. 制御動作関係確認 6. 燃焼関係点検 7. 分析用吸収液サンプリング 8. 運転データ記録・運転調整 1. 外観検査 2. 動力系統確認 ③冷房シーズンオフ点検 3. 真空度確認 4. 各部品外観検査 1. 外観検査 2. 付帯設備確認 3. 本体及び操作盤切替 4. 動力系統確認 5. 真空度確認 ④暖房シーズンイン点検 6. 電気機能点検 7. 安全保護装置点検 8. 制御動作関係確認 9. 燃料配管系統漏れテスト 10. 燃焼関係点検 11. 運転データ記録・運転調整 3 項 目 点 検 整 備 の 内 容 1. 外観検査 2. 電気機能点検 3. 安全保護装置確認 ⑤暖房シーズンオン点検 4. 制御動作関係確認 5. 燃焼関係点検 6. 運転データ記録・運転調整 1. 外観検査 2. 動力系統確認 ⑥暖房シーズンオフ点検 3. 真空度確認 4. 各部品外観検査 ⑦冷却水系チューブブラシ洗浄(吸収器・凝縮器内チューブとする) ⑧冷却水系水室内塗装補修(吸収器・凝縮器内の水室とする) ○ 年間スケジュール 4月 5月 ①冷房シーズン 冷房シーズン イン点検 イン 6月 7月 8月 9月 ②冷房シーズン 冷房シーズン オン点検 オン 10 月 11 月 ③冷房シーズン 冷房シーズン オフ点検 オフ ④暖房シーズン 暖房シーズン イン点検 イン 12 月 1月 ⑤暖房シーズン 暖房シーズン オン点検 オン ⑥暖房シーズン 暖房シーズン オフ点検 オフ ⑦冷却水系 冷却水系 チューブブラシ チューブブラシ 洗浄 洗浄 ⑧冷却水系 冷却水系 水室内 水室内 塗装補修 塗装補修 2月 ※ただし、⑦及び⑧については、平成 28 年 10~11 月間における点検整備は不要とする。 4 3月
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